前日はパムッカレと今では学生都市として栄えるコンヤを観光し、そしてこの日は写真のような何もない道をひたすら東に進み、トルコ観光の中で一番楽しみにしていたカッパドキアへ行きました。
パムッカレの模様は下記にまとめました!トルコ観光にご興味ありましたら、こちらも是非ご覧ください。
トルコの美しき石灰棚パムッカレと温泉治療都市ヒエラポリスへ!
カイマクル地下都市
トルコの世界遺産、ギョレメ国立公園とカッパドキアの奇岩遺跡群の第一の訪問先は、カイマクル地下都市からとなりました。
「地下都市」って、言葉にするとなんだかかっこいいですよね。
そんなようなことを思いながら、写真のゲートを進みカイマクル地下都市に入りました。
カイマクル地下都市がいつから作られたのかについては、いまだによくわかっていないようです。
高度な製鉄技術を用いてメソポタミアを滅ぼしたヒッタイトが作ったと言う説もあれば、その敵対勢力にあたるフリギア人が作ったと言う説もあるようです。
この地はキリスト教が早々に広まった地でもありました。
ただ、ローマ帝国も4世紀末になるまでキリスト教は容認されておらず、トルコのこの地においてもキリスト教自体が迫害の対象となっていたのです。
そこで、前述の通りいつ頃、誰が作ったのかは定かではないにしろ、広大な地下空間にキリスト教徒が隠れ住み、地下都市は更なる発展を遂げたのでした。
発展の一つとして、この地下都市にはワイナリーがありました。
キリスト教でワインはイエスの血とされています(宗派によって違うかもしれません、あまり突っ込まないでください)。
なので、地下に逃れてからもワイナリーを作り、ワインを飲み続けたのでしょう。
ギョレメ野外博物館
カイマクル地下都市の見学を終え、次に訪れたのはギョレメ野外博物館。
カッパドキアが奇岩遺跡群と呼ばれるのが、実によくわかる場所になっています。
穴が空いている箇所が居住区だったり教会などになっております。
キリスト教徒は、カイマクルでは地下に逃れることで信仰を守りましたが、時が経ちここギョレメではイスラム教徒から身と信仰を守るため交通の要所と反対側に穴を掘り、イスラム教徒から隠れたそうです。
その証拠に、全ての穴は同一の方向を向いているんです。
実に興味深いです。
中はこのような感じになっています。
観光客も多かったので、有名どころの教会は行けなかったのですが、それでもそこに生活の営みと信仰があったことが感じられました。
岩肌を掘りこんな建造物を作っているんです。
動画もちょいちょい撮影したのですが、そちらは後日アップロードしてご紹介させていただきます。
カッパドキアに行ってみて
ギョレメ野外博物館を出て、ちょっと時間が余ったのか予定にはなかったビュースポットにガイドさんが連れていってくれました。
こんな景色、日本では見られないことでしょう。
日本も自然に溢れており、だからこそ個人的には、わざわざ海外にまで観光旅行に行くのなら自然よりも文明や文化的な遺産に触れたいと思っています。
ですが、ここカッパドキアだけは自然の景観を楽しみにして行きました。
そして触れてみて、やっぱり来てよかったな!と。
写真では伝えきれないパノラマ、是非みなさんも肉眼で感じて欲しいです。
そして、カッパドキアの景観をさらに楽しみたいなら、絶対に気球にも乗っていただきたいです。
地上からの眺めだけでも壮大ですが、気球からの景観は正に一生ものの景色でした。
カッパドキアの気球からの絶景は、別の記事でご紹介しております。
是非、こちらもご覧ください。
【動画あり】カッパドキアで気球体験、一生ものの景色がそこにある!
このブログで紹介している全観光地の中でも、ベスト3に入る個人的に感動した瞬間になります。
治安など、情勢を見極めた上で、もし行けそうなタイミングがありましたら、あなたも是非トルコのカッパドキアに行ってみましょう!
トルコに行くなら
▶︎Trip.com(トリップドットコム)
スカイスキャナーを傘下に持つ超大手!米NASDACにも上場で安心です。
Trip.comの予約方法←別記事で解説
▶︎Expedia(エクスペディア)
Trip.comで安い航空券がない場合、次点で使うことが多いです。
エクスペディアの使い方←別記事で解説
▶︎Agoda(アゴダ)
シンガポール発祥だけあって比較的アジアに強い印象です。
Agodaの使い方←別記事で解説