このサイトでも何度か触れている通り、カンボジアのプレアヴィヒアは、アンコールワットやアンコールトムのあるシェムリアップから北東に120キロ、車で3時間少々かかる距離にあります。
プレアヴィヒア寺院に興味があっても、その距離から日帰りで行こうとすると結構なスケジュールになってしまうため、諦目てしまう人も多いのではないでしょうか?
プレアヴィヒア州自体、タイに国境を接する(言い方は悪いですが)ど田舎。
シェムリアップやプノンペンから遠く、更に数年前までタイと係争地になっていた経緯もあり、観光客も少ない場所です。
なので、ホテルというホテルって、なかなかないんですよね…(2016年現在でも、トリップアドバイザーで2件しかヒットしませんでした)。
今回は、その中の一つ、プレアヴィヒアブティックホテル(地図の青い点の方です)に実際に泊まってみたので、その詳細をお伝えできればと思います。
※プレアヴィヒア寺院の模様は別に用意してますので、そちらご確認ください。
目次
コーケー遺跡群からのプレアヴィヒアブティックホテルまでの道のり
プレアヴィヒアブティックホテルの正面口です。
とっても立派です。
さて、先ほどもお伝えした通り、シェムリアップからプレアヴィヒア寺院に日帰りで行くのも片道3時間超えなので、大変なんです。
なので、私はシェムリアップからベンメリア→コーケー遺跡群を見た後、このホテルに一泊して翌朝プレアヴィヒア寺院に行くことにしました。
いや、ほんと何もないですね。
コーケーからプレアヴィヒアまでこのような道をひたすら北西方向に向かいます。
コーケーからは2時間くらいだったでしょうか…、写真は既にプレアヴィヒア州に入っています。
商店もいくつか見えますが、こんな道を左折して
こんな細道の先に、プレアヴィヒアブティックホテルはあります。
プレアヴィヒアブティックホテルの施設について
プレアヴィヒアブテックホテルのロビーは、こんな感じです。
ここで早速残念なお知らせです。
私がシェムリアップで4泊したコープレイホテルとは違い、Wifiはここのロビーとレストランバーエリアにしかありません。
部屋でWifi使えないって、かなり残念ですよね…。
また、外と窓や壁で仕切られていないロビーなので、開放的で素敵なのですが、蚊が多く数カ所刺されてしまいました。
ベンメリア、コーケー遺跡群と周り、虫除けの効果がちょうど切れていたのでしょうね。
虫除けはちょくちょくつけておきましょう。
※ちなみに、私は現地の蚊に刺されましたが、特に高熱とかは出ませんでした。あ、でも油断はしないでくださいね。ここは亜熱帯の東南アジアですから!
ロビーにある階段を上がるとレストランバーになってます。
そちらの詳細は、また後ほどです。
プレアヴィヒアブティックホテル客室
一番安い部屋なのですが、立派です。
一人だと切なくなる感じですね(笑)。
1階の部屋だったので、正面が先ほどのプールです。
尚、室内は禁煙ですので、喫煙者の方はバルコニーでタバコを吸いましょう(灰皿は置いてありました)。
トイレと洗面所です。
綺麗ですが、トイレのウォシュレットは手動のやつですね。
で、一番驚いたのが…こちら!
バスタブなしのシャワールームなのですが、
シャワーがまるで、ひまわりのお化け!
これは、かなり衝撃でした。
はい、見てくれの通り、水圧は申し分なかったです!!
みなさんが一番関心あるであろうWifiに関しては、先ほど部屋では使えないとお伝えした通りですが、もう一つの関心ごと、電源プラグについては、日本国内で一般的なAプラグと、カンボジアでポピュラーなCタイプのプラグ、両方とも使えました。
iPhoneの充電器などの海外のVに対応するものはそのまま使えますが、日本国内のみで使われることを想定されている電源は、ちゃんと変圧器を使ってくださいね。
ちなみに余談ですが…
カンボジアに来て、初めて猫に遭遇!!
カンボジアって、どこに行っても首輪のない犬がいるくらい犬大国なんです。
首輪をつけないのはお国柄で、ちゃんと飼われている犬なのですが、その犬を飼う目的というのが番犬なのです。
牛泥棒や空き巣など、泥棒が入って来たら吠えて知らせてくれる治安には欠かせない役割を担っているんです(シェムリアップでも深夜の犬の鳴き声はうるさかった…)。
ということで、犬が多いため、猫は必然的に屋根の上などで生活をしているそうで、普通に街を歩いているぶんには、一切遭遇しないのです。
と、そんなカンボジアで猫に遭遇、普段は犬派な私も、ちょっと嬉しかったです。
プレアヴィヒアブティックホテルのレストランバー
レストランバーからのプールを撮影。
なかなかに雰囲気の良い素敵なレストランバーでした。
※ここには1名とても可愛らしいウェイトレスさんがいました。見た目も雰囲気が可愛らしいのですが、何と言っても声が可愛かった。日本の声優さんが英語話しているような感じとでも言うのでしょうか?あぁ、私にクメール語が話せる力があったなら(笑)。
なんかめちゃくちゃ量ありました。
これで一人分ですよ!ごめんなさい、少し残してしまいました><
そんなこんなで、夕飯食べて、バーでお酒飲んで明日はプレアヴィヒア遺跡なので、早めに寝るのでした。
プレアヴィヒアブティックホテルの印象
立派なホテルで、Wifi以外は特段不便もなかったです。
ただ、これは日本でも言えることだと思いますが…、
周囲に競合するホテルがほぼ無い状態なので、競合ひしめくシェムリアップで頑張っているコープレイホテルと比べると、接客の仕方がイマイチでした。
もちろん、日本語が話せないとか、英語も話せないとかを行っているわけでは無いんです。
すれ違った時に現地の言葉でも挨拶してくれるとか、にっこり微笑んでくれるとか、そう言うのがものすごく少なかったんですよね。
この辺にはうちしか研修できるホテルないんだから、文句言うなよ!みたいな雰囲気で接してくる日本のホテルの従業員とか、たまにいるじゃないですか。
そこまであからさまな態度ではないのですが、なんかちょっと距離を感じちゃいました。
あ、でも可愛いウェイトレスさんがいたので、全て帳消しですが(笑)。
プレアヴィヒアブティックホテル周辺の話
超余談ですが、いくつか簡単にエピソードを紹介します。
1)正面口にて
ダジャレではないですが、プレアヴィヒアブティックホテルの正面口に象の像があったじゃないですか。
あれ、現地でも珍しいのか、私が夕方散策をしていた時、赤ちゃん連れてノーヘルバイクでやって来た10歳ちょっとの女の子二人組(赤ちゃん含めると、バイクで3人乗りしてると言うことです)が、象の象の前で、iPhone使って撮影会してたんです。
簡単な英語で「写真撮りましょうかー」って声かけたら、お願い!って感じで言われたので、撮影してあげました。
カンボジアではノーヘルなんて当たり前(確か罰金が4ドル?とかでしたが、プレアヴィヒは田舎なので取り締まる警察も少ないのでしょう、と言うかシェムリアップでも半数がノーヘルだったし…)なのですが、それ以上に10歳くらいの子がバイク乗り回してるって言うのに、カルチャーショックを受けたのでした。
ガイドさんに聞いたところ、原付は特に免許いらないみたいです。
と、彼女たちが使っていたiPhone、これホームボタンが壊れたiPhone4でした。
日本国内でも中古スマホ買取とかありますが、そこで売られた機体はこう言うところにやってくるんだなぁ、と実感。
2)商店街にて
先ほど、道沿いに売店が云々と写真を紹介しましたが、周辺を散策している途中、水が尽きてしまって(ちょっと不安でしたが)現地の売店に水を買いに行きました。
で、まぁ英語が通じない通じない。
同じカンボジアでも、シェムリアップはやっぱり観光都市でお店に入れば英語は通じますし(しかも英語が話せない私の英語が通じるレベルです。観光客に対して察する能力があるのでしょうね!)、場所によっては日本語もバリバリ通じます。
ですが、ここは国境付近のカンボジアの北端プレアヴィヒア。
売店のおばちゃんに英語が通じるわけありませんでした。
で、どうにかジェスチャーで水が欲しいと伝えると、シェムリアップでは大体1ドルで買えた500ミリのペットボトルが、2.5ドルになりました。
そもそも、この辺りの売店に観光客なんて来ないはずです。
現地のおばちゃんからしたら、そりゃ謎の東洋人が変な言葉とジェスチャーで水が欲しいと行っているんですから、警戒もすることでしょう。
旅行に行って、お金を使うことは、0.00000000000001ミリくらい、現地の経済に貢献しているのかもしれませんが、それとは別に、旅行に来たんだからお客様だ!的な意識はしちゃダメだなと、彼女の警戒心から改めて強く思わされたのでした。
実際に行ったカンボジア16個の遺跡一覧!全ておすすめ感動遺跡群
ちなみに、カンボジアでは上記で紹介してます16箇所の遺跡を観光しました。
プレアヴィヒア寺院以外にも素敵な寺院がいっぱいです。
是非ご覧くださいませ。
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
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Trip.comの予約方法←別記事で解説
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エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
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Agodaの使い方←別記事で解説