世界遺産に登録されているオーストリアのウィーン歴史地区。
今回紹介しますベルデヴェーレ宮殿も、その「ウィーン歴史地区」に含まれた世界遺産となります。
マリアテレジアの時代にハプスブルク家の宮殿となり、あのマリーアントワネットもここで過ごしたのだとか。
今現在ベルデヴェーレ宮殿は、著名な名画も多く貯蔵された美術館となっています。
以下より、場所やチケットにナポレオンの肖像やクリムトの接吻などの展示されている名画を紹介していきます。
ウィーン観光を計画されている方は、参考にしていただけると嬉しいです。
ベルデヴェーレ宮殿の場所
こちらは、庭からみたベルデヴェーレ宮殿となります。
今回紹介するベルデヴェーレ宮殿ですが、実はとっても観光しやすい場所にあります。
と言うのも、上記Googleマップを見てもらっての通りなのですが、ウィーンの鉄道の玄関口&ヨーロッパ中を繋ぐバスターミナル「ウィーン中央駅」から徒歩圏内にあるんです!
私自身、上記の通りバスでハンガリーのブダペストを11時に出発し14時ごろにウィーンに到着したのですが、ベルデヴェーレ宮殿は駅からの近さから着いたその日のうちに観光できました。
※勿論、宿泊するホテルも駅近である必要がありますからね(チェックインして荷物を預けるため)。
ベルデヴェーレ宮殿の入場料・チケットについて
こちらが、ベルデヴェーレ宮殿内にあるチケット売り場になります。
ベルデヴェーレ宮殿は当日券でも見学可能ですが、15:40にチケット購入で並んだ私は15分ほど待たされました(ちなみに私が訪れたのは日曜日でした)。
ベルデヴェーレ宮殿のチケットがこちら。
上記にも記載ありますが、入場料は16ユーロでした(2019年10月時点のものになります)。
ベルデヴェーレ宮殿の展示内容
前述の通り、ベルデヴェーレ宮殿は現在美術館となっています。
チケットを見せ入ると、上記のエントランスとなり絵画などの展示がはじまります。
展示されている作品数は美術史美術館に次ぐ数だそうで、ウィーンでも2番目の規模の美術館なんです。
そんなベルデヴェーレ美術館においても目玉は2つあります!
それが、日本でも大人気の画家、クリムトの代表作「接吻」。
そして、もう一つが教科書でもよく見るナポレオンの肖像画となります。
こちらが、クリムトの接吻となります。
有名な作品ですが、めちゃくちゃナチュラルに展示されているんです。
そして、こちらがナポレオンになります。
作品名は、「ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト」。
作者は、フランスの画家ジャック・ルイ・ダヴィッドとなります。
さて、詳しい人は、あれ?と思ったんじゃないでしょうか。
それもそのはず、「ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト」はヴェルサイユ宮殿やその他の場所で、計5枚存在しているんです。
5つあるうちの一つが、ここベルデヴェーレ宮殿にあると言うことなんです。
ネットで調べると、5つ全てを見比べることも可能です。
同じ作者であるものの、それぞれが微妙に異なり見比べるだけでも楽しいですよ!
ベルデヴェーレ宮殿の感想
上記は、美術館エリアの宮殿内から外の庭を撮影した写真になります。
美術館だけではなく、ご覧の通り素敵な庭もベルデヴェーレ宮殿の魅力だったりします!
さて、今でこそ美術館となっているベルデヴェーレ宮殿ですが、冒頭でも触れた通りハプスブルク家の女帝マリアテレジアが買収し、マリーアントワネットが過ごした歴史ある宮殿でもあります。
また、「会議は踊る、されど進まず」で有名な、ナポレオン失脚後に開かれたウィーン会議もここベルデヴェーレ宮殿で行われたのでした。
正直私自身、美術のことはあまり詳しくなく「ふーん」くらいで終わったのですが、上記のような歴史的な背景やイベントがあったと言うのはとても感慨深いものがありました。
人によって美術作品でしたり歴史的なバックボーンでしたり魅力に感じる部分は違うと思いますが、どちらかが好きな場合は絶対に訪れる価値はあると思います。
ウィーン観光の際は、ベルデヴェーレ宮殿も是非検討してみましょう!
最後に、ウィーン全体の観光について紹介させていただきます。
見どころの多いウィーンを、限られた観光日数でどうまわるのか?これって結構重要な問題なんです。
実際にウィーン観光を堪能した経験から、モデルコースを紹介しています。
結構詰め込みプランになってしまっていますが、ご興味ありましたら是非上記ご覧くださいませ。
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Trip.comの予約方法←別記事で解説
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