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いざプラハ城観光!聖ヴィート大聖堂や旧王宮に黄金の小道など

プラハ城の夜景

中世ヨーロッパの姿を今に残す、とても素敵な街・チェコのプラハ。

世界中から観光客を引き寄せる、魅力的な観光都市でもあります。

当然、街全体が世界遺産にも登録されています。

プラハは、観光に訪れるべき見どころが本当に多い場所になります。

その中においても、観光から絶対に外すことの出来ないのが、今回紹介しますプラハ城なんです。

以下より、私が実際に観光しましたプラハ城の様子をお届けします。

これからチェコや中欧諸国を観光しようと思われている方の参考にしていただけたら、とても嬉しいです。

それでは、是非最後までお付き合いくださいませ。

プラハ城観光の前に!城のあらましについて

上記の写真は、ペトシーンの丘にあるタワーからプラハ城とモルダウ川(チェコ語:ブルタバ川)とカレル橋を1枚の写真におさめたものとなります。

左側の塔が建っているエリア(あれは聖ヴィート大聖堂です)一体が、プラハ城となります。

プラハ城は、長さ570メートル・幅130メートルほどの敷地に建つ城となっており、10世紀には既に今見る規模と同じ大きさのお城になっていたそうです。

そのことから、プラハ城は世界一大きなお城、そして世界一古い城としてギネスブックに登録されています。

上の写真は、カレル橋付近から見たライトアップされたプラハ城となります。

プラハ城は、歴史的には神聖ローマ帝国皇帝の居城であり、その後、様々な戦禍や大火に巻き込まれながらもオーストリア帝国のマリア・テレジアなどが増改築を進め、今の形となりました。

第二次大戦中は、城自体には致命的な被害はなかったものの、ナチスに占領され拠点として使われていました。

プラハ城への行き方について

チェコの首都だけあって、プラハは地下鉄網が発達しています。

そのため、プラハ城への行き方については、地下鉄を利用するととても便利です。

プラハ城は、上記の場所にあります。

地図を拡大していただくと、プラハ城とブルタバ川の間付近に小さいですが「M」という表記があると思います。

これ、メトロの「M」で地下鉄駅を意味しています。

更に地図を拡大すると、そちらの駅が「Malostranska」駅と表記されていますよね?

そちらが、プラハ城の最寄り駅となります。

駅からの行き方としては、駅正面にある庭園のような場所を抜けて、先ほどのGoogleマップの広い道路に出てください(一見、お城へ遠回りしているように感じるかもしれませんが、そちらの方が結果的に近いです)。

広い道路に出たら北上すると、城に入る上りの階段の道に出会します。

上の写真は、そちらの道を上から下に向かって撮影した様子となります。

駅からプラハ城へ向かう際は、ずっと上り道となりますので、ヒールなどではなく歩きやすい靴で向かうと良いでしょう

※プラハ城内では、約300段ある大聖堂の塔に登ったりも出来ますので、それを考えても歩きやすい靴がマストだと思います。

いざプラハ城観光!観光の様子

ということで、到着しましたプラハ城!!

こちらのプラハ城ですが、様々な国から多くの観光客が訪れるため、プラハ市内でも1番厳重なセキュリティチェックを受けないと入城できないことになっています。

上の写真では分かりにくいかもしれませんが、空港にあるような荷物チェックと、警官?軍人さん?による荷物チェックが行われます。

セキュリティチェックを通過すると、次にチケット購入となります。

プラハ城は、前述の通り世界一大きなお城となるため、見どころも満載。

満載すぎて、全ての箇所を観光するコースは…

プラハ城観光Aコース:旧王宮・聖イジー教会・黄金の小道・聖ヴィート大聖堂・プラハ城歴史博物館(博物展示)・火薬等・ロジュンベルク宮殿の合計7箇所を巡るコースで、一人チケット代=350チェココルナ(約1500円)となります。

プラハ城観光の良いとこどりなBコースは、旧王宮・聖イジー教会・黄金の小道・聖ヴィート大聖堂の合計4箇所で、一人チケット代=250チェココルナ(約1000円ちょっと)となります。

私は、ストラホフ修道院などプラハ城周辺で他にも観たい場所があったので、ここではBコースのチケットを購入しました。

ちなみに、コースには含まれていませんが、プラハ城で一番高い建物にあたる聖ヴィート大聖堂南塔に登るには、150チェココルナが別途必要だったりします。

プラハ城観光:聖ヴィート大聖堂

聖ヴィート大聖堂は、世界でも3番目の高さを誇るゴシック建築になります。

それだけ巨大な空間に、チェコを代表する画家であるミュシャのステンドグラスや、パイプオルガンの伴奏で歌われる聖歌の歌声などが響き渡ります。

聖ヴィート大聖堂については、上記の別記事で詳しく紹介しております。

他の記事で紹介していますが、まだまだ少ないものの色々な国の教会や寺院を見てきました。

その中でもこの聖ヴィート大聖堂は、間違いなくTOP3には入る圧巻の建造物でした。

胸が締め付けられるといいますか、心に圧力がかかるほどの荘厳さがありました(勿論それが不快に感じるわけではありません)。

圧倒的な何かを目の前にした時の心のざわつきと言うのでしょうか。

これは、是非皆様の体感していただきたいな!と思います。

プラハ城観光:聖イジー教会

聖イジー教会 外観

聖ヴィート大聖堂の裏側にあるのが、こちらの聖イジー教会となります。

その歴史は古く、建設されたのは西暦920年だそうです。

聖イジー教会

入ってみると、このような空間が広がります。

先ほどの聖ヴィート大聖堂があまりにも巨大すぎて、少し小さく感じられるかもしれませんが、今より1000年ほど前からあると思うと凄いことですよね。

聖イジー教会 パノラマ撮影

中央を進むと、天井にはとても歴史を感じさせるフレスコ画が描かれています。

聖イジー教会  内装

プラハ城観光では、絶対に外せない教会となります。

プラハ城観光:黄金の小道

続いてプラハ城内で観光したのは、こちらの黄金の小道でした。

小道と言うだけあって、確かに道は狭いです。

こちらは、15世紀に作られた金細工職人やお城の警備員が住んでいたエリアになります。

金細工の職人が住んでいたらか、黄金の小道なんです。

第二次世界大戦前まで居住地として使われていました。

かの有名な作家、フランツ・カフカも住んでいたのだとか。

こちらが小道の脇にある家に入った様子です。

先ほど警備員さんの住居でもあったと紹介しましたが、それもあって今では武具が展示されています。

その他にも色々な部屋がありました。

部屋に入るとスペースも狭いので、のんびり観光と言う感じではありませんでした。

プラハ城観光:ダリボルカ

ダリボルカ

ダリボルカは、黄金の小道を抜けると見学できる、かつての牢獄兼拷問施設となります。

アイアンメイデン

欧米の老夫婦と、アイアンメイデンを見ました。

ちなみにこのアイアンメイデン、ドイツ語ではアイゼルネ・ユングフラウと言うんですね。

先ほど紹介しましたプラハ城の観光コースA/B共に追加料金なしで見学できます。

特にグロ系やびっくり系のギミックなどはないので、安心して見学できます。

ただ、見て面白いものかと聞かれるとなんともですね。。。

地下もあり、そこでは拘束具や罪人を吊るしたであろう鎖などがありましたが、気分の良いものでもなかったので写真や動画は撮影しませんでした。

プラハ城観光:旧王宮

プラハ城の旧王宮も見学可能となっています。

旧王宮は、高さ13メートルの天井に対して62メートル×16メートルの広さを誇るホールが1番の見どころとなります。

こちらがその空間となります。

ホール自体は、当時の建築では難しいと言われていた、支柱なしでの大規模空間を実現したりと、ゴシック建築に対して大きな影響を与えたそうです。

シャンデリアも中世の雰囲気を漂わせるもので、とても美しく感じました。

ホール以外は写真撮影禁止となっているエリアも多かったのですが、他にも議会城など観るべき場所はそれなりにありました。

Aコース・Bコースとどちらも見学できる場所なので、折角プラハ城へ訪れたのなら旧王宮も観光するべきでしょう。

プラハ城観光の感想

プラハ城観光をしてみての感想ですが、正直に言ってしまうと聖ヴィート大聖堂が全てを持っていってしまった感があります

それだけ、聖ヴィート大聖堂の存在感が強いのです。

勿論、ここで紹介しましたプラハ城内の他の見どころも決して悪くはないのです。

諸外国の建築物系の観光名所に行ったなら、「うん、素敵だね♪」「来れてよかったね!」と思えるものだと思います。

ただ、聖ヴィート大聖堂が頭4〜5個は抜けているので、その印象がほぼほぼになるのです。

プラハ城の聖ヴィート大聖堂に訪れてみてください。

中欧諸国4カ国を一緒に巡った連れも、聖ヴィート大聖堂が「一番清く感じた」「他の教会に天使がいたとしたら、聖ヴィート大聖堂には大天使がいるように感じた」と言っていました。

人それぞれの感じ方はあるのでしょうが、プラハ城にある聖ヴィート大聖堂には色々と感情を揺さぶられると思いますので、是非プラハ城に訪れてみてください!