とても素敵な観光資源を有する国、ミャンマー。
つい10年ほど前まで軍事政権国家だったこともあり、気軽に観光へ行けるようになったのも、ここ数年からだったりします。
と言うことで、他の東南アジアの国々と比べると、まだまだミャンマー観光に行ったことのある人は少ないんですよね。
2019年、超長期連休となったゴールデンウィークを利用し、ミャンマー観光に行ってきました!
ミャンマーの観光地については上記別記事で紹介するとして、今回はミャンマー観光で感じた治安について紹介できればと思います。
ミャンマーに興味のある方や具体的に観光を検討されている方は、ぜひ最後までご覧くださいませ!!
目次
2019年ミャンマーの治安はどうだった?
上の写真は、ヤンゴンの街並みとなります。
さて、実際に私が2019年に訪れたミャンマーの観光地は次の通りとなります。
- ミャンマー最大の都市ヤンゴン
- 世界遺産に登録されたばかりのバガン
- 「古都」と「経済」2つの顔を持つマンダレー
- インレー湖やカックー遺跡のあるニャウンシュエ
こちらは、ニャウンシュエの街並みとなります。
各街で過ごし感じたミャンマーの治安ですが、ひとことで言ってしまえば「悪くない」印象でした。
ずば抜けて良いかと聞かれると「はい」とは言いにくいものの、良い意味で治安は悪くはありません。
余談ですが「では、治安の良い国はどこ?」と聞かれた場合、個人的な感想ですがラオスとウズベキスタンと答えます。
詳細は、下記別記事にて触れています。
ラオス縦断観光!治安はどう?ラオスおすすめ観光日数についても
ウズベキスタン観光ダイジェスト!ウズベキスタンの治安についても
ご興味ありましたら、併せてご確認ください。
こちらは、インレー湖の奥にあるインディン遺跡付近の街の様子になります。
ヤンゴン、バガン、マンダレー、ニャウンシュエと夜の街も歩きましたが、危険な目にはあいませんでした。
某国で遭遇したようなガリガリの子どもを抱えて物乞いされることもありませんでしたし、別の某国で遭遇したような観光地の列に並んでいて身動きの取れないタイミングでしつこく物乞いされることもありませんでした。
また、某国で体験したスリ未遂もなかったですし、別の某国で目にした大麻パーティーもありませんでした。
書いていて思いましたが、そう考えるとミャンマーは治安が良い国ですね。
訂正します!「悪くない」ではなく、治安「良い」です!失礼しました。
治安は良いけど…ミャンマーで遭遇したトラブルなど
こちらは、マンダレーから1時間ほどエーヤワディー川を上ると行けるミングォンと言う村になります。
さて、前述の通りミャンマーの治安は良いです。
良いのですが、ここは勝手知ったる我らが日本ではありません。
不慣れな海外です。
と言うことで、治安の悪さ云々ではなくとも、ちょっと油断をすれば大きなトラブルに発展しかねないことには遭遇します。
と言うことで、次からは私が個人的にミャンマーで遭遇したトラブル(もう少しでトラブルになりそうだったことも含む)を紹介したいと思います。
ヤンゴンにて!勝手日本語ガイド
ヤンゴンの街を歩いている時、片言の日本語で話しかけられました。
「ホテルは決まったか?」「お土産は決まったか?」「あそこには行ったか?どこには行ったか?」等々、ひたすら話しかけられました。
無視をすれば良かったのですが、ちょっとでも観光情報が聞ければと思い、応えてしまったんですよね。
そしたら、20〜30分くらい勝手にガイドもどきなことをはじめ、タクシーでホテルに戻ろうとしたら案の定お代を請求されました。
めちゃくちゃためになるガイドなら、気持ちよく払うこともできたのでしょうが、まぁどうでも良い情報ばかり。
…そして、ヤンゴン勝手ガイドさんは10,000チャット(日本円で730円ほど)をせびってきました。
ちょっとだけすったもんだあって、結局3,000チャット払うことに。
些細なトラブルですが、気分は良いものではありませんので、皆さんはこんな勝手ガイドさんのことは完全無視しておきましょう。
ヤンゴンにて!闇両替に遭遇
先ほどの勝手ガイドさんの話の延長なのですが、私が彼に「日本円を両替できる場所はないですか?」と訪ねたんです。
そうしたら、あると言うので彼の後をついていくと、案内されたのが八百屋と雑貨屋が合体したような露店商。
1万円を11,000チャットに両替してくれるよ!と。
レートはいまいちですし、何よりもここ闇両替じゃないですか!?
偽札摑まされたら、最悪どこかに連行されるかもですよ!!
と言うことで強く拒否の意思を示し、その場を立ち去りました(それでも勝手ガイドさんは私の後をついてきたので大人しく退散いただくため3,000チャット払ったのでした)。
皆さんも何があるか分かりません。
両替する場合は、絶対に正規の両替所か銀行でしましょう!!
ミャンマーチャットの両替方法!日本円やドルからの両替についてなど
尚、ミャンマーでの両替の相場やチャットへの両替方法などは、上記にまとめています。
よろしければ、そちらも併せてご覧くださいませ。
バガンにて!登れるパゴダに案内するよ
バガン観光の際の話です。
事前に2019年現在、バガンには登れるパゴダにはないと言うのは調べて知っていました。
実際にバガン観光を進めていても、階段があるところはバリケードが置かれていたりなど、登れませんでした。
なのですが、バガンでは2回ほど「登れるパゴダに案内するよ」と声をかけられました。
1つ目は、屋内から二階に上がれる作りになっていた寺院でした。
写真の通り、階段にはバリケードが張られています。
ただ、このバリケードも最近張られたもののようで、つい最近までは登れていたようです。
私もそうだったのですが、やっぱりバガンまで訪れたなら寺院やパゴダの二階(高い位置)からバガンの景色を見たいわけで。
きっと、私だけじゃなくここに訪れる人はみんな同じだと思います。
それを知ってか、このバリケードが張られた寺院に「登れるパゴダに案内するよ」ガイドが待ち伏せしていた訳です。
また、翌日早朝、電動バイクで朝日を見に行ったのですが、その帰りにバイクで並走してきて「登って朝日が見れるパゴダに案内するよ」と話しかけてきた子どもたちがいました。
最初、何を言っているのかも分からない状態でバイクで100メートルくらい並走されたので、結構怖かったなと。
どちらの件もそうなのですが、彼らはバガンやミャンマーの公式ガイドでもないんでもないんです。
「やった!登れるパゴダを探していたんです!」なんて軽い気持ちで彼らの後をついて行ったら、後からどんな法外な金額を請求されるかわかりません。
お金をせびられるだけならともかく、場所も分からないところに連れて行かれたらどうすることもできないですよね。
ネットを見ると色んなバガンの情報が溢れていますが、2019年現在、登れる寺院やパゴダはありません。
登れるところに案内するよ!と声をかけてくる人がいても、無視することをおすすめします。
バガンにて!電動バイクの故障
バガンでは、免許なしでも乗ることができる電動バイクレンタルが一般的なサービスとして普及しています。
バガンも広い範囲にわたって3000以上の仏塔があるので徒歩観光は非現実的、ですがタクシーチャーターはお金がかかるため、電動バイクレンタルは観光客の強い味方だったりします。
私自身、バガンでは1つ1つの仏塔よりも、電動バイクで仏塔だらけの非日常的な空間を巡ったことがバガンでの一番の思い出になっています。
と言うことで、電動バイクはとてもおすすめの移動手段なのですが、バガン観光中、誰もいない荒野で私の乗っていたバイクが突然動かなくなってしまいました。
幸い連れと二台のバイクで観光をしていたため、壊れた一台をその場に置き、二人乗りで電動バイクを借りたホテルに戻り壊れたことと置いてきた場所を報告、別のバイクを借りて観光を続けました。
こちらの過失で壊れてしまったことでもないので、修理代などは請求されず良かったのですが、それでも電動バイクが動かなくなってしまった時の絶望感たるや…。
電動バイクを借りて観光することがあれば、極力道の整備されていない荒野などは避けることをおすすめします。
ヤンゴンにて!お土産屋さんの女の子
こちらは、ヤンゴンのお土産購入で有名なボージョーアウンサンマーケットの様子になります。
お土産を選んでいると10歳くらいの女の子が「うちのお店でお土産を買うように」と営業をかけてきました。
無視をしていると「私、泥棒じゃない!日本語の勉強が楽しいだけ!お話ししましょう」と流暢な日本語で話してくるじゃないですか。
色々な国の色々な観光地でも、日本語で営業を受けることはありますが、10歳くらいの女の子から日本語で営業されるのは初めてでした。
具体的なトラブルがあった訳ではないですが、ちょっと複雑な思いをしたのは確かで…。
治安情報をチェックしながらミャンマー観光を楽しもう!
ミャンマー観光でのトラブル等々を5つ紹介しましたが、それでも冒頭の方で説明させていただきました通りミャンマーは治安の良い国です。
道に迷ったり、地図を広げているだけでも、若い人からおばあちゃんまで「なんかあったのかい?」といった感じで声をかけてきてくれる国です。
2019年現在、ロヒンギャ問題でミャンマー西部は訪れない方が良いでしょう。
北部の一部でも、反政府組織が活動していると言う情報もありますので、訪れない方が良いでしょう。
外務省からも発信されているこれら情報は常にチェックし、レベル2以上の危険情報が出ている場所は絶対に近づかないでください。
逆に言えばそれらエリアを避けることで、他の東南アジアの国々と同じように観光を楽しめる国です。
皆さんもミャンマー観光を楽しんできてくださいね!!
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Trip.comの予約方法←別記事で解説
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エクスペディアの使い方←別記事で解説
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シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説