ドナウ川の真珠と称され、近年では観光地としても人気のハンガリー首都ブダペスト。
そして、中世から近世にかけてヨーロッパの中心として繁栄したオーストリアの首都ウィーン。
中欧観光をするなら、どちらも外せない観光地ではないでしょうか。
今回は、ブダペストからウィーンへの移動方法について紹介したいと思います。
ヨーロッパ・中欧観光を計画されている方は、参考になさってくださいませ。
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Trip.comの予約方法←別記事で解説
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Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
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ブダペストからウィーンへの移動方法
ハンガリーのブダペストとオーストリアのウィーンまでは約243キロ。
東京から250キロちょっとで名古屋市や新潟市となりますので、だいたいそれくらい離れた位置関係と思ってください。
ブダペストからウィーンまでの具体的な交通手段は以下の4つとなります。
- 飛行機
- 船
- 電車
- バス
ブダペストにもウィーンにも国際空港があるため、飛行機移動が可能です。
ただ、前述の通り240キロほどしか離れていないため、わざわざ値段の高い飛行機を選択する必要はないかなと思います(簡単に調べてみたところ、直行便だと2万円もするようでした)。
ブダペストもウィーンもドナウ川が通っているため、船の移動も検討できます。
ただし、船移動は夏の時期しか使えないのと、やはり値段に難ありと言ったところになります。
現実的に考えると、電車かバスが移動手段として最適ではないかと思います。
ただ、私は予約の利便性などからバスを選択。
というのも…
ブダペストはオーストリアの高速鉄道レイルジェットが乗り入れているためそれを使った移動ができるのですが、お値段が片道50ユーロほどと高めになります。
私自身は、ウィーンからハルシュタットへ移動する際にレイルジェットを使いました。
レイルジェットの予約方法は上記にまとめてますので、ブダペスト〜ウィーン間を電車旅したい方は、そちらを参考に予約をしてみてください。
では、次に実際に私が使ったバス移動について紹介したいと思います。
実録:FLIX BUSでブダペストからウィーンへ移動
私がブダペストからウィーンへ移動した際に使ったバスが、こちらのFLIX BUSとなります。
このFLIX BUS(フリックスバス)、まだ創業10年ほどでありながらもヨーロッパ中を繋げるバス網を構築しています。
また、その豊富なルート以外にもリーズナブルな料金や、前日でもアプリで予約してペーパーレスで当日のバスに乗れてしまうくらいの気軽さが人気なんです。
人気のルートでは前日予約ができない場合もありますので、なるべく余裕を持って予約するようにしましょう!
尚、私が利用した2019年10月時点でのブダペスト〜ウィーン間のFLIX BUS料金ですが、なんと一人18ユーロでした!
先ほどの電車(レイルジェット)と比べると、やっぱりバスにしてしまいますよね(汗
FLIX BUSの具体的な予約方法は、下記別記事で紹介しています。
予約の際は、是非参考にしてみてください。
FLIX BUSに乗車
私が乗車したのは、ブダペストのNepliget(ネープリゲトバスステーション)。
FLIX BUSが使うバスステーションは、他にKelenKelenfoldというバスステーションもあるのですが、私は観光の都合上ネープリゲトの方が都合がよかったので、そちら出発の便を予約しました。
ネープリゲトのバスステーションは上記GoogleMapの場所にあります。
ブダペストのペスト地区からであれば、こちらのバス停の方が便利かなと思います。
ちなみに私の場合は、鎖橋付近でタクシーを拾いバスステーションまで走ってもらいました。
タクシー代は3,300フォリント(1,400円)とまぁまぁリーズナブル。
また、ネープリゲトのバスステーションまで徒歩500メートルの距離に路線M3のNagyvárad térという地下鉄駅もあるので、そちらを使っても良いと思います。
バスに乗車の際は、バス入り口の係の人にスマホのQRチケットかペーパーのチケット(どんなチケットなのかは、前述の記事で紹介しています)とパスポートを提示しチェックインを済ませ搭乗しましょう。
大きめの荷物は搭乗前に預けられます。
ブダペスト〜ウィーン間は人気路線なのでしょう。
というのも、ブダペストで乗ったFLIX BUSは写真の通り二階建てバスでした!!
私自身、人生初の二階建てバスでしたので、テンション爆上げでした(笑
窓には、このようにWifiが走っていることが紹介されてました。
ただ、これは路線によって違うようで、私が他の路線で使ったFLIX BUSにはWifiがなかったものもあったので、常にあるものでもないと思っておきましょう。
走り出してしばらくすると、長閑な田園風景が続きます。
また、ヨーロッパのこの辺りは風力発電が盛んで沢山の風車が稼働していました。
更にしばらく走ると、ついにハンガリーとオーストリアの国境が出てきました。
ただ、両国はシェンゲン協定加盟国ということで、特に国境で入国審査などはありませんでした。
シェンゲン協定に加入している国を行き来する場合は、他にもこのように入国審査がないのでヨーロッパ観光は楽なんですよね^^
あれよあれよと240キロちょっとのバス旅が終わり、目的地のウィーン中央駅バスステーションに到着しました!
ウィーン中央駅のバスステーションは、上記の場所にあります。
ブダペストから出発してここまで3時間ちょっと。
ちなみにバス内にはトイレも完備されていたので、ブダペスト〜ウィーンの移動の途中に休憩などはありませんでした。
尚、ウィーンの各観光地のダイジェストは、上記で紹介しています。
滞在日数に応じた観光モデルコースも掲載していますので、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
よろしければ上記記事もぜひ併せてご覧ください。
ブダペストからウィーンをバスで移動してみての感想
ここまで見ていただいた通り、ブダペストからウィーンまで18ユーロで移動でき、更に時間は3時間ちょっとしかかからず、車内にはWifiとトイレがあるんです。
個人的には、このルートで電車等他の移動手段を使う理由が分かりません。
それくらいFLIX BUSはブダペスト〜ウィーン間の移動で鉄板だと思います。
ちなみに、私はこれに味を占め、ウィーンからスロバキアの首都ブラチスラバへの移動やチェコの国内移動もFLIX BUSを使いました。
初めて使ったこの路線で、FLIX BUSがとてもお気に入りのバスとなりました。
皆様も中欧観光やヨーロッパ観光の際は、FLIX BUSを利用してみましょう!