アンコールワットやアンコールトムのあるカンボジアの観光都市、シェムリアップから然程離れていない距離にあるバンテアイ・サムレ。
この寺院は、位置的にも東洋のモナリザで有名なバンテアイ・スレイ観光とセットにされることが多いと思います。
そして、知名度的にはどうしてもバンテアイ・スレイの方が高く、正直私も「ついで」にバンテアイ・サムレに行ってみたと行ったところでした。
だがしかし!ここバンテアイ・サムレもかなり立派な寺院でした。
その魅力が少しでも伝われば幸いです。
ぜひ最後までお付き合いください。
バンテアイ・サムレについて
バンテアイ・サムレは、12世紀にヒンドゥー教の寺院として建立されました。
シェムリアップからも北東におよそ20キロ程度と然程遠くなく、今まで紹介してきたベンメリアやコーケー遺跡群、そしてプレアヴィヒアなどと比べれば、とても行きやすい遺跡となります。
旅程や旅費の問題で遠方の遺跡まで行けないという人には、バンテアイ・スレイと共にバンテアイ・サムレも一番の観光候補になるのではないでしょうか?
バンテアイ・サムレ入口
バンテアイ・サムレ入口にある看板です。
地図の右側にユネスオのマークがありますね。
そうです、ここバンテアイ・サムレもアンコールワットやアンコールトム同様、世界遺産に登録されているアンコール遺跡群の一つになるのです。
よって、バンテアイ・サムレも立派な世界遺産になるのです!
ちなみに、なぜか同じアンコール王朝が作ったベンメリアやコーケー遺跡群は、世界遺産アンコール遺跡群には数えられていません。
地理的な問題はあるにせよ、同じ王朝が作ったのだし、言ってしまえばシェムリアップ周辺の遺跡と比べてもベンメリア・コーケーの方が規模も作りも立派なのだから(アンコールワットやアンコールトムは除きます)、同じアンコール遺跡群として世界遺産に認定されれば良いのに…と強く思います。
案内板を超え、こんな感じの道を進むと…
見えてきました、バンテアイ・サムレ!
小さなアンコールワットとも呼ばれているそうですが、とっても納得です。
門のレリーフです。
実際に正面から入ってみての第一回廊の模様です。
どうしてもしょうがないのですが、アンコールワットやアンコールトムって、本当に観光客が多いんですよね。
なので、なかなかゆっくり見るのも難しいのです。
それに対して、ここバンテアイ・サムレは、ちょっと離れたところにあるため、観光客はいるものの先の2つに比べたら、だいぶ少ない印象です(バイヨンなんて菩薩の顔より人の顔ばかりでしたから…><)。
第一回廊を抜けると、第二回廊と中央塔がお出迎えしてくれます。
第二回廊と中央塔入口です。
中央は真っ暗な空間があり、昼でも懐中電灯がないと何も見えない状態です。
当然ながら日本国内では見ることのできないヒンドゥー教寺院の遺跡です。
人の少なさもあり、ゆっくり鑑賞!
ゆっくり見てまわったところで、次にバンテアイ・スレイに行きます。
そちらは、また別の機会に紹介しますので、お楽しみにです!
実際に行ったカンボジア16個の遺跡一覧!全ておすすめ感動遺跡群
ちなみに、カンボジアの他の遺跡観光は上記でまとめています。
カンボジア観光を検討されている方は、併せてご覧いただけますと幸いです!
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