カンボジアの雨期も終わりかけの10月後半、アンコールワットに行って来ました。
カンボジアの国旗にも描かれるそのシルエットは、世界遺産にもなっているアンコール遺跡群の象徴とも言える場所ですよね。
正直に言います。
実際に行くまでは、私個人としてアンコールワットにあまり期待していませんでした。
だって、あまりにもメジャーすぎるじゃないですか。
カンボジア=アンコールワット、みたいな図式で多くの観光客にも賞賛されている様子に、私が天邪鬼なのか、ちょっと萎えるところがあったのです。
そして、実際に行ってみて…、見事なまでに良い意味で期待を裏切られました。
アンコールワット含め、カンボジアでは大小15の遺跡を周って来ましたし、トンレサップ湖などの寺院以外の観光地も3箇所行きました。
それだけ周って、どこが一番感動したかと聞かれれば、私は迷わずアンコールワットと答えます!
それでは、順を追ってアンコールワット訪問当日の模様を、写真とともに紹介して行きます。
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アンコールワット入り口
アンコールワット入り口と書きましたが、当日は土曜日でもあって、正面口は結構混雑してました。
ガイドさん曰く、最近は土日になると隣国のタイやベトナムからのバスツアーで観光客がかなり多いとのこと。
そんなこんなで、正面口からではなく、東門から入って行きました。
アンコールワット東門のお堀です。
東門お堀を超えるとこんな感じ。
ここには、クメールルージュ時の弾痕も多数あるとか。
で、しばらく歩いて行くと…、お!見えて来ましたね!!
ここがアンコールワット東門からの入り口です。
簡単な木の柵の隙間から入ります。
え、こんなんで良いんですか!?
ガイドさんは、裏口入学だとかギャグを言ってました(笑っておきましょう)。
アンコールワット内部へ!
先ほども書いた通り、この日は土曜日!
ここまでの写真ではそんなに感じないでしょうが、観光客も多いので第一回廊、第二回廊はとりあえずすっ飛ばし、目玉の第三回廊へひたすら進みます。
アンコールワット第三回廊
第三回廊階段
カンボジア旅行を検討している人は既に調べているかも知れませんが、アンコールワットの第三回廊は階段が急であったり、人が上がれる一番高いところにあるため、入場人数に規制をかけています。
基本、100人程度ということですが、実際はもっと多い気も…。
そんなこんなで待たされるんです。
日によっては、1時間以上待たされるとか!?
なので、とりあえず第一回廊、第二回廊をすっ飛ばし、ここまで来たわけです。
ちなみに、登ろうとしている第三回廊を下から見るとこんな感じです。
今では木造の階段で第三回廊まで登れるものの、それがなかった時代はこんな急な石階段で皆さん登っていたんだそうです。
当日ガイドをしてくれた方が、生まれも育ちもシェムリアップということで、小さい時は友達と連れ添ってよく登ったそうです。
当然、落ちたりもしたそうですが、子どもは丈夫ということですね。
ちなみに、ガイドさんは年齢聞かなかったですがおそらく30歳手前くらいでした。
ということは20年前(クメールルージュ時代が終わってしばらく)くらいの時は、みんなこの階段を使っていたということですね。
第三回廊の階段、上からの撮影です。
急な感じが伝われば良いのですが…。
尚、急で危険であることから、子どもと妊婦の方は登ることができません。
また、神聖な場所ということで、肌の露出が多い人も登れません。
女性のノースリーブとかは、何か羽織って置かないと受付で止められるはずです。
第三回廊内部
ちょっとそこのお嬢さん><!
アンコール第三回廊に登ったのは、午後でした。
西日が降りてとっても神聖な雰囲気が。
写真撮影に勤しむ韓国人のお嬢さんが寝っ転がっていても、神聖さを感じさせるアンコールワット、ヤバし!
第三回廊から正面口を見る眺望です。
アンコールワットの高さは約65mだそうですが、国の象徴だけあってアンコールワットのあるシェムリアップでは、65mを超える建物を一切作ってはいけないそうです。
そのような背景もあり、第三回廊からの眺望もとっても素敵なんです!
格子越しから見る第三回廊眺望です。
雲の間からの西日が合間って、とっても素敵な雰囲気を醸し出しています。
写真なんかよりも、肉眼で見たら100倍感動します。
第三回廊のまさに回廊部分です。
アンコールワットの中央塔を第三回廊から撮影しました。
肉眼だと、鳩が巣を作って住んでいるのもちゃんと見えます。
第三回廊内で動画も撮影してみました。
約3分で第三回廊をだいたい一周しています。
拙い撮影ですが、写真では伝えきれない全体の雰囲気が、少しでも伝われば幸いです。
アンコールワット第一回廊
アンコールワット第一回廊内部
第三回廊を降りてきて、第二回廊をちらっと見て、第一回廊内を散策しました。
こちらが第一回廊の内部ですね。
当時の調度品などが、少しだけ飾ってあります。
多くのものはクメールルージュ時代の前後のゴタゴタで破壊されたり盗まれたかしたそうです。
そんな難を逃れたものは、シェムリアップやプノンペンの博物館行きになっているので、展示されているものは少ないという訳です。
第一回廊内にある沐浴場です。
太陽の光が、より幻想的にしてくれています。
当時の人たちは、ここで身を清めてお参りしてたとか。
雨水がちゃんとここに貯まるように、建設当時から配管機能も取り付けられていたそうです。
アンコールワット第一回廊壁画
アンコールワットと言えば、第三回廊も有名ですが、それと同じくらい第一回廊の壁画が有名ではないでしょうか?
このような細かい壁画が、第一回廊の外側全てに掘られています。
ところどころ赤い部分がありますが、これはアンコールワット完成後、しばらくしてから漆で塗られた後だそうです。
今の壁画もとても素敵ですが、これらが綺麗な朱に染まっていたとしたら…、想像するだけで鳥肌がたちます!
壁画のストーリーは、ヒンドゥー教の神話になっています。
ガイドさんはイメージつきやすいように、日本で言ったら桃太郎ですね!
と説明してくれました。
きっと彼が壁画を説明する際の常套句なのだろう。
あ、もちろん、壁画見ながら話の内容もちゃんと説明してくれましたよ!
実際に行ったカンボジア16個の遺跡一覧!全ておすすめ感動遺跡群
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よけれは、そちらの模様もご覧ください。
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