ウズベキスタンにおける学問の中心地ブハラ。
そのブハラの王宮だったアルク城正面に位置するモスク、ボロハウズモスクに観光した際の様子をお届けします。
アルク城の正面に作られただけあって、元はブハラ王が祈るために作られたモスクになるのですが、今回はその美しさが少しでも伝わったら嬉しく思います!
ボロハウズモスクの外観
ここボロハウズモスクの周辺はブハラ・ハン国の王宮アルク城の正面ということで昔はボロハウズモスクと同じように美しい建造物が多数存在していたようなのですが、残念なことに今も残るのはここだけなんです。
美しい柱が特徴的ですがヒヴァにあるジュマモスクの柱をより立派にしたような作りになってますね。
ここがヒヴァのジュマモスク!ジュマモスクミナレットも登ってみた
ヒヴァの中でも一番有名なジュマモスク、その紹介は上記の別記事で触れるとことにしますが…、ジュマモスクは古典的なイスラム教モスクの作りに近いものになっているそうなんです。
場所は違うものの、ここブハラでその古典的な様式美を兼ね備えた柱を持つのが、ボロハウズモスクになるんです。
ボロハウズモスクの目の前には小さなミナレットが立っています。
ブハラにあるカラーンミナレットなどと比べると実に可愛らしいサイズではありますが、ボロハウズモスクのミナレットはイスラム教の1日5回の祈りアザーンの際にのみ使うことを目的としていたため、大きさは求められなかったそうです。
ちなみに、ボロハウズモスクの「ハウズ」ですが「貯水池」の意味があるそうで、わかりにくいと思いますが、上記写真の左側の段差が貯水池となっています。
ブハラの中心ラビハウズとその周辺観光!ユダヤ人街で小学校も訪問
写真はブハラの中心に当たるラビハウズのものですが、規模は違うもののこのような貯水池があり、それが由来でボロハウズモスクと名付けられたんです。
ボロハウズモスクの外観は、柱だけではなくその装飾も実にカラフルで美しいです。
同じくブハラにあるアブドゥールアジスハーンメドレセが顕著なのですが、ウズベキスタンの中でもブハラは青の他に赤(あとは黄色も)を多用するのが特徴だそうです。
ボロハウズモスクの内観
ボロハウズモスクの中にも入れてもらいました。
とっても綺麗ですよね!
歴史的な建造物となると、観光地化されてしまっており地元の人が頻繁に利用するモスクでなくなってしまうことが多いのですが、ここは今も地元の人たちに寄り添うモスクなんです。
内装が綺麗なこと以外にもそれを証明するのがカーペットの白い線。
これ、信者の皆さんがお祈りをする際に並ぶ列なんだそうです。
ちゃんと使われているからこそ、このように線が引かれているんですね。
頭上には立派なシャンデリアが吊るされています。
もう本当にため息が出るくらい美しかったです。
そして今回は現地ガイドさんに案内してもらっていたのですが、それが幸いしモスクの偉い人にボロハウズモスクの中でお祈りをしてもらいました。
旅の安全を祈願して…等々と仰っていた気がしますが、言葉が違うので当然わかりません。
ただ、旅人には親切にしなさいと言う教えのあるイスラム教。
きっとちゃんと旅の安全を祈願してくれていたのだと思います(それを証拠に無事帰国してボロハウズモスクのことをこうやって紹介できているのですから^^)!
さて、他にもブハラでは上記で紹介しています13の観光地を巡りました。
もしよろしければ、そちらの模様もご覧くださいませ!
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説