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シルクロード最東端?石仏の大谷寺と非日常が味わえる大谷資料館へ

大谷寺

突然ですが、シルクロードって憧れませんか?

東西の物資や文化を繋いだ大動脈!ロマンの塊!

東西交易の中心地イスタンブール、そしてシルクロードの最西端ローマの南北の入口、ポポロ門とアッピア門に行ってしまうくらい、個人的にシルクロードに憧れを持っています(今年の4月にはシルクロードの中心サマルカンドを有するウズベキスタンにも行って来ます!)。

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いきなりシルクロードの話をされて「???」と思われた人も多いと思いますが、ちゃんと理由がありますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

大谷寺

大谷寺

岩にめり込んでいるように建っているお寺、大谷寺。

写真の看板にも書かれてますが、日本最古の石仏がいるお寺となります。

尚、大谷寺の中は勝手に入ることはできません。

現地に到着すると、他の観光客が来るまで写真を撮った大谷寺の前で待たされ、10名ほど集まったら現地のガイドの方と一緒にお寺の中に入ります。

中では、このガイドが色々と説明をしてくれます。

大谷観音

残念ながら、大谷寺の中は写真撮影禁止となります。

ガイドのおじいちゃんが色々と説明をしてくれましたが、正直その説明を聞く余裕がないほど大谷観音に圧倒されていました。

大谷観音の奥にも同じく岩に掘られた磨崖仏が十数体あるのですが、大谷観音の存在感があまりにも強すぎてガイドさんが他の観光客を引き連れ案内していても、後を追うことができませんでした。

すると、お寺の住職が大谷観音の所にやって来られたので、色々お話を聞くことができたのですが…

「石仏って珍しいでしょ、日本では大谷寺と大分の2箇所しか石の観音様はいないんですよ」

「よくシルクロードの日本の最東端は奈良と言われてますけど、大谷観音はバーミヤンの石仏と共通点が多いことから、ひょっとしたらここがシルクロードの最東端と言えるかもせんね」

と、仰ってました。

お恥ずかしながら、大谷寺についての下調べも碌にせずに来てしまったため、まさか大好きなシルクロードがここまで繋がっているなんて思ってもみませんでした。

冒頭で触れた通り、シルクロードの出発地点であり終着地点でもあるローマの入口、アッピア門とポポロ門を訪れた私としては、その真逆の最東端を(それと気がつかず)訪れられたことは感無量の一言に尽きます。

ネットで調べると大谷寺の公式サイトなどで大谷観音の写真も見れます。

実際の観音様は4mほどありますので写真で見るよりもかなり迫力ありますが、ちょっとでも興味が湧きましたら是非大谷寺まで訪れてみてください!

おそらく、あなたの想像の10倍くらいは圧倒され魅力的に映る筈です!!

大谷寺の近くにある平和観音

大谷 平和観音

大谷寺から歩いて行ける距離に、平和観音があります。

高さ27メートルを誇る第二次世界大戦後に作られた、平和を祈るための観音様になります。

平和観音

実際に型の近くまで階段を使って登ることもできます。

ちょっと大変ですが、ここまで来たら登ってみたくなるものですよね!

同じく近くにある大谷資料館

大谷資料館

同じく大谷寺から歩いて行ける距離にあるのが、ここ大谷資料館。

正直、大谷寺よりもここをお目当てで栃木の大谷市まで来たくらい、一度は絶対に来たいなと思っていた場所でした。

大谷資料館内部

中はこんな感じです。

もともと大谷石で有名な大谷の町です。

ここはその大谷石を採掘するために掘られた採掘場の跡を、見学できるんです。

中はもう完全に非日常の世界!RPGのダンジョンです!!

この奥には絶対にボスがいるだろうな、と思わせるような空間がずっと広がっています。

ちなみに、ちょっとだけ話を反らせてしまいますが、ラスボスはきっとここにいます。

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(↑カンボジアの辺境の地にある世界遺産です!)

地下深くにあることから、夏場でも10度を切る寒さ。

とは言っても夏場ならコートとかは不要です。

外の暑さから解放された気持ちいい寒さを感じるくらいで済みました。

※女性はちょっと厚手の羽織るものがあったほうがいいかも、、すみません、冬場はわかりません><

大谷資料館前

外もやっぱり大谷石を切り出した摩訶不思議な光景が広がります。

シルクロードの最東端、大谷寺とその町に行ってみて

ということで、今回は去年訪れました大谷寺と、そこから歩いて行ける平和観音、大谷資料館についてご紹介しました。

宇都宮からバスを使って30分ほどで行ける距離にあります。

それぞれの距離は歩いて10分もかからないくらいですが、歩くのに不安な方も大谷寺と大谷資料館の間はバスも出てます(バス停1つ分の距離です)。

シルクロード押しの私ですが、同じようにシルクロードにロマンを感じる方も、全くもってそうでない方も1日大満足な観光を楽しめる筈です!

栃木の大谷には、他の日本国内の観光地では感じられない非日常があると思いますので、少しでも気になった方は、訪れてみてはいかがでしょうか^^!