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イタリアの新型コロナウイルスの状況について

アリタリア航空

2020年3月現在、中国を除くと1番の新型コロナウイルスの感染国となってしまったイタリア。

こちらでは、そのイタリアのコロナウイルス情報を整理したいと思います。

イタリアへ観光や旅行を計画されている方の参考になれば嬉しいです。

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新型コロナウイルスによるイタリアへの外務省渡航情報

ローマ 街並み

現在、以下の地域で渡航中止勧告に当たる感染症危険情報レベル3「渡航は渡航は止めてください」が発令されています。

  • ロンバルディア州(ミラノ)
  • ヴェネト州(ベネチア)
  • エミリア=ロマーニャ州(ボローニャ)
  • ピエモンテ州(トリノ)
  • マルケ州

※イタリアの中にあるサンマリノ共和国もレベル3の渡航中止勧告が発令されています。

また、それ以外のイタリアの全州でレベル2「不要不急の渡航は止めてください」が発令されています。

※バチカン市国もレベル2となっています。

イタリアでの新型コロナウイルス情報

アリタリア航空

イタリアでは、新型コロナウイルスの積極的な封じ込め施策を展開しています。

3月になり矢継ぎ早に手を打っている印象です。

  • イタリア全土での人の移動制限
  • イタリア全土で学校休校
  • 薬局と食料品店以外の商店の営業禁止
  • イタリア主要15空港閉鎖の可能性

学校休校に関しては、当初3月15日までとされてはいたものの、このままでは追加の延長が想定されます。

また、実際にイタリアに行った際に思いましたが、現地の人たちは結構外食をするんですよね。

それが、今回の新型コロナウイルスの封じ込み施策により、レストランの営業まで禁止されたわけです。

相当な混乱が発生しているものと思います。

他、3月12日イタリア現地の報道によると、以下の空港が閉鎖されるようです。

ベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ
ミラノ・リナーテ(ロンバルディア州)
ローマ・チャンピーノ(ラツィオ州)
アルゲロ(サルデーニャ州)
ブリンディジ(プーリア州)
コミーゾ(シチリア州)
フィレンツェ(トスカーナ州)
オルビア(サルデーニャ州)
ペルージャ(ウンブリア州)
レッジョ・カラブリア(カラブリア州)
リミニ(エミリア=ロマーニャ州)
トラパニ(シチリア州)
トレヴィーゾ(ヴェネト州)
トリエステ(フリウリ=ヴェネチア・ジュリア州)
ヴェローナ(ヴェネト州)

引き続き、イタリアの現地情報を注視するようにしてください。

2020年3月:イタリア旅行の是非について

前述の通り、日本の外務省からもイタリアの一部へは渡航中止勧告が発令されてもいますので、旅行の計画があったとしても渡航は止めるべきでしょう。

例えば、アメリカがヨーロッパからの入国を制限しましたが、今後直近イタリアの渡航歴がある人は入国を禁止する国が増えていくはずです。

それらのことも考えると、今はやはりイタリアへ行くべきではありません

また問題なのは、ゴールデンウィークの時期までにイタリアの新型コロナウイルスが落ち着くかどうかでしょう。

おそらく、ゴールデンウィークの航空券やツアーを申し込んだ人も多いはず。

一刻も早く、イタリアへ気軽に観光できる日が戻ることを期待します。

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