2018年4月、憧れだった世界遺産サマルカンドに行ってきました!
ホテルが近かったこともあり、サマルカンド滞在中の3日間で5回もレギスタン広場に行ってしまいました。
それくらい惹きつけられてしまった場所、レギスタン広場について写真多めで紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
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目次
サマルカンド初日から一人夜のレギスタン広場へ
今回、サマルカンド直行の特別チャーター便でウズベキスタンに入りました。
初めての中央アジアで不安もありHISさんツアーを活用したのですが、おそらくそのおかげで成田→サマルカンド直行便を利用できたのだと思います。
現在もサマルカンド直行便ツアーがあるようですので、上記リンクご確認ください。
さて、ということで通常ならタシケントを経由しないといけないところなのですが、いきなりサマルカンドからウズベキスタンスタート!
入国したのが夕方だったのですが、ホテルで夕飯をいただいてすぐ、思い切って一人レギスタン広場を目指してみました。
チェックインしたのは中央上部にあるHotel Bek Samarkand(赤文字で書かれているところです)。
ここから、地図の下の方にあるRegistan Square(レギスタン広場)まで夜道を歩きました。
初めてきた異国、しかもいきなりの一人歩きが夜…、そりゃあ不安でしたとも。
でも、宿泊したBEK HOTELのフロントマンと仲良くなって「これからレギスタン広場行こうと思ってるんだけど、大丈夫かな?」と聞いたら「Uzbekistan peaceful!You can go anywhere!anytime!」(←ホテルマンだけあって英語できる人)みたいなこと言ってたので、思い切ってレギスタン広場まで歩き出しました。
地図の通り、大通りを南に進んでから東に行けば迷うことはないな!
そんなことを思いながらも5分くらい歩くと大通りなのに外灯が全くない><!
やべぇ、なんだかいくつもの若者グループがこっち見てる…(声はかけてこない)。
まぁ、大丈夫!なんかあったらダッシュで逃げるぞ!小さい路地には絶対入らないぞ!!と思いながら歩くこと20分、ついにレギスタン広場に到着しました。
あれ、レギスタン広場ライトアップしてないの?
ついに来ましたレギスタン広場!
あれ、でもおかしい…、レギスタン広場って夜はライトアップされているんじゃないの??ネットで調べるとだいたい綺麗なライトアップの写真がアップされてるじゃないですか…、あれを期待しておっかなびっくり夜のサマルカンドを歩いたというのに。
ちなみに、到着したのは夜9:00過ぎ。
これが深夜とかならまだ分かりますが、、なんて思いながらとりあえずレギスタン広場の目の前まで行くと、ちょっとカタコトで「こんにちは(多分こんばんはって意味)」と話しかけられました。
どこの国でもそうですが、日本語で現地の人に話しかけられたら大概は詐欺師だ!警戒しろ!って思うじゃないですか。
3秒くらい無視して歩きさろうとしたのですが、初めての国で真っ暗な中ここまでこれた興奮もちょっとあって、「こんばんは」と返してしまったんです。
そしたら日本語で、、
「私は日本人向けのガイド」(やべ、怪しい!
「お客さん乗せたバスそこにある」(拉致られる?
「5分後にライトアップするから待ってな」(えっ!
と言われたんです。
(怪しんでしまってごめんなさい、と心の中で詫びながらも)ライトアップ見れるんですか!ありがとうございます!!とお礼を言い、レギスタン広場正面で待っていたら…。
レギスタン広場正面、私のほかは誰もいない中、突然上の写真のようにライトアップされたんです!
ライトアップの時、いきなり明るくなるんじゃなくて3秒くらいかけてゆっくり明るくなるんです。
その3秒、明るくなるに連れて『ざぁああああ』と鳥肌が!!
この瞬間、ここで告白とかプロポーズとかしたら絶対成功するだろうなぁ。
なんて思っていたら…
青ベースだったり、他にも赤や緑や黄色など、結構なスピードでコロコロ色が変わりました。
ビビッドな色合い、正直私は最初のシンプルな感じが一番好きでした。
レギスタン広場の写真撮影スポットからの動画です。
どんどん色が変わって行く様子が分かると思います。
帰る際に、先ほど声をかけてくださった方にお礼を言ってホテルに戻るのでした。
近道もあるみたいでしたが、素直に来た道を戻ります。
その際、サマルカンド空港からホテルまで案内してくれた現地ガイドさんに偶然遭遇(彼とはブハラ・ヒヴァ・タシケントと全ての街でお世話になりました)。
ホテルの人に「平和だよ」って言われたからレギスタン広場まで行っちゃいました、と話したら「ホテルの人は何の責任も負わないからそういうけど、やっぱり夜の一人歩きは危険だよ」と注意を受けました。
もちろん、自己責任だと思って一人で歩きましたが、みなさんがもしサマルカンドに行く予定があったとして、夜の一人歩きを計画したとしても自己責任でお願いしますね。
3日間サマルカンドに滞在、ウズベキスタン全体も8日間過ごした私の感想としては、どの国よりも安全に感じたものの、変な人はどこにでもいますから…。
ウルグベクメドレセでの歓迎セレモニー
前述の通り、サマルカンドへは特別チャーター便で来ました。
これは2016年から続く、政府間での日本人観光客のウズベキスタン誘致のための特別な取り組みとなります。
なので、ウズベキスタン政府側や旅行業界が全面バックアップ!
その一環として、二日目にレギスタン広場にあるウルグベクメドレセにて歓迎セレモニーを開いてくれました。
最初に、サマルカンドの副市長のご挨拶。
続いて、ウズベキスタンの観光庁の役人さんのご挨拶。
最後に在ウズベキスタンの日本大使館の方の挨拶がありました。
政府の事業でもあるため、取材班も同行してました。
挨拶が終わると、歌やダンスが始まりました。
民族調なものから、今ウズベキスタンで流行っている(っぽい)ポップスなど、1時間続きます。
4月だったのですが、思いのほか肌寒くちょっとだけ辛かったです(汗
レギスタン広場、ウルグベクメドレセ
こちら、3日目に訪れた際のウルグベクメドレセ。
レギスタン広場を向かって左側の建物ですね。
ここの中で歓迎セレモニーをしてもらいました。
尚、ウルグベクメドレセはレギスタン広場の中でも一番最初に建てられたそうです。
メドレセは、イスラム教の神学校の意味になります。
ティムール朝を学問の部分で成長させたウルグベクが建てさせた神学校。
ここだけでなく全てのメドレセがそうなのですが、1階が学び舎、2階が学生たちの宿舎、中央の広場が食堂として機能していたそうです。
学び舎のスペースは、そんなに広くありません。
1つの教室で3〜4人が授業を受けていたそうです。
ちなみに、3日目に訪れた際、日曜だったこともあるのかウズベキスタン空軍の方々とお会いできました。
向こうから声をかけてもらい、最終的にはツアーに参加した全員で集合写真を撮ってもらいました。
これは後日聞いた話ですが、現地ガイドさん曰く「ウズベキスタン人はタシケントのナヴォイ劇場など、日本人抑留者に作ってもらったものが地震にも耐え今でも現役で使えていることに感謝と尊敬の念を持ってるんですよ」とのこと。
ウズベキスタンは現地の人々もとても親切でしたが、軍人さんまでフレンドリーにしてくれるほど親日な国なんです。
ウルクベクメドレセ正面口には「au」の文字があります。
ガイドさん、「auは通信会社じゃないですよー、アッラーを表してるんですー」とおっしゃてました。
ちなみに私はauユーザー。
ウズベキスタンは、auの世界データ通信が使えます!実際使ってみましたが、ホテルのWifiなんかよりも断然早かったですよ!!
au世界データ定額をウズベキスタンで使ってみた!現地Wi-Fi事情は?
レギスタン広場のプロジェクションマッピング
遡って2日目、前述のセレモニーが終わってからの話になります。
歓迎セレモニーから夕飯を食べ、その後またレギスタン広場へ。
歓迎の一環で、レギスタン広場のプロジェクションマッピングを上映してくれました。
製作はドイツの会社だそうです。
20分ちょっとの大作となります。
3つのメドレセを駆使しているだけあって、めっちゃ奥行きを感じさせる作りになってます!
建物の形をうまく使った映像が美しい!
私が見たプロジェクションマッピングのストーリーは、シルクロードの中心サマルカンドの物語が展開されていきます。
とても迫力がありました^^!
動画のファイルサイズの関係上、全てをアップロードすることはできませんでしたが、なんとなくでも雰囲気を感じ取っていただけましたら幸いです!
レギスタン広場のシェルドルメドレセ
レギスタン広場の向かって右側にある神学校がシェルドルメドレセ。
先ほど紹介しましたウルグベクメドレセの次に作られた神学校になります。
作られたのは17世紀前半。
メドレセの中の作りは全く同じになるので、紹介は割愛します。
面白いのは正面のこのモチーフ。
シェルドル=虎が入っているって意味があるそうで、虎と鹿が描かれてます。
また、虎の中に人の顔がありますよね。
あれは、太陽を表しているとか。
イスラム教は本来偶像崇拝を禁止しているのに、そんなことお構いなく偶像が描かれてます。
イスラム教発祥の中東からも遠く離れている中央アジアだからでしょうか。
イスラム教といっても地域ごとにローカライズされてるんだなぁ、なんて強く思いました(こういうの、面白いですよね!)。
レギスタン広場中央のティカラリメドレセ
中央に鎮座するのがティカラリメドレセ。
17世紀の中頃に作られた3つの中で一番新しい神学校になります。
そもそもは、ティムールの時代に作られた中央アジア最大のモスク、ビビハニムモスクが当時壊れてしまっており、時の権力者がそれに変わるモスクをここに作ろうと計画したそうです。
モスクがある場所は神学校としても機能するべきだとかで、3つ目の神学校としても機能させました。
ティカラリメドレセの中に入り中央の食堂部分も抜けると、こんなモスクに出ます!
めっちゃ綺麗じゃないですか!?
ティカラリメドレセのティカラリは、金箔の〜でしたり、金箔が貼られた〜って意味があるそうです。
通称キンピカモスク、そのままの意味ですね(汗
当然モスクですので、メッカに向かってます。
恥ずかしながら、ウズベキスタンにこんなに幻想的な空間があるって知りませんでした。
ここ、ティカラリメドレセもそうですが、同じくサマルカンドにあるティムールのお墓、グーリアミール廟も金箔が敷き詰められた建物になってました。
タシケントのウズベキスタン歴史博物館で紹介されてたのですが、実はウズベキスタンは金がかなり取れるそうです(旧ソ連圏の中では2番目に多く取れるとか)。
膨大な金の貯蔵量が、こういうところにも反映されているわけですね!
レギスタン広場の感想
写真は、ティカラリメドレセの裏側になります。
レギスタン広場正面は修復されてますが、裏側はまだまだなんですよね。
人っ子一人いない裏側まで行ってしまうくらい、レギスタン広場は通いました。
サマルカンド3日間滞在中、ツアーや歓迎セレモニーなどで3回訪れましたが、別途2回ほど自分の足だけでも行ったりしました。
※HISさんの特別ツアーだったので歓迎セレモニーを開いてもらった感じです!せっかくウズベキスタンに行くからには歓迎されたいということでしたら(笑)、HISウズベキスタンツアー一覧からサマルカンド直行便のツアーを探してみてください!あなたもセレモニーを受けられるかもですよ!!
サマルカンドは、前述のビビハニムモスクやシャーヒズィンダ廟群など、圧倒される遺跡がたくさんあります。
私はシャーヒズィンダ廟群の虜に!サマルカンド青の幻想世界と人々との交流
ですが、やっぱりサマルカンドのハイライトは間違いなくレギスタン広場でした!
多くの人を惹きつけ虜にするレギスタン広場(←撮影当日は日曜日だったため人多めってのもあるみたいです)。
シャーヒズィンダ廟群でもそうでしたが、現地の人に一緒に写真撮ろう!と声をかけられまくります(ウズベキスタン空軍の兵隊さんまで声かけてくるくらいですからね・笑)。
私がたまたまだったのかもですが、悪い人は一切いなかったです。
レギスタン広場に行ったら、ウズベキスタン人のみなさんとのそんな交流も楽しんでみてくださいね^^!
ちなみに、上記のリンクはサマルカンド発の日本語ガイドも含まれるオプショナルツアー一覧となります。
日本の旅行代理店のツアーを使わず、ご自身で飛行機を手配しレギスタン広場のあるサマルカンドに行ったとしても、現地のことは日本語で詳しく教えて欲しいものですよね。
その場合、現地のオプショナルツアーを利用するのも手だと思います。
気になったら、上記リンクから日本語ガイドさんのレギスタン広場含むサマルカンド観光案内の料金を調べてみましょう。
サマルカンド絶対行きたい観光スポット7箇所!実際に観光してみた感想
最後に、レギスタン広場の他にも世界遺産都市サマルカンド観光を堪能した模様を紹介させていただきます。
上記、ダイジェストでそちらの模様をまとめてますので、よろしければご覧くださいませ!
ウズベキスタンに行くなら