東南アジアの国々の中でも唯一、海に面していないラオス。
少し乱暴な言い方でもありますが、海に面していない分、経済発展著しい隣国のタイやベトナムと比べると発展も緩やか。
そのため、他のインドシナ半島の国々よりものんびりした印象を与えてくれます。
また、ラオスはフランス統治時代を経ているので、上記の写真のような西洋と東南アジアの雰囲気がミックスされた街並みが見られるのも特徴です。
今回は、そんなラオスを一人旅で周遊してみた私が、治安や観光地などについて紹介していこうと思います。
ラオス観光を計画されている方のお役に立てたら嬉しく思います。
それでは、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
ラオスってどんな国?人口、面積、宗教など
インドシナ半島の中央に位置するラオス。
同じインドシナ半島にある国々、ベトナム、タイ、ミャンマー、カンボジアの全てに国境が接しています(他、北は中国とも接しています)。
人口は約700万人。
これは、同じインドシナ半島の国々と比較しても桁が一つ違うレベルの低人口となりますが、人口ピラミッドはほぼ綺麗な三角形を形成しています。
ラオスの国土面積は、日本の3分の2に届かないくらい。
インドシナ半島の中では、カンボジアよりは大きいもののミャンマーの約3分の1、タイの約2分の1ほどの大きさほどとなります。
上の写真は、ラオス首都ビエンチャンとバンビエンの中間にあるダム湖・ナムグムダム湖。
前述の通り、東南アジアの中央に位置することから、ナムグムダム湖以外にもダム湖を量産→水力発電→電力を隣国に輸出すると言った、インドシナ半島のバッテリー構想を推進しています。
※記憶に新しい、2018年7月の韓国企業が作ったダム湖決壊がありましたが、あれもインドシナ半島バッテリー構想のために作られたダム湖だったんです(ラオス南部とカンボジアに被害を及ぼしたダム決壊、その後どうなったんでしょうか…、韓国企業はちゃんと補償したのでしょうか…)。
敬虔な仏教徒が多いのもラオスの特徴です。
人口の約60%が上座部仏教だったりもするため、ラオス全土で上の写真のような托鉢の様子を見ることができます。
ラオスの治安について
写真はラオスの首都ビエンチャンのメコン川に続く道の一画になります。
ラオス観光を計画していたとしても、一番心配になるのが治安ではないでしょうか?
首都であってもビエンチャンは人口100万人にも届かない都市(世界で一番静かな首都の異名を持っているのだとか)。
こちらは、ラオス首都ビエンチャンと世界遺産ルアンパバーンの間にあるバンビエンの街並みになります。
人口は3万人に届かない程度の田舎町。
こちらは世界遺産都市ルアンパバーンのナムカーン川沿いの道。
少年僧がかわいい。
ルアンパバーン市内の人口は約10万人ほど。
で、ここからが本題ですが、結論から言ってしまうと人口の大小に関わらずラオス各地の治安はとても良かったです。
トゥクトゥクに乗っても土産屋さんをまわっても値切れはすれどボラれることは一切なく、もちろんレストランや屋台でもボラれず。
街を歩いていても、お土産や水などの押し売りは全くありませんでした。
某国であるようなミサンガ詐欺のようなものも、勿論ありませんでした。
また、私が見た所では、物乞いも一回もありませんでした。
これ、先ほども少し触れましたが、ラオスで多くの人たちに信仰されている上座部仏教が関係していると思うんです。
上の写真は一見すると托鉢の様子にしか見えないと思いますが、よく見ると座って喜捨をしている側の人たちが子どもたちであることが分かると思います。
これ、子どもたちはストリートチルドレンでお坊さんに喜捨をするのではなく、逆にお坊さんから施しを受けている様子なんです。
写真にはたまたま子どもたちしか写っていませんが、大人もお坊さんから施しを受けていました。
このように、上座部仏教がどんな人でも最悪食べるものは担保できる状態を維持しているため、人を騙して今日のご飯を確保しようとしなくてもいいんです。
それが、ラオスの治安の良さを支えているのだと思いました。
ですが、上座部仏教の信者が多い国はラオス以外にもあります。
例えば、カンボジアは人口の90%が上座部仏教です。
ただ、カンボジアは物乞いも多いですし、水上生活で有名なトンレサップ湖ではクルーズ前に写真を撮られたと思ったら、クルーズ終了にその自分の写真が印刷されたお皿を押し売りされました。
同じ上座部仏教の国でありながら、治安には差があると感じました。
で、この二カ国、何が違うのかと言いますと、単純明快に海外からの観光客数が段違いに違います。
ラオスへ訪れる年間海外旅行客数は約200万人、対してカンボジアは約700万人。
困っている人には施しをする教えのある同じ宗教を信じる国でも、やはり観光客が多い場所の方が、良からぬことを考える人も増えてしまうんだと思うんです。
今後、ますます観光客の増加が予想されるラオス。
観光客が膨れ上がり悪い人が集まる前に訪れておくべき国だと思います。
実際に訪れたラオス観光地について
こちらの写真は、バンビエンのブルーラグーンに向かう途中の田舎道。
このような長閑な景色や寺院に西洋風建築など、ラオスは訪れる場所によって本当に色々な表情を見せてくれます。
私は首都ビエンチャンから入国し、バンビエンを経由して最後にルアンパバーン観光で締めくくるルートを選択しました。
次より、一人旅で巡った各観光名所について紹介したいと思います。
尚、せっかくラオス観光をするのなら日本語ガイドさんに案内してほしい人も多いと思います。
その場合は、日本からでも申し込めるこちらの日本語対応可能な現地オプショナルツアーを探してみるのも良いと思います。
ラオス首都ビエンチャン観光
こちらはラオスのほぼ中央に位置する凱旋門、パトゥーサイ。
1962年の内戦終結を記念して作られた建築物になります。
ただ、実はこのパトゥーサイはまだ未完成の状態だったりもするそうです。
続いて、こちらがラオスの象徴と呼ばれるタートルアン。
ラオス国内で次に世界遺産になるとすれば、ここタートルアンになるだろうと言われているほど歴史的にも観光的にも力のある場所になります。
先ほどのパトゥーサイに続きライトアップの様子になりますが、この2箇所、そんなに距離も離れておらず私はラオス入国当日の夜に、いきなり歩いて両方ともライトアップの様子を見に行ってしまいました。
先ほど、ラオスの治安についても触れましたが、一人夜道を歩いていても全然危険な目には合わずその治安の良さを感じました(男性の一人歩きだから平気だっただけかもしれません!女性の人気のない夜道の一人歩きはどんな国の都市でもおすすめ出来ません)。
こちらはメコン川沿いの広場にあるビエンチャンのナイトマーケットの様子になります。
これ、端から端まで早歩きで歩いても8分ほどかかるくらいの巨大なナイトマーケットになるんです。
所々で謎のサムライ焼きたる串焼きが売られていたり、当然ラオスの地ビール・ビアラオも売られていたりで、食べ歩きをしながら面白いお土産を探すのがとても楽しかったです。
なんじゃこりゃ!?と思う人も多いことでしょう。
これら大小数百のブッダ像が見学できるブッダパークとなります。
ラオス首都ビエンチャンから少しだけ離れた場所になりますが、充分観光圏内です。
というのも、ビエンチャン市内からバスで片道1時間ほどの距離。
市営バスで迷わずにブッダパークまで辿り着けました。
皆様も非日常感が欲しければ、不思議ワンダーランド、ブッダパークまで足を運んでみてはいかがでしょうか?
他にもビエンチャンでは上の写真の寺院、ワット・シーサケットやワット・ホーパケオ、ワット・シームアンに今でも不発弾被害が発生しているラオスの実情が学べるコープビジターセンターなどへ観光してきました。
パトゥーサイからタートルアンへのルートでしたり、ブッダパークの公共バスを使った行き方、ワット・シーサケット等の各寺院の観光の内容や入場料金の情報など、ビエンチャン観光の詳細は上記にまとめています。
もしよろしければ、そちらも併せてご覧くださいませ。
ラオスの辺境バンビエン観光
ビエンチャンとルアンパバーンのちょうど中間に位置するラオスの辺境、バンビエン。
ビエンチャンとルアンパバーンの間には目立った都市もなく、その立地から東南アジアの大自然が残る素敵な場所となります。
上の写真もその一つ、バンビエンのビューポイントの頂上からの写真。
写真で見るよりも急な山道を登った先に、先ほどのような絶景が待っているんです。
このようなビューポイントはバンビエン内にもいくつもあり、私は上記のビューポイント1〜3を巡ってきました。
先ほどはビューポイント看板2のところの頂上からの写真になるのですが、、、
こちらがビューポイント看板3の入口から入る登山道の頂上、そして、、、
こちらがビューポイント看板1の先にある頂上からの眺めになります。
どのビューポイントもだいたい50分から1時間強の山登りになります。
どれも絶景ですが、日本の観光地化している山とは違い、山道は手すりや柵もほとんどありませんし、全く舗装もされてません!
結果、(私もそうでしたが)舐めてかかると痛いめに合います。
足腰に自信がない方々は、トレッキングは止めたほうが良いかなと思います。
登る場合には、最低でもトレッキング用シューズを用意しておいたほうが無難でしょう。
登山中に知り合ったフランス人カップルの彼氏の方はビーチサンダルで登ってましたが、下山後にちらっと話したら「ビーチサンダルで登ったのはバッドアイデアだったよ」と苦笑いしてました(そりゃそうだ
バンビエンの自然を楽しむ、で言いますとブルーラグーンもとても有名です。
私は1箇所しか観光できませんでしたが、バンビエンにはブルーラグーンが3つあるのだとか。
また、バンビエンで一番人気の自然満喫アクティビティが、上の写真のチュービングになります。
トラックのタイヤチューブに乗っかって、ひたすら川を流されるだけのアクティビティです。
怪我をしたり物が流されてもクレームをつけない誓約書にサインをした上で、チューブと希望者にはライフジャケットが渡されます。
私は雨季のタイミングにバンビエンのチュービングに参加したため川の流れも一部早く、だいたい1時間10分ほどで約3キロほどのルートを下りました。
が、これが乾季になると流れが緩くなり、場合によってはゴールまで4時間かかるとか!?
こんな橋を渡った先に、ビューポイントやブルーラグーンなどの大自然を楽しむアクティビティが待ち受けています(この橋だけでも、もうワクワクしませんか!?)。
ですが、バンビエンはビューポイント巡りやブルーラグーンにチュービングだけではありません。
その他にも、ナイトマーケット探索やバンビエン市内から気軽に行けるタムチャン洞窟、そして私が地上の楽園ではないかと思えたスマイルビーチバーなども楽しめます。
バンビエン観光のそれら全ての模様は、上記で詳しく触れています。
その立地からラオス観光では飛ばされがちなバンビエンですが、総合的にはラオスで一番おすすめな場所になります。
ラオス観光の際は、バンビエンにも絶対に訪れてみてくださいね!
※上記で、ビエンチャンからバンビエンへバス移動した際の詳細も紹介してますので、ぜひご覧ください。
ラオスの世界遺産都市ルアンパバーン観光
こちらは、ルアンパバーンの朝市の様子になります。
写真は野菜ばかりのエリアですが、インドシナ半島の大河メコン川とナムカーン川に挟まれた地にあるルアンパバーンの朝市は魚もいっぱい売っていました。
また、ラオスは場所柄タンパク質があまり取れない地域でもあったため昆虫食が今でも盛んです。
結果、魚だけでなく蜂の子などの虫も朝市にはいっぱい並んでいました。
冒頭の治安の部分でも触れたルアンパバーンの托鉢の模様を見学したあとは、この朝市も訪れてみることをおすすめします。
市内を離れれば上の写真のクアンシーの滝や、私は行きませんでしたが象使いの資格が取得できる場所にパークウー洞窟など、自然を楽しめる観光地もたくさんあります。
クアンシーの滝は、実は滝の上まで軽いトレッキングができたり、更には滝の中を上り下りできる階段があったりとビックリさせてくれたりするんです。
また、市内に戻ればルアンパバーンでも一番美しいと言われるワット・シェントーンやワット・マイなど大小寺院が500m間隔で出現するくらい寺院都市!!
ルアンパバーン市内は、日本で言ったら正に京都と言った感じでした。
街の中心部にはプーシーの丘があり、その頂上にも寺院があります。
ここは夕日でとても有名ですよね。
私は実際にプーシーの丘で夕日が見れたのでしょうか?
托鉢の詳細な時間にクアンシーの滝の行き方、各寺院の入場料や観光の様子、プーシーの丘の夕日の答えなど、ルアンパバーン観光の詳細を全て上記にまとめています。
こちらもぜひ併せてご覧くださいませ!!
ラオス観光に行きたい!ラオスの行き方について
残念ながら2020年現在、日本からラオスの各国際空港への直行便は運行されていません。
結果として、どこかの国の空港からトランジットするしかないのですが、主要どころとしては私も利用したベトナムのハノイ乗り継ぎか、同じくベトナムのホーチミン乗り継ぎ、もしくはタイのバンコクトランジットになります。
他、中国やカンボジアのプノンペン乗り継ぎなどもあるのですが、まぁベトナムかタイがお値段や時間的にもおすすめだと思います。
実際に私が成田からラオス首都ビエンチャンへ入った際の詳細は、上記になります。
また、帰国時のルートになりますが、逆走していただければ入国できます!という乱暴な流れで、、、
日本→ハノイ→ルアンパバーンルートの参考になるかもしれませんので、上記も一応リンクをおいておきますね!
ラオス観光に行きたいけどビザは必要?
上記は、ルアンパバーン国際空港になります。
さてさて、海外観光になると面倒なのがビザ申請。
同じ東南アジアでもカンボジアはビザ申請が必要だったりで、ラオスはどうなんだろう?と思っている人もいらっしゃるかと存じます。
でもご安心ください!入国から15日間の観光を目的とした滞在であれば、日本のパスポート保有者はビザ申請不要となります!!
ただ、ラオスのみならずどの国もビザの扱いは結構変わったりしますので、ラオス観光の前には駐日ラオス大使館の公式サイトを確認されることをおすすめします。
ラオス観光、おすすめの観光日数は?
ラオス観光のおすすめ日数は、ラオス国内のどこに行くかにもよって変わってきます。
ルアンパバーン観光だけでよければ、3泊4日(飛行機の便によっては3泊5日)で行けなくもないでしょう。
現にJTBさんでしたり、いくつかの旅行代理店でそのようなプランはあります。
では、ラオスの複数観光地を巡る場合は、どうなのでしょうか?
ビエンチャンとルアンパバーンの2都市観光の場合のおすすめ日数
ビエンチャンは、ブッダパークさえ諦めればタートルアンやパトゥーサイ、ワット・シーサケットなどの全ての観光をビエンチャン市内で完結できます。
それでよければ、ビエンチャンは1泊2日で充分観て周れます。
私の場合は、ブッダパークにも行きましたし、ナイトマーケットや夜のライトアップされたタートルアンやパトゥーサイも観光したので、ビエンチャン観光は2泊3日を費やしました。
ビエンチャンは首都でもあるため、観光都市というよりはビジネス街の側面の方が強く、長くても正直2泊3日で観光は充分な印象でした。
尚、ビエンチャン〜ルアンパバーン間はバスと飛行機の2択になります。
バスの場合は、片道だいたい10時間ほどの移動で、金額はレートにもよりますが2,500円前後となります。
対して飛行機の場合、移動時間は片道50分、金額は1万円前後となります。
私は、バスでバンビエンを経由したルートで行きましたが片道それぞれ4時間ずつでした(ちなみに、バンビエン〜ルアンパバーンがかなりの悪路で辛かったです><)。
日本の10時間バス移動も辛いですが、ラオスは道の舗装も充分でないところが多いため、かなり辛いはず。
時間短縮も兼ね、ルアンパバーン〜バンビエン移動なら私は絶対に飛行機ですね。
ビエンチャンは前述の通り観光日数は最低でも2泊3日として、移動を加味しないルアンパバーン観光は、何日が良いでしょうか。
私自身は日程の都合上、ルアンパバーンは2泊3日しか滞在しませんでした。
その観光内容は、先ほども紹介した通り托鉢見学や朝市、ワット・シェントーン等の寺院巡りにプーシーの丘、市街はクアンシーの滝観光、と言った流れでした。
ルアンパバーンで人気の少数民族の村巡りや象使いの免許取得、パークウー洞窟などの観光もプラスして行きたい場合は、最低でも3泊4日は必要かと思います。
以上のことから、ビエンチャンとルアンパバーン2都市観光のおすすめ日数をまとめますと…
ビエンチャンとルアンパバーンのラオス2都市観光の場合、ビエンチャンで2泊3日→飛行機移動→ルアンパバーンで3泊4日、合計7日間は確保したいところだと思います。
ビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーンのラオス北部観光
このビエンチャン→バンビエン→ルアンパバーンの3都市ルートが、正に私がラオス観光でまわってきたルートになります。
ビエンチャンとルアンパバーンは上記で触れた通りですので、ここではバンビエンにどれくらい観光日数を費やすべきかについて紹介できればと思います。
バンビエンの観光地は、先ほども紹介した通り…
- バンビエンビューポイント巡り
- ブルーラグーン巡り
- チュービング(やカヤッキング)
- タムチャン洞窟
- スマイルビーチバーでのんびり
これがメインの観光アクティビティになると思います。
おすすめ観光日数を考える上で重要なのが、複数あるビューポイントをいくつ観光するのか?ブルーラグーンをいくつ観光するのか?を事前に考えておくことです。
観て周りたい個数によって、観光日数を変える必要があります。
ビューポイントとブルーラグーンをバンビエン市内中心から一番近場にあるもの1箇所ずつの観光で済ませてしまえば、バンビエンからビエンチャンやルアンパバーンへの移動を考慮しても2泊3日で大丈夫だと思います。
逆にビューポイントを複数まわりたいなら、3泊4日は必要です。
そして、ブルーラグーンまでも複数まわりたいなら、4泊5日は覚悟しておいたほうが良いでしょう。
バンビエン観光を最短2泊3日、最長でも4泊5日で計算し、先ほどのビエンチャン〜ルアンパバーン2都市観光日数に加えていただければ、ある程度余裕のあるラオス3都市観光ができると思います。
南ラオスも周遊した場合のおすすめ観光日数
私自身は日数の関係上、観光できなかったのですがビエンチャンよりも南にもラオスには素敵な観光地があります。
例えば、世界遺産のワット・プー(この辺りはカンボジアのクメール王朝発祥の地だったりします)にパクセー、シーパンドンで川イルカを見たりと、ラオスの北部ほど有名ではなくとも、どれも捨てがたい観光内容です。
南ラオスのそれらを周遊するだけでも、移動込みで一週間はかかると思います。
ラオス北部と南部を合わせて観光する場合は観光ビザギリギリになりますが、二週間は確保しておきましょう!
ラオスの通貨や両替について
ラオスの観光先や観光日数は分かったけど、そもそも現地通貨ってなに?ちゃんと両替できるの?と不安な人もいると思いますので、次からラオスの通貨と両替について紹介したいと思います。
ラオスではラオスキープという独自通貨が流通しています。
このラオスキープ、私がラオスを一人旅で巡った2018年10月時点で1,000キープ13円くらい(改めて調べ直してみてた2020年現在も、1,000ラオスキープ=12円と全然変わっていませんでした)。
バンビエンの山の頂上やブルーラグーンなどの特殊環境でない限り、ラオスでは500mlのペットボトルの水が3,000ラオスキープ=40円くらいで買えます。
ちなみに、そんなラオスキープですが日本国内では一切両替できません。
どこの両替所や銀行に行っても、両替を扱っていないんです。
そう聞くと不安に思うかもしれませんが、でも大丈夫!!
というのも、ラオスの各都市にある両替所では直接日本円からラオスキープに両替が可能なんです。
変に気を使って、日本にいるうちに米ドルに両替しておく必要もありません。
レート的にも、日本円から米ドルへ両替→米ドルをラオスキープに両替するよりも、そのまま日本円からラオスキープに両替した方が絶対にお得です!
当然と言えば当然ですが、空港よりも各都市にある両替所で両替した方が有利なレートで両替できます。
実際に私が入国したラオス首都ビエンチャンのワットタイ国際空港の両替所のレートや、ビエンチャン市内、バンビエン市内、ルアンパバーン市内にある両替所のレート、実際の日本円からラオスキープ両替手順を上記でまとめて紹介しています。
全然不安がることはありません!安心してラオスについてから現地通貨に両替しましょう!!
ラオス観光の感想
今回初めて観光に訪れたラオス。
「何もない」がある。
実はそれを楽しみにラオス観光に訪れたのもあったのですが、実際に訪れた感想としては「ラオスめっちゃ観光資源あるじゃん!」でした。
確かに歴史を感じさせるような遺跡などは、東南アジアの周辺諸国の方がぶっちゃけあります。
そういうものを観光の目的とするのなら、ラオスよりも圧倒的にカンボジアの方が良いです。
ただ、これは決してラオスをディスっているわけではありません。
ラオスは歴史的な遺産はそんなに多くなくても、大自然を満喫できる場所や厳かな寺院などがたくさんあります。
言葉は通じなくても、気遣ってくれる優しさがあります。
物価も高くなく、安く観光を楽しめるのも魅力でしょう。
ただ、ラオス=ゆっくり癒しのごにょごにょ〜なんて触れ込みも多い国ですが、私自身はタイトなスケジュールでビエンチャンからバンビエン経由のルアンパバーンまで縦断したのもあって、あまりそのような印象はなかったです。
時期によってはかなり安い!?ラオス行き航空券の値段を調べてみる!
時間がゆっくり流れている国でもあり、リラックスを目的とした観光もできますが、決してそれだけではなく欲張れば欲張るほどエキサイティングにも過ごせる国なんです。
ラオスをどう楽しむかは皆さん次第!ぜひ一度は訪れてみてくださいね!!
やっぱり日本語対応ガイドさんがいないと不安!という方は、現地オプショナルツアーを上手に活用してラオス観光を楽しみましょう!!
ラオスに行くなら
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
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エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
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