香港旅行のハイライトといえば、やっぱりビクトリアピーク!先日、私も実際に訪れて、その素晴らしい景色を堪能してきました。
今回は、私の体験談を交えながら、ビクトリアピークへの行き方、特にピークトラムのチケット購入や、絶景スポット「スカイテラス428」について詳しくご紹介します。
ビクトリアピークのチケット情報を探している人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ピークトラム乗り場へ!チケット購入と混雑状況(午前編)

私たちがピークトラムの山麓駅に到着したのは、午前10時48分。比較的空いている時間を狙って午前中に訪れたつもりでしたが…甘かった!すでにトラム乗り場は長蛇の列ができていました。

ピークトラムのチケットと、山頂の有料展望台「スカイテラス428」への入場がセットになったチケットを購入することに。価格は一人168香港ドル(訪問当時、日本円で約3,100円)でした。このビクトリアピーク チケット(セット券)を買うだけでも、なんと25分待ち!

「これでやっと乗れる…」と思いきや、チケットを買ってからも乗車待ちの列が続きます。

人の波について進むと、ようやくピークトラムが見えてきました。結局、トラムに乗車するまでには40分ほどかかりました。
休日は午前中でもこの混雑ぶりです。特に夜景目当てで夕方以降に訪れる場合は、相当な待ち時間を覚悟した方が良さそうです。

ひょっとしたら、オンラインから事前にチケットを購入しておいた方が良いかもしれません!実は、オンライン予約の方がチケットは安かったりします汗
KLOOK:ピークトラム往復+スカイテラスチケット=2,801円(記事公開時)
いざ山頂へ!ピークトラム乗車体験

長い待ち時間を経て、ついにピークトラムに乗車!動き出すと、ぐんぐんと急勾配を登っていきます。窓の外を見ると、かなりの角度でびっくり!まるでアトラクションのようです。
最初は山間の緑と、次第に見えてくる高層ビル群のコントラストが新鮮です。徐々に視界が開け、「The 香港」といった景色が広がってくると、期待感でワクワクします。
山頂に到着!ピークタワーとスカイテラス428

山頂駅を出ると、すぐにお土産物屋さんが並んでいます。可愛いマグネットなどがたくさんありました。駅直結の建物は「ピークタワー」と呼ばれ、この最上階に有料展望台「スカイテラス428」があります。
途中、昔の香港をイメージしたようなレトロなパネル展示エリアなどを通り抜け、エスカレーターでぐんぐん上へ。そして、ついに「スカイテラス428」の入り口に到着!

扉を抜けると…目の前に広がるのは、息をのむような絶景!香港島の高層ビル群が眼下に広がり、ビクトリアハーバーを挟んで九龍半島まで一望できます。
ガイドブックなどでよく見る景色ですが、実際に生で見ると迫力が違います。
「なぜこんなに高層ビルが密集しているんだろう?」と思いますよね。実は香港島、特にピーク周辺は平地が非常に少なく、海と山に挟まれているため、建物を上に伸ばすしかなかったのだとか。その結果、世界有数の摩天楼が生まれたそうです。
スカイテラス428での注意点と歴史の話

スカイテラス428は標高428メートルにある屋外展望台。そのため、かなり風が強いです!訪れた日も風の音がゴーゴーと響いていました。また、体感温度も平地より少し低く感じます。
少し歴史の話をすると、香港島はアヘン戦争後にイギリスの植民地となりました。ビクトリアピークは、海沿いよりも涼しい気候だったことから、外国人の高級住宅地として開発された歴史があります。

ちなみに、「ビクトリアピーク」の名前は、当時のイギリス女王、ビクトリア女王にちなんで名付けられたそうですよ。そして、先ほど乗ってきたピークトラムは、なんと1888年から運行しているというから驚きです!
風は強いですが、この景色は何物にも代えがたい体験です。ビクトリアピークのチケット(スカイテラス428入場券)は有料ですが、その価値は十分にあります!無料の展望スペースもありますが、見える景色の広がりや角度は、スカイテラス428とは比べ物になりません。せっかくここまで登ってきたなら、ぜひスカイテラス428からの眺望を楽しんでください!
帰りのピークトラムと所要時間

ピークタワーの外観は、お椀のようなユニークな形。帰りのピークトラム乗り場もタワー内にありますが、一度タワーの外に出てから再度入口を探す必要があるので少し注意が必要です。
ピークトラムのチケット購入や乗車待ち時間を除くと、ビクトリアピーク山頂での観光(スカイテラス428、お土産含む)にかかった時間は、約1時間15分ほどでした。待ち時間を含めると、午前中の訪問でも全体で2時間半~3時間くらいは見ておくと良さそうです。

ピークトラムのチケット購入や乗車待ち時間を除くと、ビクトリアピーク山頂での観光(スカイテラス428、お土産含む)にかかった時間は、約1時間15分ほどでした。待ち時間を含めると、午前中の訪問でも全体で2時間半~3時間くらいは見ておくと良さそうです。
まとめ:ビクトリアピーク観光のポイント
香港旅行の定番、ビクトリアピーク。実際に訪れてみて、その人気の理由がよくわかりました。最後に、これから訪れる方へのポイントをまとめます。
- ピークトラムは混雑必至! 特に週末や夕方~夜は時間に余裕を持つこと。
- ピークトラム チケットやビクトリアピーク チケット(スカイテラス428入場券)はセットでの購入が便利。事前予約も検討を。
- 絶景を堪能するなら「スカイテラス428」への入場が断然おすすめ!
- 山頂は風が強く、少し肌寒いことがあるので羽織るものがあると良い。
- 待ち時間を含め、最低でも2時間半~3時間は所要時間を見ておく。
香港を訪れた際には、ぜひこの素晴らしい景色を体験してみてくださいね!
今回紹介するビクトリアピークの内容含め、香港・マカオ観光の様子は上記動画でバッチリ解説しています。こちらもぜひ併せてご覧ください。