東南アジア最後の秘境とも呼ばれるミャンマー。
実際に行ってみれば秘境と言うわけでもないのですが、民主化を成してから10年も経っていないことなどから、ミャンマーはそう言う印象を持たれているのだと思います。
さて、そんなミャンマーへ2019年のゴールデンウィークを使って観光に行ってきました。
私のミャンマー観光は、10日間でヤンゴン→バガン→マンダレー→ニャウンシュエの時計回り周遊でした。
その経験から、ミャンマーの観光モデルコースと、どれくらい観光日数をかけた方が良いのか?について紹介できればと思います。
ミャンマー観光を計画されている方は、参考にしていただけると嬉しいです。
それでは、是非最後までお付き合いくださいませ。
目次
ミャンマーの観光地について
さて、ミャンマーの観光モデルコースやおすすめ観光日数について触れる前に、ミャンマーにはどんな観光地があるのか紹介したいと思います。
ミャンマーまで折角観光に行くからには、帰国後TVやネットを見て「えっ!こんなに素敵な場所があったの?知らなかった!行っておけばよかった><!」なんて思いたくはないですよね。
そうはならないよう、事前にミャンマーにはどんな観光地があるのかについて把握しておきましょう。
ミャンマー観光:ヤンゴン
ミャンマーの経済・ビジネスの中心であり、海外から訪れる際は空の玄関口になるヤンゴン。
首都機能はネピドーに譲ったものの、今でもミャンマーの中心であることは間違いありません。
そんなヤンゴン、観光地もたくさんあります!!
例えば、ヤンゴンで絶対おすすめの観光地と言えば、上の写真のシュエダゴンパゴダ。
一説によると2,500年前から作られた仏塔なのだとか。
長い歴史があることもさることながら、その圧倒的な建築美は息を飲む美しさです。
また、現地の人々が憩いの場としても多く訪れており、その活気も魅力の1つでしょう。
他にも、ヤンゴンの中心地に建つスーレーパゴダや、聖マリア大聖堂、ボタタウンパゴダにヤンゴン動物園などなど、様々な観光地があります。
それらヤンゴンのおすすめ観光地の詳細については、上記で更に詳しく触れています。
是非併せて一緒にご覧くださいませ。
ミャンマー観光:バガン
ミャンマー観光と言えば、世界三大仏教遺跡の1つでもある、ここバガンを一番に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
ちょうどタイムリーですが、2019年に新世界遺産に選ばれたばかりのバガン。
これから、更に人気の観光地になること間違いなしの場所ではないでしょうか。
バガンには、およそ3,000を超える仏塔があり、それらを見てまわるのがバガン観光のメインとなります。
また、乾季限定となりますが、気球に乗って朝日に照らされるバガンを見るのも人気です。
個人的にバガンで一番おすすめなのが、電動バイクに乗ってバガンの寺院を気ままに巡ること。
バガンでは、電動バイクであれば免許なしで乗れてしまいます。
右を見ても左を見ても仏塔や寺院の立ち並ぶ道をバイクで走る!そんな非日常が冒険をしている感覚にさせてくれます!!
世界遺産登録されたことで、多くの観光客が訪れるようになり、安全面の都合から無免許での電動バイクレンタルが出来なくなってしまうこともあるかもしれません。
個人的には、そうなってしまう前に、皆さまにもワクワクの冒険をしてもらいたいなと思っています。
また、バガンから少し離れてしまいますが、ミャンマーの土着信仰であるナッ信仰の聖地、ポッパ山も十分観光圏内となります。
こんな絵に描いたような山の上にある寺院、凄くないですか?
結構登るのも(いろんな意味で)大変なのですが、そんなポッパ山や先ほどのバガンの観光の様子は下記の別記事でまとめています。
絶対行きたいバガン観光14選!おすすめ観光日数やバガンの注意点など
ミャンマーに訪れたら、やっぱりバガンは外せません!
ぜひバガン観光の参考に、上の記事も併せてご覧くださいませ。
ミャンマー観光:マンダレー
ミャンマー最後の王朝があったのが、ここマンダレーとなります。
マンダレーは古都の趣きもありながらも、北部から中央ミャンマーの経済的な中心としても機能するミャンマー第二の都市でもあるんです。
写真は、マンダレー王宮にもほど近いクドードォパゴダ。
ミャンマーの他の観光地もそうですが、マンダレーはクドードォパゴダをはじめとし、インスタ映えするスポットが多い印象でした。
また、マンダレーはマンダレーだけに終わらず、周辺にも多くの見所があります。
上の写真は、マンダレーからエーヤワディー川を1時間ほど上った先にある村、ミングォンにあるミングォンパゴダ。
ミングォンには、その他にもミングォンベルにこれまたインスタ映え間違いなしのシンピューメパゴダがあります。
また、マンダレーから南東に行けばサガイン、南に行けば世界最長の木造橋があるアマラプラと観光地に尽きることはありません。
他にも、マンダレー市内に戻れば、上の写真のマハムニパゴダや木造寺院シュエインビン僧院など、絶対に見て欲しい場所ばかりです。
マンダレー観光は何日必要?おすすめ日数と訪れた観光地について
個人的には、一番期待していなかったからこそ、いい意味でそれが裏切られ大好きになった街です。
上の記事でマンダレーの各観光スポットの場所や料金なども詳しくまとめています。
よろしければ、ぜひそちらもご覧くださいませ!!
ミャンマー観光:ニャウンシュエ
ニャウンシュエと聞いて、すぐにどこか思い浮かぶ人も少ないと思います。
ですが、ミャンマー観光でも大人気の「インレー湖」や「カックー遺跡」と聞けばどうでしょう?ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ニャウンシュエは、インレー湖とカックー遺跡の観光拠点となる街なんです。
インレー湖は、ボートが大人気!!
ニャウンシュエに訪れたほぼ全ての観光客が、インレー湖でボートに乗るのではないでしょうか。
インレー湖の湖上では、本物も偽物も含めフィッシャーマン(漁師)に出会えました。
本物の漁師さんは、片足でボートを操り投げ縄漁をするんです。
途中のお土産屋さんでは、出張首長族の皆さんにもお会いしました。
湖上で綺麗な夕日も眺めました。
ミャンマー観光は、仏塔に継ぐ仏塔、そして寺院と言った感じで、それぞれはとても素敵なのですが、正直少しだけ胃もたれな感じにもなってしまいます。
そんな中、インレー湖で先ほど紹介したような仏塔以外のものに触れると、とても新鮮に写るんです。
インレー湖、とてもおすすめですよ!!
また、ニャウンシュエの街からタクシーで片道2時間ほどかかるのですが、ここまで来たからには絶対に行きたいのがカックー遺跡!!
つい最近まで、外国人は観光NGだった場所ということで、正解的には知名度はそんなにありません。
ということで観光客が全然多くなく、ゆっくり観光できるんです。
風が吹けばカラカラと素敵な鈴の音が鳴る仏塔の森。
非日常感はバガンにも勝るとも劣らない素敵空間でした!!
ニャウンシュエには、他にも上の写真のように小坊主さんたちが勉強している様子を見学させてもらえるShwe Yaunghwe Kyaungという寺院など、素敵な場所がいっぱいでした。
インレー湖やカックー遺跡の拠点ニャウンシュエの周辺観光と街の様子
インレー湖のボートの様子や、カックー遺跡への行き方に遺跡内を撮影した動画など、上記で詳しく触れています。
よろしければ、そちらも是非ご覧くださいませ。
ミャンマー観光:その他の地域
ミャンマーは、長距離バスや夜行バスがとても発達しており、先ほどまでに紹介した観光地はもちろん、その他の都市へもだいたいバスで行けてしまいます。
実際に私が訪れたミャンマー観光地は、先ほどまでに紹介したヤンゴン・バガン・マンダレー・ニャウンシュエの4箇所までなのですが、その他にもゴールデンロックで有名なチャイティーヨー、ミャンマー最大の仏塔シュエモードーパゴダのあるバゴーなど、有名な観光地はまだまだあります。
チャイティーヨー、バゴーはそれぞれヤンゴンから日帰りでも観光できる場所ですので、時間さえあれば足を伸ばしてみるのも楽しいと思います。
ミャンマー観光のモデルコースとおすすめ観光日数
さて、ここまではミャンマーの観光地について簡単に紹介してきましたが、次からはミャンマー観光のモデルコースと観光日数について紹介できればと思います!!
ミャンマー観光モデルコース1:ヤンゴンだけの最短観光日数プラン
個人的には、せっかくミャンマーまで行くのでしたら、もっと他のところも観光した方が良いかなと思いますが、時間の都合で最短観光しかできない場合、ヤンゴン観光のみのコースとなるでしょう。
ヤンゴンでは、上の写真のシュエダゴンパゴダ 、スーレーパゴダなど絶対に外せない観光地に、気分に合わせて国立博物館やカンドージー湖、ヤンゴン市庁舎に聖マリア大聖堂など街歩きをしながら足を伸ばせば、あっという間に1日が終わることでしょう。
あっ!シュエダゴンパゴダは、昼も夜も両方訪れてみることをおすすめします!!
昼は昼だからこそはっきりと見える仏塔の装飾を楽しみ、夜は煌びやかなライトアップを堪能しましょう。
せっかくヤンゴンに来たなら最低でももう1泊はするはずですよね。
ということで、翌日は少し足を伸ばしヤンゴン最大の寝仏像がいるチャウッターヂーパゴダに行ってみたり、童心に帰ってヤンゴン動物園でのんびりし、最後にボージョーアウンサンマーケットでお土産を買って帰国と言うルートでしょうか。
もう一泊できるなら、片道4時間ほどかかりますが、思い切ってゴールデンロックのあるチャイティーヨーまで足を伸ばしてみるのも良いと思います!
そうやって考えると、最短観光日数で2泊3日、ヤンゴン+チャイティーヨーやバゴーなどのヤンゴンから日帰りで行ける観光地へ足を伸ばす場合は、3泊4日はあった方が良いかなと思います。
ミャンマー観光モデルコース2:ヤンゴン・バガンルート
ミャンマー観光へ訪れる人の多くは、ここバガン目的なんだと思います。
と言うことで、ミャンマー観光はヤンゴンから入国、シュエダゴンパゴダなど1日観光した上で飛行機か夜行バスでバガン観光に向かう人が多いと思います。
2019バガンへの行き方!ヤンゴンからバガン快適?夜行バス移動
私自身は、ヤンゴン→バガンルートを夜行バスを使って移動しました。
よければ上記記事を参考にしてみてください。
バガン観光は、基本的には3000を超える仏塔を巡るオールドバガン探索になります。
ヤンゴンからの日帰り観光も不可能ではないですが、かなり無理があります。
タビニュ寺院やダマヤンジー寺院などの有名どころをパッとみて夕日鑑賞もできずヤンゴンにとんぼ帰り…、絶対おすすめしません!!
オールドバガン観光のみでよければ、1泊2日あればそこそこまわれます。
個人的にはどんなに少なくとも、1泊はした方が良いと思います!!
いざポッパ山観光!ミャンマーバガンからシェアタクシーでの行き方など
ポッパ山まで足を伸ばすなら、バガンで2泊3日費やすことをおすすめします。
と言うことで、ヤンゴン+バガンは、きちきちの観光日数なら3泊4日、流石にそれは窮屈すぎるので、4泊5日くらいは欲しいところです。
ミャンマー観光モデルコース3:ヤンゴン・バガンからマンダレーかインレー湖ルート
こちらの写真は、夕暮れ時のマンダレーヒルからの景色となります。
とっても綺麗でしたよ!!
と言うことで、先ほどのヤンゴン・バガンルートからもう1箇所くらい観光を追加すれば、結構満足なミャンマー観光になると思います。
我ながらなかなか詰め込みモデルコースでしたが、マンダレーは1泊2日でマンダレー王宮からマンダレーヒルとその周辺寺院、更にはミングォンやサガインにウーベイン橋とゴリゴリと観光しました。
もう1日マンダレーに避ければ、それぞれの観光地をゆっくり見てまわったり、古都インワまで足を伸ばせたのでしょうが、個人的には観光日数2日で充分堪能できました。
インレー湖やカックー遺跡のあるニャウンシュエも、観光日数は同じく1泊2日で充分まわりきれます。
と言うことで、ヤンゴン・バガンに追加でマンダレーかインレー湖やカックー遺跡のあるニャウンシュエを加えるなら、+2日みておけば大丈夫だと思います(=ミャンマー観光日数5泊6日か6泊7日ですね)。
ミャンマー観光モデルコース4:欲張り周遊コース
ヤンゴン・バガン・マンダレー・ニャウンシュエと周遊するプランです。
先ほどのミャンマーモデルコースにもう1箇所加えることになるので、シンプルももう2日加え観光日数=7泊8日か8泊9日みておけば、充分にミャンマー周遊はできると思います。
実際に私は予備日も兼ねて、それに1泊加えた9泊10日でミャンマー周遊観光をしました。
幸い大きなトラブルもなかったので、1日ヤンゴンで時間を持て余しヤンゴン動物園にまで行くくらいには余裕のある観光ができました。
ミャンマーをある程度ゆっくり周遊するなら、8泊9日は観光日数を用意しておきましょう!!
せっかくミャンマーまで観光に行くのでしたら、ある程度時間を確保してゆっくり楽しんで欲しいなと思います。
皆さんのミャンマー観光が、とても素敵な時間となりますことを祈っています!!
ミャンマー観光に行くなら?オススメツアーや個人手配の方法
実際にミャンマーに行ってみて個人的な感想としては、観光のしやすい素敵な国でしたよ!と言った感じですが、民主化してまだ10年程度でもあり、人によっては危険なのでは?と思われる方がいても不思議ではありません。
ただ、ここで紹介したようにミャンマーでしか触れられない素敵な観光資源も多く、絶対おすすめの国でもあります!
ということで、もし個人手配でミャンマー観光をするのが不安な方には、旅行代理店のツアーをうまいこと活用してもらえればと思います。
特におすすめがHISさん。
色々調べてもらえるとわかると思いますが、ミャンマー観光のツアー料金も安めで、且つヤンゴンのみならず行ける観光地も多いのが特徴です!!
いやいや、やっぱりもっと安くミャンマーに行きたいんだ!という人も多いと思います。
その場合は、世界中の格安航空券サービスを横断して比較できる上記スカイスキャナーを活用することで、お得なチケットが探せるのでオススメです。
実際に私がスカイスキャナーを使ってミャンマー航空券を手配した方法を、上記にて紹介しています。
どうやって購入すれば良いんだろう?と不安な方は、参考にしてみてください。
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説