世界遺産ヒヴァの城壁内イチャン・カラに行って来ました。
カルタミナルやジュマモスクなど多くの観光地に訪れましたが、今回はその中からタシュ・ハウリ宮殿の模様を紹介したいと思います。
是非、最後までお付き合いくださいませ!
タシュ・ハウリ宮殿
「石でできた庭」という意味を持つタシュ・ハウリ宮は、19世紀に作られた比較的新しい宮殿となります。
17世紀に作られ、それまで宮殿として機能していたクフナ・アルク城塞を古い宮殿、そしてここタシュ・ハウリ宮殿を新しい宮殿と呼び現地の人は区別していたそうです。
一番手前が王様のスペース、その近くから第一夫人、第二夫人、第三夫人、第四夫人のスペースとなります。
写真では分かりにくいかもしれませんが、一番手前の王様の間の方が50センチほど高くなっています。
これ、最初は同じ高さだったのですが、完成後にわざと高く作り直させたそうです。。
ちなみに一番最初の写真の1階に小さな扉が見えると思いますが、王様から第四夫人のスペースに対応するように扉が設置されています。
ここから、それぞれに対応する10名のメイドが出入りしていたそうです。
タシュ・ハウリの王様の間の天井です。
中東のデザインというよりも、どことなくアジアンチックな雰囲気がありますよね。
同じウズベキスタンのサマルカンドやブハラ同様、ここヒヴァもシルクロードの要だけあって、アジアサイドの文化も多く入って来た証拠なのでしょう。
王の間にはこのような扉がついており、奥に入ると、、
王様専用の部屋があります。
ここはなんとなく中東の雰囲気があるような気がしませんか?
タシュ・ハウリ宮殿の中央には、このような井戸があります。
水の少ない地域だからこそ、宮殿の中央に井戸があるんですね。
タシュ・ハウリ宮殿の後に、先ほどもちらっと紹介した「古い宮殿」クフナ・アルク城塞にも行って来ました。
ヒヴァのクフナ・アルク城塞と見張り台からの感動の世界遺産眺望
ヒヴァだからこその美しい眺望も紹介してますので、宜しければそちらもご覧くださいませ。
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