世界遺産イチャン・カラへ!ウズベキスタン唯一の現存する城塞都市

2018年4月、ウズベキスタンのヒヴァ旧市街イチャン・カラへ観光に行って来ました。

ウズベキスタンへ旅行に行く人も、立地の問題でヒヴァや世界遺産のイチャン・カラまで足を延ばす人は少ないんですよね。

でも、せっかく行くならイチャン・カラまで足を伸ばしたいなと思い、私は行って来ちゃいました。

今回は、その時の模様をお届けします。

イチャン・カラ観光を計画している人もそうでない人も、是非最後までご覧ください。


ブハラからイチャン・カラの玄関口ウルゲンチへ

キジルクム砂漠

まずは、イチャン・カラのあるヒヴァに入る話から。

イチャン・カラは立地の問題で云々と前述しましたが、それもそのはず、一番近い世界遺産ブハラからも450キロほど離れています。

ヒヴァにもブハラにも空港はあるのですが、電車は走っていません。

ということで、飛行機以外には車で移動するしかないんです。

私はバスで移動しましたが、ブハラからだと8時間ほどかかりました。

道中、写真の通り舗装されている道もありますが、勿論整っていない道もあり、、。

ウズベキスタンのキジルクム砂漠と少し入国カラカルパクスタン共和国

移動の際の模様は、上記で詳しく触れていますので是非ご覧ください。

イチャン・カラの城壁

イチャン・カラは、ウズベキスタンのホレズム州にあるヒヴァの旧市街を指します。

上の写真のような城壁に囲まれたエリア全てが旧市街になるんです。

ちなみに、壁の高さは約8メートルほどあります。

イチャン・カラ 内部

この城壁は横に450メートル、縦に650メートルあり、今でも城壁内には2,000人の人々が生活をしているそうです。

かつての中央アジアでは、このように城壁に囲まれた都市が多数あったそうなのですが、現存しているのはここイチャン・カラだけだそうです(それもあり、イチャン・カラは世界遺産登録されているそうです)。

「現存する唯一の都市」、もうそれだけでロマンに満ち溢れてますよね!

また、イチャン・カラという名称そのものが直訳すると「内城」となるそうです。


イチャン・カラ入城

イチャン・カラは主に西門から入るのが一般的らしいのですが、そちらが工事をしているとかで北門から入りました。

壁の内側です。

土壁で作られているんだなぁと実感。

お!壁に登れそうだぞ!ということで、

登ってみました!この時点でテンションめっちゃ上がってます(笑

小走りで走っていると、下から住民の人たちが手を振ってくれたりして嬉しかったです。

イチャン・カラ

城壁の上からイチャン・カラの居住区を撮影した写真です。

見ての通り、屋根が真っ平ら!これ、案内してくれたガイドさんに教えてもらったのですが、この辺りは砂漠のど真ん中でもあり降水量も少ないため、家畜用の餌を屋根に置いて干し草にするため、家々は全て屋根を平らにしているんだそうです。

土壁で作られた城壁や家々が本当に日本とは別の文化に来たんだなということを実感させてくれます。

イチャン・カラのある「ヒヴァ」名前の由来

イチャン・カラ 井戸

中に入ることはできなかったのですが、この中に井戸があるそうです。

この井戸がイチャン・カラのあるヒヴァの名前の由来になったと、ガイドさんが教えてくれました。

シルクロードも形成される前の時代、旅人がまだ街もないヒヴァの地に喉カラカラで訪れた際にここに井戸があり「ヘイ!ヴァッ!!」と驚き叫んだそうです。

それが、ヒヴァへと変化したのだとか。

ただ、日本に戻って調べてみたところ、旅人がノアの方舟のノアの息子セムに置き換わっていたり、驚きの叫び声が甘い水を意味する「ヒワック」という言葉に置き換わっていたりと諸説あるようでした。

それでは、次から実際にイチャン・カラで見てまわった観光ポイントを紹介したいと思います。


カルタミナルとムハンマド・アミン・ハン・メドレセ

ヒヴァの中でも一種独特な存在感を放つのが、写真のカルタミナルとなります。

当時、世界最高のミナレットを作ろうとしたヒヴァ・ハン国だったのですが、建設が途中で頓挫してしまい中途半端な状態となってしまいました。

なぜカルタミナル建設は頓挫してしまったのか?でしたり、夜のライトアップされたカルタミナル、そしてカルタミナルに併設され現在はホテルとして活躍しているムハンマド・アミン・ハン・メドレセに入った模様など別の記事で紹介してます。

ヒヴァの象徴!カルタミナルとムハンマド・アミン・ハン・メドレセ

よろしければ、こちらもご覧ください。

ジュマモスクとジュマミナレット

カルタミナルと並ぶヒヴァの観光名所が写真のジュマモスクになります。

このジュマモスク、古典的なイスラム教のモスクの作りになっているそうで、ウズベキスタンでみる他のモスクとは結構違う印象を受けると思います。

写真にも写っている柱は全てユニークなデザインとなっており、古いもので1,000年前のものも存在しているんです。

また、併設するジュマミナレットにも登って来ました。

ジュマモスクのより詳しい話やジュマミナレットの頂上からの眺望などは、

ここがヒヴァのジュマモスク!ジュマモスクミナレットも登ってみた

こちらの記事で紹介しています。

よろしければこちらも併せてご覧ください。


タシュ・ハウリ宮殿

タシュ・ハウリ宮殿

ヒヴァ・ハン国の王宮であったタシュ・ハウリ宮殿。

シルクロードの交易都市としても栄えただけあって、内部の装飾には東洋を感じさせるデザインも多数でした。

王様の間にも入れたりと、充実のタシュ・ハウリ観光の模様もぜひご覧くださいませ。

世界遺産ヒヴァのタシュ・ハウリ宮殿を観光!石の庭?新しい宮殿?

パフラヴァン・マフムド廟

ヒヴァやイチャン・カラ内でも一番美しいタイルを持つと言われているのが、ここパフラヴァン・マフムド廟。

ヒヴァの英雄のために建立されたこの霊廟は、サマルカンドのシャーヒズィンダ廟群、グーリアミール廟に並ぶ美しさでした。

世界遺産ヒヴァで一番美しいタイルを持つパフラヴァン・マフムド廟へ

パフラヴァン・マフムド廟の詳細は、上記からご確認ください。

また、もしよければイチャン・カラではないですが、前述のシャーヒズィンダ廟群やグーリアミール廟の観光の様子もご興味ありましたら是非ご覧下さい!

シャーヒズィンダ廟群を歩く!サマルカンド青の幻想世界と人々との交流

黄金の霊廟グーリアミール廟!ティムールやウルグベクが眠る荘厳な霊廟へ


クフナ・アルク城塞

クフナ・アルク城塞は、先ほど紹介したタシュ・ハウリ宮殿よりも前に建てられた王宮となります。

現在では、旧造幣局跡でしたり当時のヒヴァ・ハン国が学べる博物館にもなっています。

ガイドさんがいた方がより楽しめる場所だと思います。

最後にクフナ・アルク城塞の奥にある見張り台も登ってみました。

ジュマミナレットの頂上とはまた一味違ったイチャン・カラの眺望が楽しめました!

ヒヴァのクフナ・アルク城塞と見張り台からの感動の世界遺産眺望

イチャン・カラに行ってみて

イチャン・カラ

私は、ウズベキスタン内をサマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、タシケントと周って来ましたが、これらの中でも一番西にあるからか、他の都市との違いというのが見て取れました。

また、ここで紹介した遺跡群もとても魅力的なのですが、それ以上に個人的にはイチャン・カラの非日常的な街並みがとても印象に残っています。

ウズベキスタン観光の中でも距離的に一番離れている世界遺産だけあって、行くのも正直面倒な場所なのですが、ハマる人には絶対ハマると思います(RPGの世界観が好きな人は間違いなくハマります!)。

前述の場所の関係から、外国人観光客も他の場所よりは少なかった印象があります。

ウズベキスタン全体に言えますが、治安もとてもよかったです!

あなたもイチャン・カラに行ってみませんか^^


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