カンボジアというと、アンコールワットやアンコールトムが一番最初に旅行先の候補に上がると思います。
今回紹介するバンテアイ・スレイは、アンコールワット等のあるシェムリアップから30キロちょっとほどしか離れていない場所にあります。
向かう道中にはバンテアイ・サムレや、ちょっと遠回りすればロリュオス遺跡群もいける範囲にあるため、小回りでカンボジアの遺跡を見たい人たちにとっても必ず候補に入る場所だと思います。
また、世界遺産い登録されたアンコール遺跡群に含まれるため、バンテアイ・スレイはれっきとした世界遺産です。
さすが、世界遺産だけあって、バンテアイ・スレイは見所満載!
ベンメリアやコーケー遺跡群、プレアヴィヒア寺院などのシェムリアップから離れた遺跡には日程上行けない!と言う方もバンテアイ・スレイには是非観光に訪れてほしいと強く思います。
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説
バンテアイ・スレイまでの道のり
私はバンテアイ・サムレとセットで行ってきたのでの、そこまではバンテアイ・サムレの詳細ページに譲ります。
今回は、バンテアイ・サムレからバンテアイ・スレイまでの道のりと言うことで、紹介いたします。
バンテアイ・サムレを出発して程なくすると、自転車に乗った学生たちの列がありました。
午前中の移動だったのですが、登校なのか下校なのか定かではありません。
また、バンテアイ・スレイまでの道ですが、とにかく凸凹しています。
当日、ツアーのマイクロバスで現地まで行ったのですが、大波の漁船に乗っているのかと思うくらい揺れます。
シェムリアップからの距離の関係上、トゥクトゥクでも行けなくはないのでしょうが、かなり揺らされるはずなのでバスや車以上に大変なはずです。
また、今回はツアーの一環で、バンテアイ・スレイ手前の村にもお邪魔させていただきました。
ヤシの実を煮詰めて作った現地のキャンデーやお酒を実際に作っているところを、見せてもらいました。
写真は、村の家です。
シェムリアップのような都会は違いますが、ちょっと離れるとこのように高床式の家があちこちにあります。
なぜ高床式なのかと言うと、暑い日中は涼しい1階で過ごし、夜は防犯上の関係から戸締まりできる2階で寝る、と言う生活様式なのだそうです。
この家は、私が道すがら見てきた民家の中でも相当立派な方で、木だけで作られている家の方が一般的でした(カンボジアは地震が全くない国らしく、だからこそ木だけで作られた家でも大丈夫なのでしょう)。
バンテアイ・スレイまで、ひたすら北上します。
バンテアイスレイ入口
驚いたことに、入口はカンボジアのどの遺跡よりも新しく、綺麗でした。
ガイドさんに聞いたところ、4〜5年前に改築工事で綺麗にしたそうです。
入口からさらに奥に進むと、チケットを見せるゲートがあります。
このあたりからも、目をこらすとバンテアイ・スレイが見えてきますね。
バンテアイスレイ内部へ
じゃじゃん!!
ついにきました、バンテアイスレイ。
こちらの写真は正面入口のレリーフです。
行ったのは平日のお昼手前くらいだったのですが、シェムリアップからも行ける距離にあると言うことで、ベンメリアやコーケー遺跡群、プレアヴィヒアと比べると観光客の数もかなり多かった印象です(観光客が多すぎて正面下アングルからの写真は諦めました)。
先ほどの正面口を入ると、長い廊下となります。
バンテアイ・スレイはシヴァ神を祀ったヒンドゥー教の寺院ですので、リンガ(シヴァ神の男性器)が立ち並びます。
例えば、同じヒンドゥー教の寺院でも、ここに来る前に行ったバンテアイ・サムレはシヴァ神とは違う神様を祀っているのでリンガがありません。
同じようで祀る神様によって違うと言うのも、興味深いですよね!
柱にも細かいレリーフが彫られています。
これだけでも絵になりますよね!
廊下を抜けると東洋のモナリザで有名なデヴァターのあるエリアになります。
そこに行くための入口。
格子窓も味わい深いです。
ちょうどこの日は、iPhone7Plusにポートレート機能が実装された日でした。
まだバージョン1.0ですが、なかなかに雰囲気のある写真が撮れているのではないでしょうか?
造形が全てにおいて美しいです。
カンボジアで16の遺跡や寺院を周りましたが、彫刻の美しさで行ったらバンテアイ・スレイが一番でした。
実際に行ったカンボジア16個の遺跡一覧!有名どころから穴場まで
バンテアイ・スレイの東洋のモナリザ
バンテアイ・スレイと言えば、東洋のモナリザですよね。
はい、これがかの有名な東洋のモナリザです。
向かって左側ですね。
残念ながら規制線が張られ、現地の係りの人が目の前にはいけないように見張っているので、7メートルほどでしょうか、離れたところからしか見ることができません。
ただ、東洋のモナリザを近くでも見れなくとも、バンテアイ・スレイの造形の美しさは感じることができます。
カンボジアに訪れた際には、立ち寄ることをお勧めします。
その他のバンテアイ・スレイの写真
遺跡の規模自体は、アンコールワットやアンコールトム、ベンメリア、コーケー、プレアヴィヒアなどと比べると大きくはないのですが、それでも観光客も多く遺跡内もちょっと入り組んでいるので、道に迷うことも…。
現に私は、バンテアイ・スレイを見て周るのに夢中で、迷子になりかけました(笑)。
団体ツアーなどで行く場合には、ちゃんとみなさんに着いて行きましょう!
バンテアイ・スレイで一番有名な東洋のモナリザは、近くで見れなかったこともありここで紹介した写真もいまいちで…、最後まで読んでくださった方にはちょっと申し訳なく思っています。
ですが、東洋のモナリザ以外にも写真でご紹介した通りバンテアイスレイは本当に美しかったです!
レリーフの造形美や赤茶けた雰囲気など、様々な遺跡のあるカンボジアにおいても正に一軒の価値ありの遺跡です!
道中の凸凹道などは、ちょっとした障害でしかありません。
もし読んでくださったみなさんがカンボジア旅行を計画されているのでしたら、ぜひバンテアイスレイも観光先に検討して欲しいと思います!
他にも、上記で紹介しているカンボジアの遺跡に行ってきました。
プレアヴィヒア寺院やベンメリア観光の模様も紹介しています。
そちらも併せて是非ご覧ください。
カンボジアに行くなら