2019年のゴールデンウィークを利用し、ミャンマーを周遊観光いたしました。
ミャンマー最大の都市ヤンゴンのみならず、世界遺産に登録されたばかりの世界三大仏教遺跡バガンや北ミャンマーの経済の中心地マンダレー。
それに加え、十数年前までは外国人観光客の観光が禁止されていたインレー湖やカックー遺跡のあるニャウンシュエなど観光。
フルコースでミャンマーを満喫してきました。
さて、今回はそんな観光で必要になる現地通貨ミャンマーチャットの両替事情について紹介したいと思います。
私も一部苦戦しました!
皆さんのミャンマー旅行が素敵なものになるよう、現地の模様はじめ、なるべく詳しく紹介したいと思います。
下記のミャンマーの両替事情、ぜひ最後までご覧ください!
目次
日本でミャンマー現地通貨のチャットは両替できるの?
こちらがミャンマーの通貨、チャットの一部になります。
ミャンマーでは、硬貨はなく全て紙幣になります。
そんなミャンマーの通貨「ミャンマーチャット」、日本で両替できればとっても楽ですよね。
ただ、誠に残念ながら2019年5月現在、日本国内でチャット両替することはできません。
チャットを手に入れるには、ミャンマーへ入国した後に両替所や銀行で米ドルから両替しましょう。
コロナウイルスが世界中で蔓延している時期ですが、日本国内でミャンマーチャットを両替できないか改めて調べてみました。結果、2020年3月時点でも国内での両替はできないようでした。
ミャンマー国内で日本円からミャンマーチャットへ両替する方法
上の写真はヤンゴン国際空港内にある両替所になります。
見ていただいての通り日本円両替が可能です。
ちょっと分かりにくい場所にありますので、詳しい行き方を紹介します。
ヤンゴン国際空港の入国審査、荷物受け取りを超えたArrival Exit Aの先にある両替所を無視し…
最初に見える案内板の「→Left Baggage」の方向に真っ直ぐ行った先にあります。
私は入国初日にここを発見できず><。
結果日本円からチャットへ両替しませんでした。
噂によると、そんなにレートもよくないとか…。
ただ、空港内でドルからではなく日本円から直接ミャンマーチャットへ両替できるのは、とってもありがたいことだと思います。
他にもヤンゴンで日本円からチャットに両替できると有名な両替所、ホワイトベイマネーチェンジャーさんにも行ったのですが…、到着が朝の8時でオープンしておらず両替できませんでした><
場所は、ヤンゴンのボージョーアウンサンマーケット近くの細い路地にあります。
えっ!本当に進んで行って大丈夫なの?と不安に思う路地ではありますが、ここの中間地点くらいにありました。
もし皆さんがホワイトベイマネーチェンジャーに訪れる際は、朝早すぎない時間帯に行きましょう!
ヤンゴン国際空港で米ドルからミャンマーチャットへ両替
私がミャンマーに訪れたのは、冒頭でも紹介した2019年のゴールデンウィークでした。
その時点でのレートとなりますが、だいたいどこの両替所も100ドル→150,500ミャンマーチャットほどでした。
銀行では両替の証明書みたいなものをくれるのですが、私がヤンゴン国際空港でお願いした両替所ではそう言った書面はくれませんでした。
レートを確認し、そのレート通りのミャンマーチャットになっているか一緒に数えて手渡されるだけでした。
両替所周辺から既にタクシーの営業が凄くて落ち着かないですが、慌てず騒がずちゃんと提示レート通りの紙幣になっているか確認するようにしましょう。
ホテルの両替サービスを使ってドルかミャンマーチャット両替
インレー湖とカックー遺跡がある田舎町ニャウンシュエ。
探しても両替所もないような小さな街でした。
私がニャウンシュエに訪れたのは土日。
ということで両替しようにも銀行は空いておらず、手元は5万チャットほどしかない状態でした(日本円で3600円ほど←結構不安><)。
どうにかしてチャットを手にしなければ観光もできません!
ニャウンシュエで宿泊したホテルで両替できないか相談したものの、まさかのNG!!
もうこうなったらと、違うホテルに入りまくり両替させてくれないかと頼み込みました。
幸いにも2件目のホテル(写真のINLE APEXさん)で両替サービスをやっているということで良かったのですが、100ドル=149,000チャットとレートは悪かったです。
※空港の両替レートよりも悪かったのは驚きでしたが、それでも本当に助かりました!
もしミャンマーで土日前に両替する際は、多めにミャンマーチャットに変えておくと安心だと思います!!
チャット両替は大きなドル札で両替しよう!
写真は、ミャンマーの大手銀行カンボーザバンクの両替レート表になります。
100→1505
50→1500
20→1485
と記載されてますが、どういう意味かと言いますと…、札の大きさでチャットへの両替レートが違うという意味なんです!!
なので、100ドル札1枚を出してチャット両替すると150,500チャットになるのに、20ドル札5枚出すと同じ100ドルにも関わらず148,500チャットしか両替できないんです。
これ、カンボーザ銀行だけではなく、空港の両替所、ホテルの両替サービス、その他の銀行など全て札の大きさでレート変わります。
2,000チャットの差=日本円では150円くらいではあるものの、ミャンマーならその150円で…
- 1リットルのペットボトルの水が10本買えます
- 安いレストランならフライドライスが食べられます
- そんなに遠くなければタクシーにも乗れます
- バス移動ならヤンゴン国際空港とヤンゴン市内(片道約1時間)を二往復できます
ということで、なるべく大きなドル札で両替するようにしましょう!!
ヤンゴンの闇両替?について
ミャンマー二日目、ヤンゴン観光をしていたところ突然日本語で声をかけられました。
どこ行きたい?もうホテルとった?お土産はもう買った?などなど話しかけてきました。
どうせ後からお金を請求されるに決まっている!と、最初は無視してたのですが、まだ二日目だし法外な額を請求されたら逃げれば良いと思って彼の日本語に反応してしまいました。
で、日本円からチャットへ両替できる両替所を知っているか?と聞いたら案内されたのが普通の露天。
串焼きとか水を売っている本当に普通の露天です。
銀行でも両替所でもないだって!ってことは闇両替じゃん…、偽札摑まされたらどうしてくれるねん!!
ちょうど露天主が電話をしていたので、最初に声をかけてきたエセガイドだけをいなせばまだどうになる状態。
ということで、両替しない旨を伝え速攻逃げました!!
エセガイドはまだついて来ましたが、別れを告げると10,000チャット(日本円で730円くらい)をくれとせびってくるじゃないですか…OTL
めんどくさいので3,000チャットだけ渡してグッバイ!まぁ、色々と教えてもらえたのも事実なので、必要経費として納得しました。
偽札を摑まされたら、どんな面倒なことになるか分かったものではありません。
皆さんも、闇両替っぽいところでは両替しないように気をつけましょう。
ミャンマーチャット両替事情の総括
ミャンマーの現地通貨、ミャンマーチャットは基本的に日本では両替できません。
また、現地で両替する際も日本円からチャットはイレギュラーであり、基本は米ドルからチャットへの両替となります。
世間的には空港の両替はレートが極端に悪いものですが、ことさらミャンマー・ヤンゴン国際空港はそこまで悪くなかったです。
更に留意するべきは…
1)銀行は土日に両替できないため、金曜までに土日も乗り越えられるだけの額を両替しておいた方が良いということ。
2)どうせ両替するなら100ドル札から両替した方がお得ですよ!ということ。
3)闇両替は意外に身近にあるかもしれないですよ!偽札摑まされる可能性もあるので、両替所や銀行、ホテルの両替サービスでなければ立ち去りましょう!!
というところになります。
日本国内で事前にチャットを用意できないのは面倒に感じると思いますが、現地に行ってしまえば簡単にミャンマーチャットへ両替できてしまうものです。
チャットへの両替時、最低限のことは注意しながらもミャンマー観光を楽しんできてくださいね^^
【最後に】ミャンマー観光に行くには?
ミャンマーチャットへの両替情報を見ていらっしゃるということで、既にミャンマー観光を現地で楽しんでいらっしゃるか、もしくは日本国内で事前に調べられている方かのどちらかでしょう。
前者の「既にミャンマーにいらっしゃっている」方にとっては不要な情報でしょうが、「これからミャンマーへ向かう方」でしたら、少しはお役に立てるかも?ということで、ミャンマー観光のお得?情報を紹介できればと思います。
ミャンマーを個人手配で行くのは不安><!という方には
軍事政権が終わり民主化してから、まだ10年程度と日が浅いミャンマー。
また、ロヒンギャ問題で何かと騒がれているミャンマー。
実際にミャンマーを周遊してきた私からすれば、とても治安の良い印象でしたが、前述の通り不安に思ってしまう材料もないわけではありません。
ということでオススメなのが、ミャンマー旅行を取り扱っている旅行代理店さんのミャンマーツアーです。
HISで行く格安ミャンマーツアー一覧特に一番オススメがHISさんとなります。
HISさんオススメの理由は、シンプルにお値段が安いことと、そしてヤンゴンやバガンのみならず、パゴーやインレー湖・カックー遺跡などにも行けるツアーを取り扱っていることになります。
ツアーにお願いしちゃえば、飛行機もホテルもガイドさんも全て手配してくれるわけで、とっても楽ですよね。
お値段も然程高くありませんので、HISさんを検討してみてはいかがでしょうか?
↑ミャンマーは個人手配でしたが、トルコやイタリアやウズベキスタン観光の際は、HISさんを利用しました!お値段もお安く更には対応もよいので、今後もツアーを使うことがあれば、私はHISさんオンリーだと思います。
もっと安く行きたいなら!航空券から手配しよう
めちゃくちゃシンプルですが、やはり飛行機からご自身で手配するのが基本的には一番安くなります。
実際に私も、スカイスキャナーさん経由でエクスペディアを使ってミャンマー行きのチケットを予約しました。
上記リンクから、その詳細な流れも案内してますので、もしお役に立てそうでしたら併せてご覧ください。
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説