チェスキークルムロフ城観光の魅力について!城の内部や眺めなど

チェスキークルムロフ城 騙し絵の塔 眺望

チェコの南部に位置する世界遺産の街、チェスキークルムロフ。

乱暴に言ってしまえば「チェコの田舎」ではあるのですが、その分中世の街並みを今に残す大人気の観光地となります。

こちらの記事では、そんなチェスキークルムロフの中でも特にチェスキークルムロフ城に焦点を当てて、その魅力をお伝えできればと思います

チェコや中央ヨーロッパ観光を考えている方々は、是非参考にしてみてください。

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チェスキークルムロフ城の基本情報

チェスキークルムロフ城 地図

折角観光に行くのなら、その場所のことはある程度知っておいた方が絶対に楽しいです!

充実のチェスキークルムロフ城観光となるように、基本的な情報は仕入れておきましょう。

チェスキークルムロフ城の場所

チェスキークルムロフ城は、旧市街の北側に位置します。

チェスキークルムロフの旧市街は逆S字で流れるブルタバ川(スメタナで有名なモルダウのことです)が3つのエリアに隔てているのですが、その一番上のエリアにあるんです

旧市街は端から端でも1キロもないくらい

なので、見晴らしの良い場所からだと、だいたいお城のシルエットが見える感じになります。

チェスキークルムロフの街と城のかんたんな歴史

チェスキークルムロフ城

チェスキークルムロフ城の起源はとても古く、1240年ごろから建設が始まったそうです。

その後、いくつもの貴族の手に渡りながら、発展と衰退を繰り返しました。

前述の通り、モルダウにかかる街になるため、交通の要衝でした。

川を下れば神聖ローマ帝国の首都・百塔の街プラハがあることから、チェスキークルムロフでは手工業が盛んに。

ですが、1800年代に入って鉄道網が整備される中、チェスキークルムロフはその沿線に組み込まれず産業革命後の発展から取り残されてしまったのです

チェスキークルムロフ城 塔

ただ、観光のことだけを考えると、これは決して悪いことではありません。

産業の中心ではなかったため、強引な工場化もなく古き良き街並みが残されました

また、工場区でないことから、その後の戦争でも大規模破壊目標にならずに澄んだのです(ナチスの統治下には置かれてましたが)。

以上、このような歴史を眺めてきたのが、チェスキークルムロフ城なんです。

「騙し絵の城」チェスキークルムロフ城

チェスキークルムロフ城 騙し絵の塔

チェスキークルムロフ城の特徴として先ず最初に挙げられるのが、「騙し絵の城」「騙し絵の塔」ではないでしょうか?

上記写真をよくご覧ください。

凹凸感がないですよね?

なぜなら、レンガではなく絵だからなんです。

チェスキークルムロフ城内

これは、お城の中に入っても徹底しています。

では、なぜ壁が絵になっているのでしょうか?

それは、先ほどチェスキークルムロフの栄枯盛衰について簡単に紹介しましたが、その衰退の時期、それでも立派に見せるための工夫としてペイントで装飾をしたんです。

朝日も夜景も!チェスキークルムロフ城からの眺望

ペイントの城壁は、少しショボくも感じましたが、お城の中の道はこんな感じで「流石はヨーロッパのお城!」と言った雰囲気がありました。

そして、この道を歩いていると、

チェスキークルムロフ城からの旧市街眺望

小さいベランダのようなスペースから、急に顔を覗かせる旧市街!

眼下に見えるチェスキークルムロフの街並みは、超絶に美しかったです。

チェスキークルムロフ城 橋

また、お城を更に散策していると・・・

チェスキークルムロフ パノラマ

街とお城が見渡せる、素敵な展望台がありました!

朝日に照らされるチェスキークルムロフ

こちらは、朝日にて照らされるチェスキークルムロフ。

同じ場所から動画も撮影してみました。

チェスキークルムロフの街並みは、本当に美しかったです!

チェスキークルムロフ 夜景

また、私はチェスキークルムロフで1泊したので、夜の街並みも眺めることができました

チェスキークルムロフに訪れる人は多くても、その大半は泊まらずなんですよね。

近隣にある他の世界遺産の街とは違い、ド派手なライトアップはありません

星空がとても綺麗に見えるくらいの優しい灯りしかないんです。

ただ、それが古き良き中世の街並みを感じさせてくれるんです!

そんな素敵な夜景を肉眼で見られるのは、この街に宿泊した人だけの特権!!

夜のチェスキークルムロフ城

街から夜のチェスキークルムロフ城を眺めると、こんな感じです。

宿泊客が少ないからなんでしょう。

街全体がとても静かでした。

チェスキークルムロフ城の城内見学

朝焼けのチェスキークルムロフ城

折角チェスキークルムロフへ観光にきたのなら、塔に登ったりお城の中も入りたい!

ということで、チャレンジしてみました。

チェスキークルムロフ城博物館入口

お城には、ミュージアムが入っていました。

チェスキークルムロフ城城内

間近で見ると、レンガが絵であることがよく分かります。

チェスキークルムロフ城 チケットカウンター

こちらがチェスキークルムロフ城の博物館と塔のチケットカウンターになります。

チェスキークルムロフ城博物館 料金

料金は、一人150チェココルナ

日本円で言うと、約700円ほどでした。

博物館の内容はと言いますと…

チェスキークルムロフ城 ジオラマ

お城の全景が把握できるジオラマに、

チェスキークルムロフ 絵画

チェスキークルムロフ城を描いた16世期から19世期の絵画、

城内のいろいろな部屋を見学させてもらえました。

ちなみに城内の博物館観光においては、オーディオガイドはないものの、このように主要な絵画や部屋などは日本語で説明がありました

チェスキークルムロフ城、騙し絵の塔からの眺望

チェスキークルムロフ城観光でメインといえば、やっぱり騙し絵の塔からの眺望!

と言うことで、早速紹介しますと、、、

ドドドン!さぁどうだ!!

と言わんばかりの美しい街並みが、眼下に広がります。

この騙し絵の塔からの景色が、チェスキークルムロフで見られる一番高い位置からの眺望になります。

と言うことで、町全体が良く見えて、本当に素敵な眺めでした。

博物館とセットで700円ちょっと程度なら、絶対に行くしかないですよね!

ちなみに動画はこちらになります。

よろしければ、併せてご覧くださいませ。

尚、チェスキークルムロフ全体の観光については、上記別記事で紹介しています。

そちらも是非確認してみてください!!

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ともべぇ
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元不登校。「旅で心を揺さぶる」をコンセプトに当サイトを運営しています。日常生活の中で「心が揺さぶられる」ことって少ないですよね。対して普段行かない場所であれば、景色や文化や習慣など目に映るもの全てが新鮮で、刺激を受けるものです。実は、そのような場所は「皆様が考えるよりも簡単に行けるんです^^♪」とお伝え出来ればと思い、情報発信をしています。