前日はベローナ・ベネチアと周り、ベネチアのメストレ地区のホテルから次の目的地フィレンツェに向かいます。
ベローナ、ベネチアの様子は下記で紹介してますので、よろしければ是非ご覧ください。
ベローナの記事
ベネチアの記事
ベネチアのゴンドラやカナルグランデに架かるリアルト橋に行ってみた
2017年10月、HISのツアーを利用してイタリアのフィレンツェに行ってきました。
バスでベネチアからフィレンツェまで一気に南下します!
途中、止まったサービスエリアの写真です。
で、いきなりですがフィレンツェに到着!
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説
ミケランジェロ広場
旅行会社のパンフレットとかでよく見る感じですよね。
はい、このアングルからのフィレンツェの写真は、ここミケランジェロ広場で撮影されているのです!
フィレンツェに訪れた日は月曜日。
月曜は世界的にも有名なウフィツィ美術館の休館日であったり、そもそもフィレンツェでは2時間くらいしか観光できない言った時間的制約もあったので、フィレンツェ訪問後すぐにミケランジェロ広場に向かいました。
フィレンツェの中心地から30分ほど歩くことになりますので、写真含めミケランジェロ広場までの道順を紹介していきたいと思います。
フィレンツェのドゥオーモのあるドゥオーモ広場を南に進み…
ヴェッキオ宮殿やウフィツィ美術館のあるシニョリーア広場をヴェッキオ橋方向に進みます。
ヴェッキオ橋
ミケランジェロ広場に行くには、ここヴェッキオ橋を通過する必要があります。
ここも素敵な場所でしたので、簡単に紹介させてください。
ヴェッキオ橋は、フィレンツェを流れるアルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋となり、その歴史は600年以上にも渡ります。
第二次大戦中は、イタリアに攻め込んできた連合国軍を迎え撃つため、ドイツ軍がアルノ川にかかる橋を破壊したそうなのですが、ヴェッキオ橋だけはその戦火から免れました。
なぜヴェッキオ橋だけ破壊されなかったのかは謎なようですが、今日においてもルネサンスと時同じくして作られた橋が見られるのは素晴らしいことですよね!
ヴェッキオ橋の中の写真です。
正直、橋を真ん中まで行かないとここが橋であることもわからない状況です。
左右には商店が並び、もの凄い賑わいを見せています。
さて、ミケランジェロ広場までの道のりに話を戻しますね。
ヴェッキオ橋を出て左手川沿いにひたすら進みます。
すると大きな交差点が出てきますので、それを丘の方にジグザグに進みます。
ジグザグというと、道に迷いそうな印象もありますが、街のいたるところにこのような案内板があるので、ガイドブックや地図アプリと案内板を交互に見比べれば、きっと迷うことはないでしょう。
フィレンツェ全体を見渡せる場所なので、結構な高台にあります。
こんな感じの階段や坂道をひたすら登ることになるので、事前に水を用意しておくことをオススメします。
こんな階段を登り切ると、開けた駐車場みたいなところに出ます。
で、ここがミケランジェロ広場!
外周から北側を臨むと、先ほどのフィレンツェを一望できる感じです。
後ほど触れますが、フィレンツェのドゥオーモ隣にあるジェットの鐘楼や、ヴェッキオ宮殿にある塔も高いところから街を見渡せます。
ただ、落下物防止のための網があったり、400段の階段登らなければならなかったり、街の中心からの眺望なので、街全体を見渡すことはできないと言った難点もあります。
あ、もちろんそれでも素敵な場所だとは思うんですけどね!
HISの添乗員さんに街の眺望を見たいなら、どこがオススメですか?と聞いたら、
「私は、ミケランジェロ広場が好きです」
「街全体を眺望できて、イタリアに来たんだなぁとしみじみと思える場所なんですよね」
と仰ってたんです。
その言葉で私は行くつもりはなかったのですが、フィレンツェ到着の当日、その足でミケランジェロ広場に向かうことを決めました。
所詮iPhoneで撮ったものなので綺麗には撮影できていませんが、肉眼で見ると正に「あぁ、イタリアに来たんだなぁ」とグッと来るものがありました(急な坂道込みで30分歩き続けて来たのも充実感のスパイスかもしれませんがf^^)。
フィレンツェのガイドブックなどでは、どうしても街の中心地から離れてしまっているためミケランジェロ広場までの地図も充実していない印象です。
また、フィレンツェ自体見るものがいっぱいあるので、後回しにされている印象もあります(そりゃウフィツィ美術館が空いていれば私もそっちに行ってました…)。
ですが、ここに来られて本当によかったと思ってます。
お時間さえ許すなら、みなさんにもフィレンツェに行った際には是非ミケランジェロ広場に行ってみてほしいと思います。
写真ではお伝えできない感動が、きっとあります!
フィレンツェのドゥオーモ
どどん!と構えるフィレンツェのドゥオーモ。
ミケランジェロ広場からフィレンツェの中心地、ドゥオーモ広場に戻って来ました。
せっかく来たからには、やっぱりここも入りたい!ということで、入場してみました。
と、中の模様のその前に…、フィレンツェと言えばルネサンスの中心地としても有名ですよね。
そのフィレンツェを大きく発展させたのが、そしてルネサンス期に多くの芸術家を保護したのがメディチ家となります。
メディチ家は最初は薬屋さんを生業にしていたようですが、そこから銀行業に事業拡大し、莫大な富を得たのです。
街の規模は街の大聖堂(ドゥオーモ)の荘厳さに比例するとも言えます。
※ミラノのドゥオーモ、ベネチアのサン・マルコ寺院、言わずもがなのローマ・カトリック総本山サン・ピエトロ大聖堂などなど(って、サン・ピエトロ大聖堂は免罪符で作られたようなものなのでちょっと毛色が違いますね)。
フィレンツェの大きさを感じられる場所、フィレンツェのドゥオーモに早速入ってみましょう!
フィレンツェのドゥオーモ、その圧巻なところはこの写真を撮ったところの真上、
描かれているのは最後の審判です。
もう少しアップで撮った写真がこちらになります。
真ん中のキリストが天国と地獄に行く者を審判しているシーンですね。
最後の審判といえば、ミケランジェロの描いたバチカン・システィーナ礼拝堂のそれが有名ですが(あちらは写真撮影NGなのでお見せできないのが申し訳ないです)、個人的にはこちらの最後の審判の方が響くものがありました。
イタリアに行く予定のある人は、ここフィレンツェのドゥオーモにある最後の審判とシスティーナ礼拝堂の最後の審判を見比べてみるのも面白いと思います!
フィレンツェでは、他にもサン・ジョヴァンニ洗礼堂の天国の門(上の写真)やヴェッキオ宮殿を少々、ジョットの鐘楼の外観などを見て周ったのですが、如何せん時間がなく私から紹介できるものがありません…。
丸1日でも見切れないほど色々なものがある街フィレンツェ!次に来るときは、もっとゆっくりしていきたいと思いました。
さて、フィレンツェの次はイタリア高速鉄道イタロを使って、一気に南イタリア第一の都市ナポリまで向かいます。
ナポリではポジリポの丘から夜景を見たいなぁ、なんて思っていましたので、そのことの顛末などをお伝えできればと思います!
中央ヨーロッパに行くなら