ウズベキスタンのサマルカンド・ヒヴァに並ぶ世界遺産都市ブハラに2018年4月、観光に行ってきました。
今回はその中からブハラのミルアラブメドレセに訪れた際の様子をお届けいたします。
正面にカラーンモスクとカラーンミナレットを見据えるミルアラブメドレセ。
今も現役の神学校として本来の役割を果たしているミルアラブメドレセの中にも入ってきました。
是非最後までご覧ください。
ミルアラブメドレセ
前述の通り、カラーンミナレットとカラーンモスクの正面に建つのが、このミルアラブメドレセ。
メドレセはイスラム教の神学校になるのですが、実はウズベキスタンの中でも現在も神学校として機能しているメドレセは10校しかありません。
現在のメドレセは観光施設になってしまっているのがほぼほぼなんです。
そんな中にあって、ミルアラブメドレセは現役バリバリの神学校。
人口30万人、ウズベキスタンでも5〜6番手の都市に位置しながら「知識の基本」という意味を持つブハラ。
メドレセの数はウズベキスタン1なんだそうです。
ミルアラブメドレセ自体は16世紀に建てられたものですが、旧ソ連統治時、メドレセは神学校としての活動を禁止されました(宗教を禁止し代わりにウォッカを与えたとガイドさんは言ってました)。
その中においても、ミルアラブメドレセだけは活動を許されたとか。
というのも、
黄金の霊廟グーリアミール廟!ティムールやウルグベクが眠る荘厳な霊廟へ
上記の記事で詳しく触れているのですが、ティムールの眠るグーリアミール廟でティムールの墓を暴いた旧ソ連軍は、彼の呪いでドイツから侵攻を受けます。
もちろん旧ソ連も呪いなんていうものは信じていなかったとは思いますが、万が一にも呪いがあるのであれば、それを研究する機関が必要!ということでミルアラブメドレセがその機能を担うため神学校として活動を許されたのでした。
ミルアラブメドレセ内部
現役の神学校。
本来内部に入る予定はなかったのですが、現地ガイドさんがどんどん中に入っていきます。
えっ?いいの??と思いながらもついて行くと、ちょうどアザーンのタイミングで学生さんたちがメドレセ内のモスクに集まって行くところでした。
ちなみに、ミルアラブメドレセは現在140名の学生さんがいらっしゃって、うち30名ほどがメドレセに宿泊しながら勉強しているそうです。
もともとメドレセは学校と宿舎がセットになった施設なので、今でもそうしている学生がいるんですね。
キャラバン命の灯台?ブハラのカラーンミナレットとカラーンモスクへ
散々触れてますが、正面にはこちらのカラーンミナレットとカラーンモスクが控えます。
ミルアラブモスク観光の際は、こちらも併せて訪れてみてくださいね!
さて、ブハラでは他にも上記で紹介している13箇所の観光地を巡りました。
ブハラの模様は少しでも伝わればと思い書いてますので、よろしければそちらも併せてご覧くださいませ!
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