2019年2月、私の大好きなアニメ「宇宙よりも遠い場所」通称「よりもい」を久しぶりに見返しました。
ご存知の人も多いと思いますが、よりもいは南極を舞台にした青春友情アニメ。
もしご存知でない人がいましたら、具体的な内容は是非本編をご覧ください!ということで中身の詳細については触れませんが、ともかく私は各話各話胸にぐっときました(3話ぐらいは号泣しました)。
そんなよりもい、アニメのテロップ欄の「協力」という箇所に「国立極地研究所」という仰々しい名前の研究所があるじゃないですか。
もともと国立極地研究所の存在は知ってましたが、改めてよりもいを見返して南極について学んでみたいなと思い、今回思い切って現地に行ってみたわけです。
ここでは国立極地研究所の行き方や展示内容などについて紹介したいと思います。
これから極地研に行ってみようかな、と思っている方々の背中を押せたら嬉しく思います。
是非最後までご覧くださいませ!
目次
東京の立川にある国立極地研究所の行き方
国立極地研究所は、東京都の中央に位置する立川市にあります。
と言うことで、まずは立川駅まで向かいましょう!
立川駅までは東京駅から中央線で1本。
東京〜立川間を快速なら50分ちょっと、中央特快なら40分ほどで行ける距離にあります。
写真は、多摩都市モノレールでも(おそらく)レアキャラ工作車。
JR立川駅まで着いたら、同駅に接続する多摩都市モノレールの立川北駅、もしくは立川南駅から高松駅まで向かいましょう。
多摩都市モノレールの立川北駅から高松駅は1駅区間。
高松駅に到着したら、改札を出ると周辺地図がすぐにありますので、そこで国立極地研究所の場所を確認しましょう。
高松駅から国立極地研究所までは徒歩で10分かからないくらいとなります。
※尚、帰りは立川駅まで徒歩で行ってみましたが、20分ほどで到着しました!立川駅からも充分徒歩圏内ですね。
国立極地研究所の基本情報
このような案内板が出てきたら、おっ!ついに到着か!?と胸を高鳴らせながら看板に従って道なりに歩きましょう。
はい、ついに来ました国立極地研究所!!
さて、内部の展示内容に触れる前に、ここで国立極地研究所の基本情報を紹介したいと思います。
▼基本情報
国立極地研究所 南極・北極科学館
住所:〒190-8518 東京都立川市緑町10~3
電話:042-512-0910
開園日:火曜日〜土曜日(日曜日・月曜日・祝日・年末年始等は休館)
入場料:無料
入場料無料ってすごいですよね!言っても無料ならそんなに展示内容も充実してないんだろうな、なんて思ってましたが、決してそんなことはありませんでした!!
と言うことで、次から展示内容を紹介していきたいと思います。
国立極地研究所、南極・北極科学館の展示内容
国立極地研究所は、実際に南極で撮影されたオーロラをドームスクリーンで体験できるオーロラシアター内部以外、写真撮影可となっています。
と言うことで、現地で撮影させていただきました写真とともに、展示内容を簡単に紹介していきたいと思います。
南極観測隊の歴史エリア
国立極地研究所の入口を入ってすぐの場所にあるのが、南極観測隊の歴史が学べるゾーン。
よりもい9話でも触れられていた、日本が一番最初に南極観測隊を派遣した際の模様などがまとめられていました。
南極に行った生き物ゾーン
タロ・ジロで有名な犬ぞり用として連れて行ったカラフト犬はもちろん、猫のたけし、2羽のカナリアなどについても触れられていました。
南極・北極ジオラマゾーン
南極のジオラマがこちら!日本と比較すると、南極はとてつもなく大きいことがわかると思います。
ちなみに、このジオラマの下に南極の氷が溶けたら現れる大陸のジオラマがあるのですが、この氷とは全然違う形をしているんです。
おそらく皆さんも、きっとビックリすることでしょう!!
大気・氷ゾーン
よりもいでも出てきた液封電動メカニカル型氷床深層ドリルが展示されているのが、極地研の大気・氷ゾーン。
これを使って氷を掘り進めるのですが、結果どんなことが分かるのか?でしたり、どこまで深く氷を掘れるのか?について詳しく紹介されていました。
雪上車ゾーン
宇宙よりも遠い場所3話で国立極地研究所に訪れた際に乗っかっていた雪上車がこちら。
もちろん、実際に乗ることもできます。
実はこの雪上車、機械遺産に認定されているのだとか!!
オーロラシアター
中の撮影は禁止ですので、外のシアタードームの写真をパシャり。
よりもいでもあったように座り心地の良い椅子に座り、上空を見るような格好で撮影されたオーロラを見ました。
生き物ゾーン
報瀬と結月が大興奮していたペンギンたちがこちら。
他にもアザラシやタコなどの剥製や標本も展示されていました。
体験コーナーやその他ゾーン
他にも南極の氷に触れたり、南極の調査隊が実際に使っている靴などに触れられる体験ゾーン。
また、岩石や隕石ゾーン、昭和基地ゾーン、北極ゾーンなどがありました。
国立極地研究所の感想
じっくり展示内容を見てまわって1時間半ほどでした。
正直、そこまで展示物の量もないと思っていたのですが、良い意味で期待を裏切ってくれた印象!
このような場所は、展示しているものを見学するだけ…のような場所が多いと思いますが、国立極地研究所は、雪上車に乗れたりオーロラを見れたり南極の氷に触れたりと、体験できることが目白押し!
それもあって、とっても満足感の高い場所でした。
また、宇宙よりも遠い場所を見ていたからこそ、展示内容も少しは頭に入っており楽しめたと言うのもあると思います。
少なくとも行って後悔は無いはず!と言うことで、あなたも国立極地研究所に行ってみませんか^^?
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