チェコの首都プラハは、見どころ満載の観光都市となります。
街全体が世界遺産に登録されているのは勿論、中世からの建築が残るプラハの街並みは「建築物の博物館」とも呼ばれています。
街を歩けばどこを見ても美しいプラハにおいて、観光客が集まる広場があります。
それが、今回紹介しますプラハ旧市街地広場となるんです!
プラハ旧市街広場への行き方や、広場の中でも是非観光するべきものなどをご案内いたします。
プラハ観光の参考にしていただけましたら幸いです。
それでは、ぜひ最後までご覧ください!!
目次
プラハ旧市街広場の場所は?行き方は?
プラハ旧市街広場(英語:Old Town Square)は、プラハを二分するブルタバ川の東側に位置します。
以下でも詳しく紹介しますが、広場にはプラハの天文時計を有するプラハ旧市庁舎、聖ミクラーシュ教会、ティーン教会(ティーンの前の聖母教会)に囲まれるような格好で存在します。
プラハ旧市街広場に行くには、地下鉄がおすすめ!
上記、Staroměstská駅を降りて、500メートルも歩かず広場に行けます。
聖ミクラーシュ教会
Staroměstská駅からプラハ旧市街広場へ向かうと、広場の中でも一番最初に出てくるのが、こちらの聖ミクラーシュ教会となります。
入口の案内板に書かれているのですが、聖ミクラーシュ教会は英語で言うとSt.Nicholas Churchとなります(聖ニコラス教会ですね)。
聖ニコラスのチェコ語表記が聖ミクラーシュなんですね。
聖ミクラーシュ教会の入場料は無料でしたので、中に入ってみました。
とても気品のある美しい教会です。
ただ、プラハには美しい教会が多くありますので、ちょっと大人しめな印象かぁなんて思いながら見上げると…
ハッとさせられるような美しい天井絵があるじゃないですか!
天井までの高さは49メートルもあるのだとか。
当時のバロック建築の中でも最高峰と言われる聖ミクラーシュ教会なのですが、それも納得の印象でした。
ちなみに、モーツァルトがプラハに滞在していた折、こちらの教会のパイプオルガンを弾いたのだとか。
プラハ旧市街広場の中心:ヤン・フス像
聖ミクラーシュ教会を通り過ぎると、プラハ旧市街広場の大広間となります。
ちなみに、写真の赤い傘をさしている人たちは、プラハ市内観光バスの呼び込みです。
夜も人の賑わいがあります。
こちらは広場に面した位置にある旧プラハ市庁舎の屋上から撮った一枚となります。
中央にあるティーン教会に目がいってしまうと思いますが、広場の真ん中にある像に注目してください。
こちら、どなたかと言いますと、ヤン・フスの像となります。
中央で立っていらっしゃるのがヤン・フスさんですね。
プラハ旧市街広場の中央で銅像になる人です。
ヤン・フスがどんなことをされた人なのか、気になりますよね!?
彼は、今のチェコ語の大本を編纂した人であり、そして14世紀〜15世紀に渡り「キリスト教のあり方は聖書のみに寄るべき」と説いた宗教改革者でした。
宗教改革と聞くと、マルチンルターが思い浮かぶかと思いますが、彼が活動する100年も前から宗教改革活動をしていたのです。
例えば、その一つが有名な免罪符の否定です。
免罪符を買えば救われると宣伝し様々な人が購入したのですが、聖書には免罪符のことなんて書かれていません。
これは特定の教会を潤すだけではないのか?と否を唱えたのです。
上の写真は、後ほど紹介しますプラハ旧市庁舎に展示されていますコンスタンツ公会議のヤン・フスの様子です(中央の人物)。
このコンスタンツ公会議の結果、彼は火刑に処されてしまうのですが、彼の活動は人々に大きな影響を与え、フターを経て後にプロテスタントに発展しました。
大きな権力にも屈せず正しくあろうとする姿に、同じチェコの人々は強い共感の念を抱くのでしょう。
それだけ愛されているからこそ、プラハ旧市街地広場の中心に彼の像があるのだと思います。
プラハ旧市庁舎と天文時計
多くの人を集めているのが、こちらのプラハ旧市庁舎にあります天文時計となります。
とても美しいカラクリ時計となり、1時間に1回動く仕掛けを見るために多くの人が集まります。
中世の時代には既に作られていたのですが、残念ながら第二次世界大戦で一度破壊されてしまいました。
ですが、プラハの人々はこの天文時計への愛から、極力当時の部品を使いながらここまでの姿に復活させたのでした。
あまりにも美しいがために、中世の時代にこの天文時計を作った時計職人に悲劇が訪れます。
時計職人の悲劇や、動いているプラハの天文時計の動画、そしてプラハ旧市庁舎内部の美しい内装と塔の頂上から見るプラハ旧市街広場の様子など、詳しい観光の様子は上記別記事でまとめています。
よろしければ、上記も是非併せてご覧くださいませ。
ティーン教会(ティーンの前の聖母マリア教会)
プラハ旧市庁舎の奥に控えるライトアップされた教会。
プラハ旧市街広場の中でも一番の存在感を放つ建造物となります。
日中に見ても、その存在感は圧倒的です。
このティーン教会、正式名称はティーンの前の聖母マリア教会となります。
ティーンとは税関を意味し、当時教会の近くに税関があったことこからティーン教会の名付けられたそうです。
こちらは、プラハ旧市庁舎の一番上から撮影したティーンの前の聖母マリア教会となります。
今にも飛び出しそうな、変形しそうな、なんとなくそんな形状の教会となっています。
よし!ティーン教会にも観光するぞ!!と意気込んで向かったのですが…
私が訪れた日曜が定休日で、入れませんでした><!
ちなみに、日曜の他に月曜も定休日だそうです!!
教会の中に入っても内部は撮影禁止なのですが、だとしても入って見学させてもらいたかった…。
私はプラハに2泊3日滞在していたのですが、ティーンの前の聖母マリア教会の休館日情報をチェックしておらず、知っていればプラハ観光工程を変えてでも行ったのに…と、とても悔しい思いをしました。
皆様はプラハ観光の際、定休日の日曜月曜を避けティーン教会の内部まで観光してきてくださいね!!
その他にもプラハ旧市街広場を少し歩けば…
その他にもプラハ旧市街広場から5分ちょっと歩けば、上の写真の中央にあります火薬塔や…
上記別記事で詳しく紹介しておりますクレモンティヌムに…
カレル橋も観光できます!
プラハ旧市街広場を軸にしたここで消化した観光地は、半日〜半日ちょっとで充分に観光できます(それぞれじっくり観て周っても1日はかからないと思います)。
プラハ観光の際は、これら旧市街広場の見どころも是非訪れてみてください!!
古き良き中世から続くヨーロッパの雰囲気を、ビシビシと肌で感じる素敵な時間になると思います♪
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