2018年4月、ずっとずっと憧れだったウズベキスタンのサマルカンドに行ってきました。
なぜ私がサマルカンドに憧れていたのかについては最後に触れるとして…、2018年2月からノービザになったウズベキスタン!
2019年もウズベキスタン観光はビザ申請免除!但し30日以内滞在に限る
それまでと比べたら格段に行きやすくなったわけです!!
ひょっとしたらサマルカンド観光を考えている人も、このサイトを見てくれているかもしれませんね。
サマルカンド観光に興味のある方々に対して、何か参考になったら嬉しいなと思いながら、次より実際に訪れたサマルカンドの遺跡や観光地、そしてサマルカンドの治安について紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ!!
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説
目次
サマルカンド観光1:レギスタン広場
世界遺産のサマルカンド。
もちろん素晴らしい遺跡がたくさんあるのですが、その中でも多くの人が一番最初にイメージするのが、ここレギスタン広場なのではないでしょうか?
レギスタン広場は、写真の左からウルグベクメドレセ、ティカラリメドレセ、シェルドルメドレセで構成されています。
私自身3日間滞在したサマルカンドで、昼夜含めて5回もレギスタン広場に行ってしまうくいその美しさに感動しました!
ライトアップはもちろん、平常時は行なっていないプロジェクションマッピングも見ることができました。
また、現地の人たちとはもちろん、なぜかウズベキスタン空軍の軍人さんたちとも偶然出会って交流を持たせてもらいました。
他にも、日本から特別チャーター便でサマルカンドに直接入った関係から、政府関係者の方々が歓迎セレモニーを開いてくださいました。
それらの模様は、下記より詳しく紹介しています。
こちらも是非ご覧くださいませ。
サマルカンド観光2:シャーヒズィンダ廟群
サマルカンドブルーが特に映えるのが、ここシャーヒズィンダ廟群。
霊廟の集まる美しい場所でした。
ここも3日間滞在中2日連続で訪れてしまうくらい魅力的な場所でした!
外見の美しさもさることながら、実は霊廟内部の美しさの方が感動したりもしました。
日本では絶対に見られない特別な空間です。
サマルカンド観光で絶対に外せない場所の一つですね!
シャーヒズィンダ廟群を歩く!サマルカンド青の幻想世界と人々との交流
詳細は、上記で紹介しています。
端から端まで歩いた模様を動画でも撮影しています。
シャーヒズィンダ廟群の臨場感が少しでも伝わったら嬉しいです。
ちなみに、2回シャーヒズィンダ廟群に訪れたら、イスラム教の聖地メッカに巡礼したのと同じ効果?があるのだとか(やったー!達成したぞ!!)。
サマルカンド観光3:ビビハニムモスクとシャブバザール
サマルカンドで一番大きな建造物が、ここビビハニムモスクになります。
入ろうとしている人たちの大きさから、どれだけビビハニムモスクが大きいか感じ取っていただけるのではないでしょうか。
ビビハニムモスク建設時の逸話や、旧ソ連統治時代の様子など、観光に同行してもらいました現地ガイドの方に色々と教えていただきました。
また、ビビハニムモスクに併設するようにあるサマルカンド一のバザール・シャブバザールにも立ち寄りました。
これら二つの様子と現地で感じた治安状況について詳しく紹介していますので、ご興味ありましたら是非下記もご覧ください。
サマルカンド観光4:カリモフ大統領廟
ソ連崩壊から独立したウズベキスタン。
その独立から亡くなるまで大統領を務めたのがカリモフ元大統領。
サマルカンド出身だったこともあり、カリモフ大統領の霊廟はビビハニムモスクの近くに作られました。
写真の右上に見える建物がカリモフ大統領のお墓になります。
内部は写真撮影禁止だったのですが、現地の人含めお構い無しで撮ってました(警備する警官に怒られてましたが…)。
また、驚くことにカリモフ大統領は亡くなられてから2年近く経つというのに、とても多くの人たちがお参りに来てました。
同行してもらっていた現地の観光ガイドの人が仰っていたのですが、海外からは独裁者のイメージがあるかもしれないが、ウズベキスタンの発展にとても尽力した人で、ウズベキスタンに住む人たちからはとても尊敬されているとのこと。
だからこそ、いまだに国内各地から多くの人たちが来るんですね!
サマルカンド観光5:グーリアミール廟
一代にして南はインド、西はトルコまで統治下におく大帝国ティムール朝を築き上げたウズベキスタンの英雄ティムール。
また、ティムールの孫で学問の保護と発展に尽力したウルグベク。
彼らが眠る霊廟がここグーリアミール廟となります。
写真の通り、金箔で彩られた装飾は圧倒的な美しさでした。
黄金の霊廟グーリアミール廟!ティムールやウルグベクが眠る荘厳な霊廟へ
旧ソ連軍がティムールの墓を暴いた際の逸話など現地の詳しい様子は上記の別記事で紹介してますので、是非そちらもご覧くださいませ。
サマルカンド観光6:ウルグベク天文台
グリーアミール廟でも少し話に挙げたウルグベクが作ったのがこの天文台。
15世紀にあって、今の太陽暦と1分と2秒しかズレのない正確な暦を測定したウズベキスタンが世界に誇る天文台なんです。
ただ、当時からイスラム教国であったサマルカンドにおいてウルグベクは神の存在を議論することを推奨してました。
それが仇となり彼自身暗殺され、そしてウルグベク天文台も破壊されてしまったのでした。
天文学会が10年に一度サマルカンドで学会を開くほど、ウルグベク天文台の業績は今でも讃えられています。
中央アジアで天文学?ウルグベク天文台と併設の博物館で星の夢を見る
どのように正確な太陽暦を計測したのか?壊される前のウルグベク天文台はどんな姿だったのか?など、上記で詳しく触れています。
もしサマルカンドに観光することがあれば、是非ここで6世紀の時を超え天体観測に情熱を捧げた人たちに思いを馳せてみてください。
サマルカンド観光7:アフラシャブの丘
サマルカンドの歴史の原点、アフラシャブの丘。
この地に都市が築かれたのはなんと紀元前8世紀!
チンギスハンのモンゴル襲来がある前までサマルカンドの中心だった場所です。
アレクサンダー大王の東方遠征時にもアフラシャブには訪れており、その歴史の古さを感じられる場所です。
チンギスハンに破壊されて以降、ティムール朝を築き上げたティムールは同じアフラシャブの丘ではなくその周辺に都市機能を再建したことで、写真のような何もない場所になっています。
ただ、併設するアフラシャブ博物館には、当時の遺跡の一部や発掘品がおいてあり見学可能となっています。
とても素敵な遺跡の残るサマルカンドにおいて、アフラシャブの丘は古代の息吹が感じられる唯一の場所!
ここもサマルカンドに訪れたら、是非観光に訪れてみてください。
ということで、サマルカンドで実際に私が訪れた観光地を紹介しましたが、やはり日本語ガイドさんがいることで各観光地の歴史やポイントなどを知れて、とても充実した観光になると思うんです。
ツアーではなく個人手配でサマルカンドまで行ったとしても、現地では日本語ガイドさんに案内してもらいたい場合は、オプショナルツアーを使ってみてはいかがでしょうか?
上記サマルカンド発オプショナルツアー一覧に、日本語対応可能な現地ツアーもあると思います。
もしご興味があれば、チェックしてみましょう!!
サマルカンドの治安について
ウズベキスタンのサマルカンド。
〜スタンというだけで、多くの人が治安が悪いように感じると思います。
私もウズベキスタンに行ってくると知人に言うと「治安大丈夫なの?」と多くの人に言われました。
ですが、実際に訪れてみると、ここサマルカンドのみならずブハラやヒヴァ、タシケント等どこも治安はとても良かったです。
具体的に、サマルカンドのどんな所が治安が良いと感じたのかと言いますと、多くの海外観光地で遭遇する物乞いや押し売り、そしてスリ(っぽい人)がほぼ全くいなかったからです。
当然、「このお土産を買って!」と行った観光客相手の物売りもいます。
ただ彼らもまだ慣れていないのか、普通に断れば必要以上に押し付けてきません。
過去私が観光した海外、このサイトで紹介しているトルコやイタリア、カンボジアと比べれば、ずっと追いかけてくる押し売りなんてゼロに等しい感じでした(ウズベキスタンと同じ程度に治安が良いと感じたのはラオスくらいです)。
※物乞いは、唯一サマルカンドのシャブバザールとビビハニムモスクの間の道で遭遇しましたが(ガイドさん曰くロマ族の方だそう)、海外でお一人しか会わなかったってすごいことだと思いませんか?
ガイドさん曰く、
「まだウズベキスタンは海外からの観光客が年間200万人しかいない」
「だから、観光客からお金を巻き上げようとう発想を持ってない」
「もちろんサマルカンドも同様、だからここも治安が良いと感じてもらえたんだと思います」
とのことでした。
ずっと憧れだったサマルカンドを観光してみて
冒頭でも触れた通り、サマルカンドは本当に憧れだったんです。
一番最初に興味を持ったのは、ちょっと古いですが大好きなゲーム、ファイナルファンタジーXの最後の舞台ザナルカンド。
ザナルカンドに由来する街があると知った時、子どもながらにワクワクしたのを覚えています。
更にこのサイトでも紹介してますが、トルコに行ったことでシルクロードに興味を持ち、
トルコは東西の交差点!ボスポラス海峡とダーダネルス海峡の景観
結果、シルクロードの終着地点ローマの南北の出入り口に当たるポポロ門やアッピア門、
ローマ帝国南北の玄関口、ポポロ広場のポポロ門とアッピア門に行ってみた
そして、シルクロードから伝わった最東端の石窟仏がある栃木の大谷寺にも足を伸ばしました。
シルクロード最東端?石仏の大谷寺と非日常が味わえる大谷資料館へ
このように、シルクロードをテーマにして行き先を決めることも多々ある私にとって、サマルカンドは本当に憧れの街だったわけなんです(もちろん、同じ理由でウズベキスタンのブハラやヒヴァも憧れでしたし、勿論それらにも行って来ました!)。
そんな憧れのサマルカンドに観光してみて上記で触れたような感動の遺跡に触れ、とても充実した時間を過ごせました。
まぁ、それは前述の通りサマルカンド自体に憧れ続けて来た私なので、肉眼で見れば感動と需実の時間を過ごせるだろうことは、ある意味わかっていた話なのです。
なのですが、実際にサマルカンドに訪れてみたからこそ分かったことが一つありました。
それはウズベキスタンに住む人々との交流の楽しさ!そのことについて、次に触れたいと思います。
サマルカンドでのウズベキスタン人のみなさんとの交流
サマルカンド自体、タシケントに首都が遷都するまでずっと国の中心でした。
そのこともあり、ウズベキスタン全土から多くの観光客が訪れます。
シルクロードの中心だったサマルカンドの人たちは観光客も慣れたものなのですが、そこに訪れたウズベキスタン国内の観光客は私たち外国人を見るのも初めて!なんて人が多いそうで、若い人は特に積極的に話しかけてきてくれます。
海外からの観光客もまだ年間200万人程度と少ないことから、詐欺やスリも他の国に比べると全くいません。
英語を勉強している子どもたちは、自分の英語が通じるか確認するが如く声をかけてくれますし、日本語を勉強している人も何人かに声をかけられました(意外にも若い人たちも日本ごを勉強してくれています!これ、とっても嬉しいですよね!!)。
そんな現地の人たちとの交流もウズベキスタンやサマルカンドの魅力だと思います!
路面電車の写真を撮っていれば手を振ってくれる運転手さん。
シャーヒズィンダ廟群で前日食べた料理にあたり公衆トイレに駆け込もうとしたら男子トイレが工事中で使えない><!そんな時、トイレ番(ウズベキスタンの公衆トイレは有料です)をしてた女性が「しょうがないから入って良いよ」と言った感じで通してくれたり(いろんな意味ですみません、でも本当に切羽詰まってたんです…汗)。
「俺、帰ったら友達に自慢するよ!」と私と写真を撮りたがってくれたり。
しかも、冗談抜きで写真待ちの列ができたり(イケメンでもなんでもない普通の日本人にですよ!)。
更には、現地の軍人さんとも集合写真を撮ろうよ!と声かけてもらったり。
ちやほやされたから嬉しいと言うのもあったかもしれませんが、それ以上に「あぁ、本当に外国人が珍しいんだな」「そんな中、とても積極的に声をかけて来てくれるんだな」「なんだかそれがとても可愛らしく愛おしいな」なんて思ったわけです。
ひょっとしたら、サマルカンド観光される方によっては「うざったい」など感じ方も違うのかもしれませんが、それでも私はとても楽しかったです。
サマルカンドで知り合った日本人観光客の方が「うちの子、可愛いでしょ?写真撮って良いよ」と現地の人に声をかけられ写真を撮ったら「金くれ」と言われたとか話してましたが、そんなものは無視して立ち去れば問題ありません(現に彼女は無言で立ち去っても変に絡まれなかったそうです)。
何にでも例外はあると言うことです。
彼らとの交流は私の中でとても新鮮な体験でした!みなさんも是非サマルカンドへ観光に訪れてみましょう!
付録:サマルカンド観光地の営業時間や入場料一覧
レギスタン広場
時間|8:00〜20:00
入場料|40,000スム
グーリアミール廟
時間|9:00〜19:00
入場料|20,000スム
シャーヒズィンダ廟群
時間|9:00〜19:00
入場料|15,000スム
ビビハニムモスク
時間|ー
入場料|25,000スム
シャブバザール
時間|5:00〜19:00
入場料|無料
ウルグベク天文台
時間|9:00〜19:00
入場料|30,000スム
アフラシャブ博物館
時間|9:00〜19:00
入場料|25,000スム
時間は変更になっている可能性があります。
必ずご自身で最新の情報を確認されますこと、おすすめいたします。
また、料金も同様に変更となっている可能性があります。
更にカメラの持ち込み料など、追加で料金が発生する場合もあります。
時間同様、料金も最新の情報はご自身でお調べいただけます様、お願いいたします。
ウズベキスタンに行くなら