オーストリアの首都ウィーンは、観光するべき場所が盛りだくさん!!
ウィーン滞在の日数が充分あれば迷うこともないと思いますが、そうでない場合は、どこに行こうか事前に計画を立てることが大切です。
ということで、今回は私がウィーンで訪れた観光スポット、セセッション(ウィーン分離派会館)について紹介したいと思います。
皆様の参考にしていただけたら嬉しく思います。
それでは、是非最後までお付き合いくださいませ。
セセッションとは?場所や入場料などの基本情報
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19世紀後半から巻き起こった芸術の主流・保守とは外れた(=分離した)芸術家をまとめたのがセセッション(分離派)となり、ウィーンにあるここセセッションが分離派会館になるのです。
セセッションの初代代表は、接吻などが日本でも人気の画家、クリムトとなります。
セセッション、ウィーン分離派会館の場所ですが、上記地図の通りとなります。
ウィーン観光の中心・ウィーン歴史地区に当たる「リング」の入口、地下鉄カールプラッツ駅にほど近く、また天井絵を間近に見られる稀有な教会・カールス教会からも近い場所にあるんです。
余談ですが、そのカールス教会は今まで私が見た中でも、本当に特殊で見応えのある教会でした!セセッションに訪れた場合は、カールス教会にも是非訪れてみましょう。
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さて、そのようなセセッションのチケットが上記となります。
私が訪れたのは2019年10月だったのですが、そのタイミングで写真の通りセセッションの入場料=一人9.5ユーロでした。
現代アートや芸術が好きな人にとっては納得の金額だと思いますが、アートにそこまで興味のない人にとっては、正直高い入場料に感じるかも??
セセッションの目玉!クリムトの傑作ベートーベン・フリーズ
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セセッションに訪れる観光客のほぼ全てが、この壁画を鑑賞するために来ていると言っても支障ないでしょう。
クリムト作、ベートーベン・フリーズとなります。
上記動画をご覧ください。
こちらにある通り、ベートーベン・フリーズは3つの壁画でストーリーが構成されています。
動画の順番の通りですが、第一の壁画は「力ある者(黄金の騎士)に巨悪の巨人を倒すようお願いしている様子」が表されています。
続いて、中央の壁画は「巨人テュフォンと人の苦が擬人化された巨人の娘たち」が描かれています。
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そして、最後の三つ目の壁画には「(おそらく巨人との戦いに勝利し)ベートーベンの歓喜の歌の合唱に包まれ抱擁する男女」となっています。
私自身、絵画などの芸術は正直全然詳しくないのですが、クリムトの何がすごいってベートーベン・フリーズをはじめ、どの絵画を観てもクリムトの作品は彼の作品と分かるところにあると思いました。
圧倒的な個性、それが観る人々を魅了するのでしょう。
ベートーベン・フリーズ以外のセセッション展示内容
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セセッション自体、分離派の作品を展示する会館という役割となるため、ウィーンにある大きな博物館と比べると、展示内容が豊富というわけではありません。
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また、その時々の現代アーティストの作品も展示しているようで、展示内容も変化していくと思います。
そのような側面からも、やはりセセッションはクリムトのベートーベン・フリーズを目的として訪れる場所になると思います。
セセッションの感想
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セセッション自体、1時間も費やす場所ではありません。
ですが、前述の通り入場料は9.5ユーロと高めです(まぁ、ウィーン全体が入場料高めですが)。
ただ、ウィーンに訪れるのでしたら足を運んでみる価値はあると思います。
セセッションでベートーベン・フリーズの本物を是非鑑賞してみましょう。
最後にウィーン観光全体について紹介します。
セセッションだけでなくウィーンには魅力的な観光地がたくさんあります。
それらについて上記別記事で詳しく紹介していますので、よろしければそちらも併せてご覧くださいませ。
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Trip.comの予約方法←別記事で解説
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エクスペディアの使い方←別記事で解説
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