2018年4月、ウズベキスタン観光に行ってきました。
ウズベキスタンでは、サマルカンド→ブハラ→ヒヴァ→タシケントと周遊したのですが、今回はブハラ観光の模様の中からブハラでも一番最初に訪れたラビハウズ観光とその周辺の旧ユダヤ人街の様子をお届けします。
ウズベキスタン観光の場合、行きやすさからタシケントとサマルカンドで引き返してしまう人も多いと思います。
ですが、せっかくウズベキスタンまで来たのなら、もう少し足を伸ばして是非ブハラまで観光していただきたい!そんな思いも込めてブハラのど真ん中にあるラビハウズ周辺の観光地をご紹介します。
現地ガイドさん同行の観光だったため、一部フリープラン等では入れない場所もあると思いますが、その辺りはご了承くださいませ><
目次
ブハラ観光へはサマルカンドからアフラシャブ号で!
ブハラに入る前日はサマルカンドで観光をしてました。
サマルカンド観光の模様は下記からご覧ください。
サマルカンド観光で絶対おすすめの7箇所!実際に観光してみた感想
さて、サマルカンドからブハラへはウズベキスタン高速鉄道のアフラシャブ号2等席乗車で移動!約1時間半の列車の旅。
スペイン製の高速鉄道は、とっても乗り心地がよかったです^^
別の記事でもアフラシャブ号のことは詳しく紹介してますので、ご興味ある方はこちらも参考にしていただけますと嬉しいです!
ウズベキスタン高速鉄道アフラシャブ号でサマルカンドからブハラへ
ブハラの中心ラビハウズ観光
アフラシャブ号を使ってサマルカンドからブハラ駅に到着した後は、参加させていただいたツアー会社のバスに乗り15分ほどでブハラの中心地まで移動しました。
そして到着したのがブハラの中心に位置するここラビハウズ。
ラビハウズは42メートル×36メートル、深さ5メートルの人口の貯水池になります。
1620年頃に当時のブハラ・ハン国の大臣、ナディール・ディヴァンベギの指示により作られましたそうです。
ブハラで暮らす人々の水源になっていたのは勿論ですが、同時にシルクロードを行き交うキャラバンの水源としても機能していました(なのでキャラバンのラクダの像があるわけですね)。
夜のラビハウズ観光
夜のラビハウズはこんな雰囲気です。
ラビハウズ周辺。
夜もこの辺りは結構賑わってました!
ラビハウズ正面のナディール・ディヴァンベギ・メドレセ
ラビハウズを作らせたブハラ・ハン国の大臣、ナディール・ディヴァンベギが同じく作らせたメドレセ(メドレセ=イスラム教の神学校となります)。
ラビハウズの正面に位置するのですが、それだけあって当初はキャラバンサライ(キャラバンの宿)であったそうなのです。
にも関わらず、作らせた本人のナディール・ディヴァンベギの指示でキャラバンサライからメドレセに突如変更!
更には、偶像崇拝を禁止しているイスラム教の神学校において人の顔の太陽が描かれているんです。
ナディール・ディヴァンベギさん、どこまで自由な人なのか…!
ちなみに、サマルカンドのレギスタン広場にあるシェルドルメドレセも、正面の門に人の顔が描かれています。
こちらの写真が、そのシェルドルメドレセです。
同じウズベキスタンでありながら、結構違いがありますよね。
実は街によってデザインや色の使い方が違うんです。
尚、レギスタン広場の観光の模様も別の記事で触れてますので、もしよろしければそちらも是非ご覧ください!
レギスタン広場3つのメドレセとライトアップ&プロジェクションマッピング
ブハラの一等地、旧ユダヤ人街
ブハラの中心、ラビハウズからすぐ近くに旧ユダヤ人街があります。
今はもうアメリカやイスラエルなど別の国に移住してしまったそうですが、昔はブハラにもユダヤ人の方々が住んでいたそうです。
考えてみればシルクロード上にあるブハラ、世界の金融や商いの中心にいるユダヤ人が生活していてもなんら不思議ではないですよね。
写真には車が写ってますが、奥に行くほど車も通れないほどの狭い路地が網の目のように張り巡らされています。
日本では決して触れられない雰囲気、あぁ異国に来たなぁって感じで私はこういうの大好きです!
パイプがちらほら走っているのが分かると思います。
これ、実は天然ガスの供給パイプなんだそうです。
ウズベキスタンは石油も取れるのですが天然ガスの方がメインエネルギーだそうで、旧ソ連統治の時代にインフラ開発の一環でパイプを張り巡らせたとか。
自国のエネルギー消費を100%自国生産のもので賄えるウズベキスタン。
最近では、その天然ガスを中国にも輸出しているそうで、これから更なる発展が期待できるかも!?
ブハラで見学!ウズベキスタンの学校
急遽なのですが、観光ツアーで同行してくれていた現地のガイドさんが「ここは学校です、どうぞどうぞ」と予定に入っていないのに授業中の学校の中に我々観光客を案内してくれました!
日本でいう小学生くらいの子達が教室で授業を受けていました。
流石に申し訳なくて教室の中は写真撮りませんでしたが、、みんな恥ずかしがってました(そりゃそうだ!)。
※現地ガイドの方が斡旋?してくれたから特別入れた感じです!もしフリーでブハラ観光する場合は絶対に入らないでください><。通報されたりなんだかんだと問題になると思いますので…。
ガイドさん曰く、ここは日本でいう小学生から中学生までが勉強する学校。
ウズベキスタン自体は16歳未満の人口が40%ととても若い未来のある国(全体の人口が3,300万人)。
よって学生も多く、学校は2部構成で前半と後半で同学年の別の生徒たちが勉強しているそうです。
尚、ちょうど学生たちが入れ替わる時間帯に旧ユダヤ人街を観光できたようで、制服姿の街の子どもたちが路地にもいっぱい歩いてました。
現地の挨拶「アッサラームアレイクム」と声をかけると、(なんでこの外人はウズベキスタンの言葉使ってるの?と)驚かれたり、笑顔を向けてくれたり、「アレイクムサラーム」と挨拶の返礼の言葉をくれたりと色んな反応があって、とても楽しかったです(ウズベキスタンの子どもたちはマジで可愛い!)。
夜の旧ユダヤ人街と街灯について
ブハラ初日の観光が終わり、ホテルに戻る際にまた旧ユダヤ人街を歩きました。
もちろん、現地のガイドさんと一緒に歩いたので、危ない思いは一切なかったのですが…、まぁ街灯が少ない少ない!これ一人で歩いていたらちょっとドキドキだっただろうなって感じでした。
街灯、こんな作りになってます!
いつ倒れてきてもおかしくない感じですよね。
雨が少ないからこそ可能な土壁の住宅の雰囲気と合わさって、とっても良い感じです(昼に見る分にはですが・笑)。
ブハラの旧ユダヤ人街に訪れたら、きっと異国情緒を楽しめることでしょう!
ブハラ観光でふらりブハラのナン屋さん
ラビハウズを超え旧ユダヤ人街も超えたあたりで、こちらも予定になかったナン屋さんに連れて行ってもらいました。
土壁のカマドでウズベキスタンの天然ガスを使ってガンガン焼いています。
完成品はこちら!
インドのナンと比べると耳?も無く平べったく見えますね。
上面に穴がボコボコ空いてますが、これは…
こんな装飾用の剣山みたいなもので模様づけされているんです。
※ブハラのお土産屋さんで売られています。
で、ここまで来たら先ほどのナン屋さんでナンを買わない手はありません!
食べてみたところ、焼きたてのナンはウズベキスタンで一番と言っていいほど美味でした!!
ウズベキスタン観光では結構な頻度でナンが食事に出て来ます。
なんだかもくもくしているなぁ、なんて思ってましたが焼きたては段違いに美味しかったです。
現地のガイドさんがいないとチャレンジしにくいかも知れませんが、もし焼きたてのナンが売られていたら是非チャレンジしてみてください!
ブハラのラビハウズ周辺を観光してみて
こんな感じで、シルクロードを行き交う行商人や彼ら相手に商売をしていたブハラの人々に水を供給していたラビハウズと、今も続くその周辺の人々の生活の様子を見てきました。
異国情緒溢れ、日本では決して目にすることのできない景色や生活の一端にワクワクしっぱなしでした。
ラビハウズ周辺以外にもブハラには見所満載なのですが、もし観光する機会がありましたらラビハウズを起点にプランを考えてみてはいかがでしょう^^
その他、実際に観光してきましたブハラの名称は上記でまとめています。
併せてご確認いただけますと幸いです。
ウズベキスタンに行くなら
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Trip.comの予約方法←別記事で解説
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エクスペディアの使い方←別記事で解説
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Agodaの使い方←別記事で解説