幻想の巨大廃墟遺跡ベンメリアへ!

ついに来ましたベンメリア!

カンボジアに旅行しようと考えたことのある人なら、観光先の候補に入っているのではないでしょうか?

結論から言います。

絶対に絶対にベンメリアには行くべきです!

アンコールワットやアンコールトムのあるシェムリアップからは、ちょっと遠いです。

ですが、それでも現地でどこぞの旅行会社にオプショナルツアーをお願いしたとしても、おそらく日本円で1万円も行かないはずです。

※HISさんでしたら、現地の急なオプショナルでも70ドルでした。

なぜベンメリアに観光するべきなのか、少しでもその魅力がご案内できればと思います。

ぜひ、最後までご覧ください!


ベンメリアまでの道のり

ベンメリア位置

上記地図のSvay Leuと書かれているところにベンメリアはあります。

アンコールワットやアンコールトム、そしてタプロム寺院などが密集するアンコール遺跡群の中心地・シェムリアップからだと、だいたい距離にして40キロほどになります。

シェムリアップからカンボジアの首都プノンペンへのルート、国道6号線を進み途中で北上するルートとなるので、実際は50〜60キロくらいの移動距離になりますね。

シェムリアップ内にある遺跡や観光地を周るくらいであれば、現地のバイクタクシーやトゥクトゥクで充分ですが、流石にこの距離の移動となると、道中疲れてしまうはずです(私は現地ツアーの乗用車で行きました)。

国道6号線と祭りこちら、国道6号線です。

ガイドさん曰く、このトラックはお祭りをしているそうです。

みんなでトラックに乗って、音楽かけながらお世話になっている寺院に行って、そこで寄付をするそうです。

私がベンメリアに行ったのが10月の後半でしたが、同じ時期ならあなたも目にするかもしれませんね。
ベンメリアまでの道路国道6号線も暫くプノンペン方向に走ると寂しくなってくるのですが、6号線を左折し北上する道はこんな感じになります。

北上後すぐは、シェムリアップ、プノンペン、そしてカンボジアの北を繋ぐ要所でもあり、現地のマーケットなどが広がってましたが、それもすぐに終わり、終始このような景色が続きます。

※ちなみに、プレアヴィヒアまでの道はもっと田舎です。

牛飼いの先導なく、牛が数十頭単位で道を移動したりするくらいなので…。

そのお話は、プレアヴィヒアの詳細ページでご案内しようと思います。

お楽しみに!(楽しいのかわかりませんが・汗)



幻想と神秘に溢れた巨大遺跡ベンメリア

ベンメリア入口

ベンメリア入口ここがベンメリアの入口になります。

色々な遺跡がそうなのですが、ここでもナーガがお出迎えしてくれます。

ベンメリア手前先ほどの入口を数十メートル歩くと見える崩壊した門。

近づくにつれ、はっきりと見えてくる…お!おお!おおお!

その廃墟感から、ついにベンメリアに来たんだ!とテンションも爆上げです!!

ベンメリア入口右手正面の門がこんな状態なので、ここを右手に少し進んで…

ベンメリア巨木タプロム同様、遺跡を破壊した巨木たちを更に少し進むと(この写真右手にも見えてますが)…

ベンメリア内部潜入階段を上がって、木造の橋からベンメリア内部に潜入します。

私がカンボジアに行く前に調べた色々な方のベンメリア旅行記だと、子どもたちが「え、こんなとこ通れるの!」みたいな隙間含め案内をし、お金をせびられた!といったことが稀に書かれてました。

ですが、私の体験としては、そんな子どもたちは見なかった訳で…。

それも、ひょっとしたらこのようなルートが確立されたからかもしれませんね。

ベンメリア潜入!

ベンメリア橋左手橋を一歩入って左手。

ベンメリア橋右手右手を見るとこのような感じです。

ベンメリア内部ベンメリアもタプロム寺院と同じように、自然に飲み込まれここまで廃墟になってしまったのですが、ガイドさんに聞いたところ、ガジュマルだけではなく5〜6種類の木があり、それらが遺跡を破壊したとのことでした。

タプロムでも感じましたが、人間の作り出した文明を自然が飲み込んで行く様は、一種独特な廃退感を漂わせます。

自然に飲み込まれるベンメリア

ベンメリアですが、まだ発掘されきれていないらしく、一説には広さがアンコールワットを超えると言われています。

と聞くと、疑問に感じませんか?

先ほども触れた通り、ベンメリアはアンコールワットやアンコールトムのあるクメール王朝の中心地から40キロも離れた場所にあります。

にもかかわらず、なんでそのような大きな寺院がクメールの首都でもない場所に建設されたのかを?

崩れたベンメリアガイドさん曰く充分な碑文が残っていないらしく、実はまだ多くの謎に包まれているそうなのですが…

少なくとも、ベンメリアはアンコールワットよりも数十年前に作られたとのことでして、歴史学者の間では、アンコールワットを作る練習として建立されたのだろう、とのことでした。

そして、ベンメリアの近くには、石切場が2箇所あったそうです。

クメール王朝があった時代、都は一部の期間を除き長年現在のシェムリアップにありました。

シェムリアップには、地図を見るとわかるのですが、シェムリアップ川という川が流れ、更に雨期には最大で琵琶湖の10倍の大きさになるトンレサップ湖があります。

都市機能を水辺の近くに置くというのは、どの国を見ても定石ですよね。

なので、古くからクメール王朝の都はシェムリアップだったのです。

ただ、近くに都合のいい石切場が無かった。

だから、それが近いベンメリアの地に、これほどの遺跡をまずは作って練習しよう!となったそうなのです。

なるほど、と納得しながらも、腑に落ちない点としては、これほどの大規模寺院を練習という名目で作るのか…、というところですが、そのような謎も歴史のロマンの一つだと思うのです。

自然に飲み込まれた巨大廃墟遺跡としてのみならず、その謎もベンメリアの魅力だな!なんて現地の空気を吸いながら堪能させてもらいました。

ベンメリア苔

ベンメリア蓮のレリーフ

img_2114見てください、この鮮やかな苔に覆われたベンメリアを!

一般的にカンボジアへの観光は、乾季(カンボジアの乾季=11月〜4月)の方がオススメだと多くの旅行雑誌やサイトで案内されてますよね。

確かに乾季なので雨も降らず、そして熱帯でありながらも比較的気温も低い時期のため、間違いないと思います。

ただですね、ガイドさん曰く、乾季だとベンメリアの苔は無くなってしまうとのことでした。

乾季にベンメリアに行ったら、イメージしていた鮮やかな緑の廃墟でなかったぞ><!

といったこともあり得ますので、その点だけは注意してくださいね。

※私も何度かカンボジアでスコールに降られましたが、最長でも1時間で止みました。

断崖絶壁の絶景を見るためにプレアヴィヒアまで足を伸ばそう!といった人でなければ、雨期のカンボジアでも旅行する価値はあります(あ、私は雨期にプレアヴィヒアに行って…2時間待ったのに…ってそ、その話の詳細は、プレアヴィヒア編で触れましょうT T)。

ベンメリア中国人観光客雨期乾季の話以外にも、もう一つぜひ参考にしてほしいことがあります。

私はベンメリアに日曜に行ってきました。

アンコールワットやアンコールトムでも、土日はカンボジアの隣国、タイやベトナムからもバスツアーで多くの人が訪れると紹介しましたが、シェムリアップから40キロ離れているとは言え、ベンメリアにも土日はそれなりに観光客がいます。

そして、その多くは(あくまで私の体感ですが)中国人です。

実際に、ベンメリアまでの道中、大型バスを何台も抜きました。

そしてその車体には例外なく、中国語が書かれてました。

これもガイドさん曰くですが、平日だったらベンメリアも比較的人がいないそうです。

ゆっくり幻想的な雰囲気、廃退的な雰囲気を味わいたいなら、平日の方がきっと良いと思います。

ちなみに、ベンメリアで日本人観光客は2組くらいしかすれ違いませんでした。

みんな、ベンメリアとっても良いところだぜ!

ベンメリアにも行こうぜ!

ベンメリア外れ

ベンメリアレリーフ

ベンメリア根っこベンメリアと言えば、タプロム寺院と同じくらい、スタジオジブリ作品・天空の城ラピュタのモデルでは?なんて言われてますが…

実際に私自身の目で見てきましたが、非常にラピュタに似た雰囲気を感じました。

個人的には、タプロム寺院よりもベンメリアの方が天空の城ラピュタでしたね!

ただ、先ほども触れました通り、きっと雨期限定だと思います。

木の根っこの雰囲気は変わらなくとも、やっぱり雨期の苔の緑がなければ、ラピュタ感は薄まってしまうと思います。


実際にベンメリアに行ってみて

ベンメリア行き止まり

ベンメリア池

陽の差すベンメリア一心不乱に書きたいことを書いていたら、3,500文字以上の文字数になってしまいました。

ここまでこんな乱文にお付き合いいただいて、本当にありがとうございました!

ただ、私自身こんなに書いてしまったんだ!と驚いたくらい、ベンメリアには魅力がいっぱいです。

写真だけ見て、最後のこのフェーズを読まれている方のために箇条書きでまとめると…

 

1)ベンメリアはアンコール遺跡群にはない魅力がたくさんあるので、カンボジアまで行くのなら絶対に行くべきです。

2)HISの現地オプショナルツアーなら、きっと70ドルくらいで行けますよ。現地ツアー会社によってはもっと安くもいけるでしょう。対ドルで円安になっても1万円くらいです。仮に1万円でも行く価値あります!

3)カンボジアへの旅行は乾季が良いよ!なんて触れ込みが多いですが、雨期だからこその苔の生い茂ったベンメリアが見れることも忘れないでいてほしいです。

4)シェムリアップから離れているとは言え、中国人の方など観光客もいます。ゆっくりベンメリアの魅力を味わいたいなら、土日以外に行かれることをオススメします。

5)天空の城ラピュタの世界観を味わいたいなら、タプロム寺院よりもベンメリアに行った方が良いですよ。

 

と言ったところでしょうか。

カンボジアに旅行しようと思っているみなさんが、ベンメリアにもちゃんと観光されて、その素晴らしさを体感されることを強く望みます。

ベンメリアに行きましょう!


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