誰もが一度は聞いたことがあるトロイの木馬。
ギリシア神話のトロイア戦争に出てくる、ギリシア勢が勝利する決め手になった作戦ですよね。
今回は、そんな神話の世界、トルコのトロイに観光した際の模様をご紹介いたします。
いざ!トロイ観光
入口にある案内版。
反射してて全然見えないですね、すみません(汗)。
ヨーロッパとアジアを隔てる2つの海峡の一つ、ダーダネルス海峡(チャナッカレ海峡)のアジアサイド、ちょっと南に行ったところに位置すること。
そして、トロイは長い時間の中、9回の増築を経て大きくなった都市であることが説明されています。
古代ギリシア語の方言でトロイはイリオスと呼ばれてました。
トロイの第二階層の壁、作られたのは紀元前3,000年いかないあたり。
ガイドさんには現存している最古の壁と紹介してもらいましたが、実際のところ分かりません。
ただ、5,000年近く前の建造物に触れられるというのは、とてもロマン溢れることですよね!
ちょいちょいこのような案内板で遺跡のことが紹介されています。
半円形競技場の小さいバージョン。
ローマ帝国は円形、ギリシャ時代のものは半円形の作りになります。
ということで、この建造物からもトロイの地がギリシアの統治下に入っていたことが分かるわけです。
第六世代のトロイは、写真のように立派な城壁を持つ街だったですね。
仕方のないことですが、見る影もありません…。
トロイ観光の最後はトロイの木馬!
こちらが、トロイに設置されているトロイの木馬になります。
当然ですが、レプリカですね。
見ての通り、トロイの木馬の中に入ることもできます。
トロイ戦争もトロイの場所が特定できなかったため、ギリシア神話の正に神話の話と思われていた時代がありました。
ですが、教科書できっとみなさん習ったシュリーマンの発掘により、ここがトロイ戦争の舞台、トロイと分かったわけです。
トロイの木馬に入れば、神話のようにトロイ勢を木馬の中から奇襲をかける兵士の緊張感が味わえるかも!?
トロイに行ってみて
トロイの木馬近くで見つけた猫。
かわいい!!
で、実際にトロイ遺跡を観光をしてみて感じたこととしては…。
トロイ観光を検討している人なら、インターネット等々でいろいろ調べて一度は「トロイはしょぼい」「トロイはがっかり世界遺産」等々目にしたこともあると思います。
完全に否定はできません。
なぜって、トルコにはアジアとヨーロッパの交差点・イスタンブールや、圧倒的な規模感の遺跡が残るエフェソス、目を疑うような景観のパムッカレやカッパドキアなど、素晴らしい観光地ばかりであり、どうしてもそれらと比較すると「がっかり」「しょぼい」となってしまいます。
私も正直言うと「えっ、こんなものなの?トロイの木馬もしょぼいし…」なんて思いました。
ですが、ここは神話の世界であり、約5,000年前の歴史の息吹が感じられる場所です!
そこにはロマンがあります。
みなさん、世界遺産のトロイに訪れる機会がありましたら、ぜひその前にトロイについてちょっとだけでも勉強しておくことを強くオススメします。
そうすれば、トロイ観光の感じ方も大きく変わってくるはずですので!
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