ウズベキスタン西部にあるヒヴァの宮殿クフナ・アルク城塞に行ってきました。
1687年に建設されたクフナ・アルクは、後に完成する宮殿、タシュハウリ宮と区別するために「古い宮殿」「古い城」という意味になるそうです。
クフナ・アルク城塞の内部や、その先を進むと行ける見張り台からの景色など紹介して行きますので、是非最後までご覧ください。
クフナ・アルク城塞
クフナ・アルク城塞の入口です。
宮殿だっただけあって、重厚感があります。
場内を進んでいくと、、
クフナ・アルク内のアクシェイフ・ボボモスク
美しいタイルを持つアクシェイフ・ボボモスクがあります。
これ、柱が新しくなっているのですが、ヒヴァ・ハン国からロシアに統治が移ってから彼らが柱を持って行ってしまったのだとか。。
さらに進んでいくと、建物内は博物館になっていました。
クフナ・アルク内には、造幣局も内包されていたそうで、その旧造幣局も見学できます。
造幣局で作られた硬貨や
紙幣も展示されてました。
造幣局の他にも製粉所や武器庫もあったそうです。
クフナ・アルク謁見の間
さらに進むと、ヒヴァ・ハン国の王との謁見の間があります。
右が王様用の扉。
中央が首相の扉。
左がお客様用の扉だそうです。
扉は3つありますが部屋は一つになっており、お客様がきていないときは裁判所になっていたそうです。
裁かれる人は、左の扉に通されると死刑、中央は無罪、右は刑務所行きだったそうです。
謁見の間の右手に、王様用の椅子が設置されています。
ここで謁見や裁判の宣告が行われていたのですね。
クフナ・アルク城塞奥の見張り台
クフナ・アルクをさらに進むと見えてくるのが写真中央に見える見張り台となります。
さらに進むと、
こんな入口があり、
狭い階段を上がっていくと、
見張り台の下までいけます。
これぞヒヴァ!これぞイチャン・カラ!!って感じですよね。
肉眼で見るこの景色は、写真では伝えられないほどの感動があります。
思えば遠くまで来たものだなぁと実感(笑
皆様もヒヴァにいく機会があればクフナ・アルク城塞、そしてその見張り台からの眺望を是非楽しんでくださいね!
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