ヨーロッパでも人気を集める中欧観光ですが、中でも最近特に注目を集めているのがハンガリーの首都ブダペストではないでしょうか。
旧共産圏でもあったということで、一昔前までは海外旅行好きの玄人さんが訪れる国と言ったイメージがありました。
ですが、今では見どころ満載の素敵な観光資源から、若い人たちも多く訪れています(実際にブダペストの街中では、若い日本人観光客の方も多く見かけました)。
今回は、そんな人気の観光地ブダペストについて紹介します。
ブダペストのおすすめ観光地はもちろん、必要な観光日数やモデルコースなども触れて行きます。
個人的にも大満足の観光ができました!
本当におすすめの場所となります。
ブダペストやハンガリーは勿論、中欧観光を予定されている方は参考にしていただけると嬉しいです!
目次
そもそもブダペストとは?ブダペスト基本情報
ブダペストは中欧の国ハンガリーの首都になります。
国全体では人口約1,000万人となりますが、そのうち約20%の人々が首都ブダペストで生活しています。
ドナウ川を挟んだブダとペスト(ぺシュト)の2つの街がセーチェーニ鎖橋で結ばれ、後の1873年ブダペストとして一つの街になりました(他、オーブダという街も一緒になっています)。
そんなブダペストの街は、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」として世界遺産に登録されています。
また、ドナウの真珠とも呼ばれるだけあり、ドナウ川両岸を中心にとても美しい街並みが広がっているのが特徴です。
ハンガリー・ブダペストの場所
ハンガリーのブダペストは、中央ヨーロッパに位置します。
ヨーロッパと言われると、フランスやイギリスなど西ヨーロッパをイメージする人が多いと思いますが、そこから見ると東よりになります。
※基本的に東ヨーロッパとなると、ハンガリーよりも更に東のベラルーシやウクライナなどを指します。
参考までにですが、私自身ハンガリーへは上海経由で行ってきました。
帰りはチェコのプラハからでしたが、中欧観光の往復で一人7万円を切る超お得な航空券でした。
ご興味ある方は、是非上記ご覧ください。
ブダペストの空港から市内へは、バスを使うのが便利です。
実際私がバスで空港から市内に行った手順は、上記記事にまとまっています。
こちらも気になる方は、是非ご覧ください。
ブダペストで使われているハンガリーの通貨
尚、使われている通貨はハンガリーフォリントになります。
1フォリント=だいたい0.4円くらい。
ですので、1,000フォリントでざっくり400円となります(当然ですが、時期によって前後しますので最新情報はご自身で調べてみてください)。
ちなみに、ハンガリーはEUに加盟していますが通貨はユーロではないので注意しましょう。
また、これはハンガリー・ブダペストだけではなく多くの中欧の国に当てはまりますが、クレジットカードはだいたいどこのお店も使えます。
おすすめブダペスト観光
ということで、次よりブダペストのおすすめ観光地を紹介したいと思います。
冒頭でもお伝えしました通り、世界遺産に登録されているブダペストは見どころ満載!
以下の場所は、ブダペスト観光の際、是非訪れてみてください。
各観光地の営業時間一覧
ちなみに各観光地の営業時間のスライドを用意してみました。
まとめて営業時間を見たい際は、上記ご活用ください。
ブダペスト観光で絶対必須!ドナウ川クルーズ
おすすめのスポットが豊富にあるブダペストにおいても、個人的に一番見応えがあったのがドナウ川クルーズになります。
ブダとペストの両岸にはブダ城やハンガリー国会議事堂など、美しい建築物が並びます。
更に夜になると、ただでさえ美しい建築物がライトアップされるんです。
ドナウ川クルーズ自体は日中も実施されているのですが、どうせ参加されるなら絶対にナイトクルーズをおすすめします!!
私が参加したドナウ川クルーズは、LEGENDA社のものとなります。
私自身が参加したドナウ川クルーズの予約方法や、そこで見た美しいライトアップの様子は上記別記事でまとめてあります。
ドナウ川両岸の美しい動画などもアップしてますので、上記も是非ご覧くださいませ。
世界一美しい国会議事堂!ハンガリー国会議事堂
世界一美しい国会議事堂と呼ばれる場所を、みなさんはご存知でしょうか?
どこかというと、それはハンガリーの国会議事堂となります。
そのハンガリー国会議事堂ですが、国会の開催期間外であれば一般見学が可能となっています。
ただ、自由に入れるかというと、流石にそうは行きません。
ハンガリー国会議事堂の見学ツアーに申し込む必要があります。
当日の申し込みも不可能ではないのですが…、ハンガリー国会議事堂はとても人気で午前中に訪れたとしてもその日のうちの見学ツアーが全て完売!となっていることも多々あります(基本そうだと思ってください)。
ということで、ハンガリー国会議事堂を見学したいなら事前に申し込んでおくことをおすすめします。
日本にいるうちからネットで申し込み可能です。
日本からの申し込みの仕方や、実施のハンガリー国会議事堂の観光の様子を上記で詳しく紹介しています。
是非ご覧ください。
ハンガリー国会議事堂の営業時間
曜日 | 営業時間 |
月曜 | 8:00〜18:00 |
火曜 | 8:00〜18:00 |
水曜 | 8:00〜18:00 |
木曜 | 8:00〜18:00 |
金曜 | 8:00〜18:00 |
土曜 | 8:00〜16:00 |
日曜 | 8:00〜16:00 |
※祝日やイベント・冬季夏季のタイミングなどによって営業時間は変動する可能性があります。
マーチャーシュ教会や漁夫の砦など見どころ満載のブダ城
ブダ城は、小高い丘に築かれた城となります。
現在のブダ城王宮は、ハンガリー国立美術館、ブダペスト歴史博物館・セーチェーニ図書館図書館などになっています。
チェーセーニ鎖橋をペスト側からブダ側へ渡った先に、ブダ城へ登るケーブルカー乗り場があり、そこからお城に登れます(ケーブルカーは結構並んでいたため、私は徒歩ルートで登りました)。
ブダ城は、建物部分はもちろんのこと、丘の上にあるだけあってドナウ川沿いの美しい景色を一望できるのが魅力です。
また、ブダ城のある丘を北上すると、外観も内観も美しいマーチャーシュ教会があります。
また、マーチャーシュ教会に隣接する格好で、漁夫の砦もあります。
ともに入場可能となります。
ブダ城周辺の観光情報は、上記で詳しく触れています。
よろしければ、併せてご覧くださいませ。
ブダ城内:ハンガリー国立美術館の営業時間
曜日 | 営業時間 |
月曜 | 定休日 |
火曜 | 10:00〜18:00 |
水曜 | 10:00〜18:00 |
木曜 | 10:00〜18:00 |
金曜 | 10:00〜18:00 |
土曜 | 10:00〜18:00 |
日曜 | 10:00〜18:00 |
ブダ城内:ブダペスト歴史博物館の営業時間
曜日 | 営業時間 |
月曜 | 定休日 |
火曜 | 10:00〜18:00 |
水曜 | 10:00〜18:00 |
木曜 | 10:00〜18:00 |
金曜 | 10:00〜18:00 |
土曜 | 10:00〜18:00 |
日曜 | 10:00〜18:00 |
マーチャーシュ教会の営業時間
曜日 | 営業時間 |
月曜 | 9:00〜17:00 |
火曜 | 9:00〜17:00 |
水曜 | 9:00〜17:00 |
木曜 | 9:00〜17:00 |
金曜 | 9:00〜17:00 |
土曜 | 9:00〜13:00 |
日曜 | 13:00〜17:00 |
漁夫の砦の営業時間
曜日 | 営業時間 |
月曜 | 9:00〜23:00 |
火曜 | 9:00〜23:00 |
水曜 | 9:00〜23:00 |
木曜 | 9:00〜23:00 |
金曜 | 9:00〜23:00 |
土曜 | 9:00〜23:00 |
日曜 | 9:00〜23:00 |
※こちらで紹介しましたハンガリー国立美術館・ブダペスト歴史博物館・マーチャーシュ教会_漁夫の砦の営業時間は、現地祝日やイベント、冬季夏季のシーズン変動などにより変化する可能性がありますのでご注意ください。
ブダペストの聖地!聖イシュトヴァーン大聖堂
ドナウ川のペストサイドを少し内陸に行くと、広場の先に大きめの教会が目に入ります。
ここ、聖イシュトヴァーン大聖堂は、ハンガリー王国初代国王の名がつけられた大聖堂です。
上記の写真の通り、内装は絢爛豪華で見るものを魅了します。
私自身は、聖イシュトヴァーン大聖堂がブダペストで最初の観光地だったこともあり、とても印象に残っています。
教会内への入場は無料となります。
ブダペストに訪れて、ここをパスすることもないでしょう。
聖イシュとファーン大聖堂の詳しい場所や、撮影した内部の美しい動画などを上記で紹介しています。
併せて是非ご確認ください。
聖イシュトヴァーン大聖堂の営業時間
曜日 | 営業時間 |
月曜 | 9:00〜17:00 |
火曜 | 9:00〜17:00 |
水曜 | 9:00〜17:00 |
木曜 | 9:00〜17:00 |
金曜 | 9:00〜17:00 |
土曜 | 9:00〜13:00 |
日曜 | 13:00〜17:00 |
※現地祝日やイベント、または冬季夏季によって変動する可能性がございますのでご注意ください。
ヨーロッパ最大のシナゴーグ!ドハーニ街シナゴーグ
ユダヤ教の会堂をシナゴーグといいますが、実はブダペストにはヨーロッパ最大のシナゴーグがあります。
それがここ、ドハーニ街シナゴーグとなります。
日本国内や海外旅行で教会に行ったことのある人は多いと思いますが、ユダヤ教のシナゴーグに入ったことのある人は少ないのではないでしょうか?
ドハーニ街シナゴーグは、ユダヤ教徒の人でなくても観光が可能です。
教会ともまた少し違う独特な雰囲気があります。
折角ブダペストまで訪れるのなら、ドハーニ街シナゴーグも外せない観光スポットになります。
場所や料金などの詳しい情報は、上記の通りとなります。
ドハーニ街シナゴーグの営業時間
曜日 | 営業時間 |
月曜 | 10:00〜16:00 |
火曜 | 10:00〜16:00 |
水曜 | 10:00〜16:00 |
木曜 | 10:00〜16:00 |
金曜 | 10:00〜14:00 |
土曜 | 定休日 |
日曜 | 10:00〜16:00 |
※現地祝日や宗教的なイベントなどで変動する場合があります。
その他ブダペスト観光地
その他のブダペスト観光地としては…
- 英雄広場(上記写真の場所)
- 恐怖の館(ファシズムなどの展示)
- セーチェーニ温泉
- ハンガリー国立博物館
- ブダペスト中央市場
などがあります。
ただ、私の場合はブダペスト以外にもハンガリーで別の目的地があったため、これらの観光はパスしてしまいました…(詳細は後ほどです)。
ブダペストおすすめの観光日数・モデルコースは?
私のブダペスト観光の内容は、前述の通り…
- ドナウ川クルーズ
- ハンガリー国会議事堂
- ブダ城とその周辺
- 聖イシュトヴァーン大聖堂
- ドハーニ街シナゴーグ
と、大きく分けてこの5つとなります。
これらだけなら、超駆け足で観光日数=丸1日だけでも観て周ることは可能となります。
具体的な超駆け足「丸1日」モデルコース例
モデルコースは以下となります。
09:00聖イシュトヴァーン大聖堂
30分観光→移動
10:00ドハーニ街シナゴーグ
60分観光→移動(&軽く昼食)
※チケットで並ぶことも考慮して60分。
12:00国会議事堂見学ツアー
90分観光→移動
14:00ドナウ川沿いを鎖橋まで散策
14:30鎖橋からブダ城へ移動
15:00ブダ城
45分散策→移動
※1日に収める場合、宮殿内は諦めましょう。
16:00マーチャーシュ教会
45分観光
※チケット購入で並ぶこと考慮で45分
16:45漁夫の砦
30分観光→移動(カフェなどで適度に一服)
18:30ドナウ川ナイトクルーズ
以上で、観光終了→レストランで夕食→ホテルに戻る流れです。
上記で紹介した内容ですが、これ実際に私が動いたコースになります。
モデルコースとしては結構ぎゅうぎゅうな内容ですが、仮に1日しかない中で欲張るならおすすめのコースです。
私は、早朝6時ごろブダペスト入国→ホテルに荷物を預ける流れで上記を実現しました。
ただ、正午以降にブダペスト到着という人も多いと思います。
その場合は、二日ないと上記モデルコースも難しいと思います。
ブダペスト観光の日数に二泊三日注ぎ込めるのでしたら、前述のモデルコースにプラスして私の行けなかったブダ城宮殿内の国立美術館にセーチェーニ温泉、それに恐怖の館やハンガリー国立博物館なども良い具合に混ぜられるはずです。
許されるなら、日数は二泊三日以上は確保しておきましょう(そっちの方がのんびりもできますよ!)。
提案!絶角ブダペストまで来たのなら!
ここからは提案になります。
ブダペストまで折角訪れたのでしたら、足を伸ばしてハンガリー国内の別の世界遺産「ホルトバージ国立公園」まで訪れてみてはいかがでしょうか?
ヨーロッパ最大の平原「プスタ」と、そこで脈々と続く独自の騎馬文化に触れることができます。
アジア人観光客も自分たち以外には誰もいない、そんな隠れた名所になります。
ブダペストからも電車で片道3時間ちょっとで行けてしまいますので、日帰り観光も可能です(実際に私もブダペストからの日帰り観光でした)。
ハンガリーまで来て訪れるのがブダペストのみというのも、少し味気ないと思います。
上記別記事で、ホルトバージ国立公園までの具体的な行き方や、観光の様子を詳しく紹介しています。
ハンガリー国内でもう1箇所行ってみよう!と思われた方は、是非参考にしてみてください。
ブダペスト観光の感想
ヨーロッパに行けば、世界遺産なんて決して珍しくないものですよね。
ただ、ブダペストはドナウの真珠と呼ばれるだけあって、流石に美しいもので溢れていました。
また、昼は白やオレンジを基調にした美しい街並み、夜は見るものを圧倒するほどのライトアップと、昼夜で見るものの印象を劇的に変えるドラマチックな街でもありました。
治安はどうなのかな?と少し心配もしてましたが、夜に出歩いていても全然問題ありませんでした(裏通りのBARなどはチャレンジしてません)。
各観光地やホテル・レストラン・タクシーなどは、私の片言の英語も普通に通じ、何不自由なく観光できました。
みなさんも、是非ブダペストに訪れてみましょう!!
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
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Trip.comの予約方法←別記事で解説
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エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
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Agodaの使い方←別記事で解説