2018年4月、ウズベキスタンのブハラに行ってきました。
ブハラでは一泊二日と短めの滞在になってしまいましたが、主要な観光地はだいたい行けたと思います。
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今回は私が訪れたブハラの各観光地をダイジェストでご紹介していきます。
ウズベキスタン、そしてブハラへの観光を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後までお読みくださいませ。
ちなみに、個人手配でブハラまで行ったとしても、歴史や生活の様子は日本語で詳しく教えてほしい!と言った場合には、現地のオプショナルツアーを利用するのも手です。
上記リンクから、ブハラ発の日本語対応もしているオプショナルツアーが確認できると思います。
また、初めての中央アジア、ロシア語圏で英語もあまり通じず不安だなぁという人は、私もブハラ及びウズベキスタン観光でお世話になりましたHISウズベキスタンツアーを使うのも良いと思います!
HISさんのおかげで個人的にはとても充実の観光ができました!もし必要でしたら、そちらも確認してみてください。
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説
目次
まずはアフラシャブ号でサマルカンドからブハラへ移動!
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ブハラへ入る前は、ウズベキスタンのサマルカンドで三日間過ごしました。
名残惜しい青の都サマルカンドからブハラへは、ウズベキスタンの高速鉄道「アフラシャブ号」を使って訪れました。
日本の新幹線にも負けずとも劣らず?座り心地や駅の様子などアフラシャブ号の詳細は、
ウズベキスタン高速鉄道アフラシャブ号でサマルカンドからブハラへ
上記で紹介しておりますので、併せてご確認ください。
ブハラの中心ラビハウズと隣接する旧ユダヤ人街観光
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ブハラ到着後、すぐに向かったのはブハラの中心に位置するラビハウズ。
写真は夜のラビハウズになりますが、到着は日中でした。
ラビハウズ正面にあるかつてのキャラバンサライ、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ。
そして、これぞ中央アジア!まるでゲームの世界!と思わせてくれた
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旧ユダヤ人街も散策しました。
更には旧ユダヤ人街にある小学校にも訪問させてもらっております。
ブハラの中心ラビハウズとその周辺観光!ユダヤ人街で小学校も訪問
上記にてそれら詳細を触れてますので、ご興味ありましたらそちらもご覧くださいませ!
ブハラで一番感動したアブドゥールアジスハーンメドレセとウルグベクメドレセ観光
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写真はアブドゥールアジスハーンメドレセの内部にあります。
多くのメドレセは大きく修復されたりしているのですが、アブドゥールアジスハーンメドレセの内部は写真の通りひび割れている=当時の姿のままなんです。
当時のままでもこの美しさ!更には…
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こちらは外観の模様になりますが、圧倒的な美しさ!!
赤や黄を使った色彩はサマルカンドにもない色彩美なんです。
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アブドゥールアジスハーンメドレセの正面には、ウズベキスタンで二番目に人気(一番はやはりティムールさん!)のウルグベクさんがブハラで唯一建てたメドレセ、ウルグベクメドレセがあります。
アブドゥールアジスハーンメドレセとウルグベクメドレセへの観光の様子は、
ブハラのウルグベクメドレセとその正面アブドゥールアジスハーンメドレセ
写真多めで上記にて触れています。
アブドゥールアジスハーンメドレセは、ぜひ肉眼で見て欲しいな!と思えるくらい素敵な空間でした!!
発掘されたばかり?マゴキアッタリモスク観光
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ウズベキスタンにあるメドレセやモスクとは一線を画す建築物が、ここマゴキアッタリモスクになります。
見た目からして違う感じであるのが伝わると思いますが、なぜ違うのか?そして具体的にどう違うのか?については下記で触れています。
ブハラのマゴキアッタリモスクへ!地中に埋められていたその理由は?
ご興味ありましたら、ぜひご覧くださいませ。
カラーンミナレットとカラーンモスク観光
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ブハラと言えばここ!カラーンミナレットとカラーンモスクがブハラ観光で一番有名な気がします。
チンギスハンの侵攻を受けながらも破壊を逃れたカラーンミナレット。
現地ガイドさんに教えていただいたそのエピソードや、カラーンモスク内部の様子などは
命の灯台?ブハラのカラーンミナレットと圧巻のカラーンモスクへ
こちらで紹介しております。
現役神学校は10校のみ?その一つミルアラブメドレセ観光
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カラーンミナレットやカラーンモスクの正面にあるのが、ここミルアラブメドレセになります。
メドレセ=イスラム教の神学校なのですが、多くのメドレセは本来の神学校の役目を終え観光地になってしまっているのですが、ここミルアラブメドレセはウズベキスタン内に10校しか無い現役の神学校となります!
そして、そんな神学校ミルアラブメドレセの内部も見学させてもらえることになりました。
内部の様子や今でも現役の神学校として現存できた理由など、
えっ?入れるの?ブハラ現役神学校ミルアラブメドレセに入ってみた
こちらの個別記事で詳細触れています。
気になる方は、ぜひこちらもご覧くださいませ!
ブハラ・ハンの王宮アルク城観光
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ブハラ初日、最後の観光はここアルク城。
現在のウズベキスタンはロシアに攻め込まれる以前「コーカンド・ハン国」「ヒヴァ・ハン国」そして「ブハラ・ハン国」といくつかの国に別れていました。
ロシアの南下政策の下、次々に降伏していく他のハン国の中で最後まで反抗したのがブハラ・ハン国でした。
結果、ここアルク城はロシアの大規模攻撃により大きく破壊されてしまいます。
それでも、場内には当時のものが多く残っています。
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アルク城で見た夕日はとっても大きかったです。
上記アルク城の様子も、ぜひご覧ください。
中央アジア最古?イスマイール・サーマーニ廟観光
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ブハラ滞在二日目の早朝に訪れたのが、現存する中央アジアのイスラム教建築では最古のものになるイスマイール・サーマーニ廟。
もちろん中にも入れます。
最古のイスラム建築だけあって、イスラム教のみならずそれまでブハラに根付いていたゾロアスター教の建築様式も見て取れる独特な遺跡になっています。
中の様子も神秘的!
ブハラのイスマイール・サーマーニ廟!中央アジア最古のイスラム建築
ぜひご覧くださいませ。
チャシュマアイユブとその正面イマーム・アリ・ブハリ記念館観光
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写真はチャシュマアイユブになります。
ここチャシュマアイユブはティムールがブハラに作った唯一の建築物。
旧約聖書に出てくる預言者の泉という意味があります。
中には、ペストが流行した際にもペスト菌の影響を受けずにブハラの人々を助けた井戸などがあります。
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また、チャシュマアイユブの正面には写真のイマーム・アリ・ブハリ記念館が建っています。
イスラム教の教祖ムハンマドの言動を記録したイマーム・アリ・ブハリを讃える記念館なんです。
マレーシア等の一部のイスラム教の国からは、メッカ・メディナに次ぐ聖地とされているそうです。
ブハラのチャシュマアイユブと正面のイマーム・アリ・ブハリ記念館へ
観光地化されてない?荘厳なボロハウズモスク観光
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ブハラで一番最後に訪れたのが、ここボロハウズモスクとなります。
ここは観光地化されたモスクではなく、今でも現地の人々が祈りを捧げるモスクになります。
実際に中に入り、旅の無事をボロハウズモスクの神職者の方に祈っていただきました。
中の様子や詳しい外観などは別の記事で紹介しています。
ブハラのボロハウズモスクへ!荘厳ながらも観光地化されてないモスク
ぜひその模様も上記からご覧ください。
そしてヒヴァへの大移動!
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世界遺産ブハラ観光では、ここまで紹介した13の場所を見て周りました。
ブハラに行ってみたくなりましたか?もしそうでしたら、とても嬉しいです!
また、冒頭でも触れた通り、ブハラには行ってみたいものの初めての中央アジアで不安><!という人は、ツアーを使ってみるのが良いと思います。
ホテルスタッフさんや、英語教育を受けている子どもたちは英語も通じますが、旧ソ連圏にあった国のため、基本的には英語は通じません。
それも含め不安な場合は、やはりHISで行くウズベキスタンツアーなどを使った方が良いと思います。
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そしてブハラを後にして次向かったのは、同じく世界遺産のヒヴァ。
ブハラからヒヴァは冒頭で触れた高速鉄道アフラシャブ号が走っていません。
空路で移動することも可能なのですが、今回は陸路のバスで8時間移動!
ヒヴァまではウズベキスタンに広がるキジルクム砂漠を横断しました。
途中、ちょっとだけウズベキスタンに内包されているカラカルパクスタン共和国にも入っています。
ウズベキスタンのキジルクム砂漠と少し入国カラカルパクスタン共和国
チャイハナで美味しい串焼きもいただいたりと、充実の移動の様子は上記からご覧ください!
ウズベキスタンに行くなら