2019年5月、ミャンマーのインレー湖を観光してきました!!
みなさんは、ミャンマー観光と言うと何を思い浮かべますか?
ヤンゴンのシュエダゴンパゴダやバガンにカックー遺跡など、仏塔巡りが一番最初に浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
そうですよね、ミャンマーには見るべき美しい仏塔がいっぱいあります!ですが、ミャンマー観光を続けていると、たまには違うものが見たいな!と思うことも…。
そんな時、インレー湖が爽やかなそよ風のように感じられるかもしれません。
インレー湖の場所や行き方、インレー湖のボートの値段に観光の模様など、紹介していきたいと思います。
ミャンマー観光でまだ行き先を迷っている方は、ニャウンシュエのインレー湖も是非候補に入れて欲しいと思っています。
少しでも魅力が伝わるようレポートしますので、是非最後までご覧くださいませ。
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目次
インレー湖の場所は?インレー湖への行き方について
上記、インレー湖のGoogleマップになります。
見ていただいての通りですが、ミャンマーのシャン州にある湖になります。
インレー湖から一番近く、観光の拠点になる街はニャウンシュエ。
そのニャウンシュエへの行き方については、大きく2つ。
一つはバス、もう一つは飛行機となります。
インレー湖への行き方 :長距離バス
実はミャンマーには高速道路があったりと、バスの交通網がとっても整っている国になるんです。
深夜に移動できる=ホテル代が1日浮くことや、シンプルに値段が安いことから、ミャンマー国内での移動手段として非常に優れた選択肢になります。
もちろん、インレー湖のある街ニャウンシュエへも長距離バスで移動が可能!!
マンダレーからニャウンシュエへ夜行バス移動!料金や時間などの詳細
現に私は、上記で詳細を触れています通り、ミャンマー第二の都市マンダレーから夜行バスでニャウンシュエに入りました。
ヤンゴンからもバガンからも、バスでインレー湖のあるニャウンシュエには行けます。
ミャンマー長距離夜行バスJJEXPRESSのオンライン予約方法
日本からもミャンマーの長距離バスは予約可能です。
上記でバスの予約方法を案内してますので、興味がありましたらご覧ください(上記JJExpressは、私もオンライン予約する際に迷ったのですが、ニャウンシュエ行きの選択ができないんですよね…!ただ、タウンジー行きのチケットを買っておき、バスオフィスでチェックインする時にニャウンシュエまで行きたいと言えば、ちゃんと途中のニャウンシュエで降ろしてくれるので安心してください)。
インレー湖への行き方:飛行機
インレー湖の拠点ニャウンシュエへは、バスの他に飛行機を使っても行けます。
インレー湖の最寄りの空港は、上記写真のヘホ空港になります。
こちらは国際空港ではないので、ヤンゴンやマンダレー国際空港からミャンマーに入国し、そこからローカル線でヘホ空港に行くことになります。
もちろん、ヤンゴン国際空港やマンダレー国際空港の他にも、バガンのニャウンウー空港からもヘホ空港へは便が出てます。
ミャンマー国内の空港からであれば、だいたい片道5,000〜10,000円でヘホ空港まで行けます。
ヘホ空港レビュー!ミャンマーLCCエアカンボーザ(KBZ)乗ってみた
ヘホ空港でミャンマーのLCCエアカンボーザを使った際のレポートは上記になります。
ご興味あれば、併せてご覧ください。
Trip.comで航空券発券!eチケットや領収書にチェックインなど
また、ミャンマーローカルのエアカンボーザは、日本国内にいるうちに航空券予約をしました。
日本からエアカンボーザを予約する方法は上記になりますので、こちらもご興味ありましたらご確認くださいませ。
ヘホ空港からインレー湖のあるニャウンシュエへは、タクシーを使って1時間かからないほどで入れます。
タクシー料金は、1〜20,000チャットほどだったような(2万チャットもしなかったはずです!すみません、メモってなくて覚えてません><)
インレー湖の入域料について
こちらがインレー湖の入域料を支払うともらえるチケットになります。
チケットと言っても、どこかで提示を求められることはありませんでした。
インレー湖の入域料は、写真を見ていただいての通り、2019年5月時点では15,000チャットでした(日本円で1,100円ほどです)。
こちらがインレー湖の入域料を支払うゲートになります。
とは言っても、私はここでは支払っていません。
前述の通り、マンダレーからインレー湖の拠点ニャウンシュエへは夜行バスで行ったので、バスから降りて払うのではなく、スタッフがバスまで乗り込んできて支払いました。
ガッツリ寝ていたので、最初に声をかけられた時はなんのことか分かりませんでしたが、スタッフの人が先ほどのチケットを見せてくれて何とか把握。
無事に支払い、ニャウンシュエに入れました。
ちなみに、場所はこの辺りになります。
バスや飛行機→タクシーで来た場合、自ずとこの辺りで止まってくれると思うので、ここで入域料を払いましょう。
インレー湖のボート乗り場や値段について
さて、ニャウンシュエまで到着したら、ホテルに入って一息ついたあと、早速インレー湖に行きましょう!
インレー湖は、ボートでまわるのが基本になると思います。
で、ボートに乗りたい場合なのですが、インレー湖に直接行かなくてもニャウンシュエの街の中にボート乗り場があるので、そこから乗ってしまいましょう。
上記地図にあります私も泊まったホテル、サウザンドアイランドホテルインレーの斜め向かい(川沿い)にボート乗り場があります。
先ほどの写真がボート乗り場だったのですが、だいたいその辺りをうろつけば、「インレー湖?」「ボート?」みたいな感じで声をかけられるので、値段を聞いて納得すればボート乗り場に入りましょう。
ボート乗り場の中がこちら。
ちなみに私は声をかけてくれたおじさんに、インディン遺跡に行きたい&首長族に会いたい&インレー湖の夕日が見たいと言うと、25,000チャット(日本円で1800円くらい)と見積もりが返ってきました。
20,000チャットに値切ろうとしたところ失敗…。
私がおじさんに声をかけられたのが14時過ぎ、で夕日の時間まで付き合わせるなら1800円でも安いくらいだしなぁ、と言うことで、おじさん提示の値段25,000チャットでボートに乗ることにしました(支払いは後払いでした!)。
さぁ、どのボートに乗るんだぁ!ってか、川がめちゃくちゃ茶色い!!
いざ!ニャウンシュエのボート乗り場から、インレー湖へ!!
おじさん、転覆とか嫌だよー><!なんて思いながら14:30頃、出発しました。
インレー湖のボート観光
ニャウンシュエのボート乗り場からインレー湖までは、だいたい6キロほどと結構距離あり。
と言うことで、15分ほど川沿いの街並みや湿地帯みたいな景色が続いた後、上の写真のように拓けたインレー湖に到達!!
と、インレー湖の実際の様子を触れる前に、少し位置関係などを紹介したいと思います。
尚、上のマップは、私が宿泊したサウザンドアイランドホテル・インレーのフロントにありましたマップになります。
され、多くの方がインレー湖と言っている湖は、マップの上の方だけになります。
川を下った先の2つの湖は、奥インレー湖と呼ばれるエリアになり、ニャウンシュエからのボート観光ではここまで行くことは、まず無いと思います。
というのも、めちゃくちゃ遠いんです。
あとで紹介するインディン遺跡という場所までの往復プラスαでも、4時間かかっています。
ニャウンシュエではなく、インレー湖上にあるホテルに宿泊しない限り、奥インレーまではボートでは行けないのでは?と思います。
ということで、ニャウンシュエ拠点でインレー湖観光をする場合は、上記地図の上の湖のみが対象になると思ってください。
インレー湖の漁師
さて、実際のインレー湖観光の話に戻ります。
暫くボートが進むと、漁をしているような船を発見!!
こちらが動画になりますが、よく見ていただくと分かる通り、これ片足で船を操作しているんです。
すごい!!
更に暫く進むと、また漁師さん。
とっさにカメラを向けると、カゴを構えてくれました。
実は彼はインレー湖の観光客向けのパフォーマンス漁師さん。
さっきの漁師さんの時とは違い、ボートのおじさんも船のモーターを弱め、ゆっくり進んでくれました。
インレー湖観光協会的なものがあって、きっとみんなで取り決めてやっているんでしょう。
インレー湖周辺の牛
こちら、インレー湖の奥にあるインディン遺跡へ向かう途中の様子になります。
放牧中の牛たちが、水を飲んでいるではないですか!!
日本にいると、こんな景色は見れないですよね。
動画でも撮影できましたので、上げておきます。
ボートに乗りながらこんな景色を見ていると、冒険をしている気分になります。
更にボートが進むと、牛が川を渡っているではないですか!!
おおお!こんなシーンも見られるなんて!!
とテンションが上がったのですが、よく見ると牛は紐に繋がれており、更には牛を見張るための小屋も近くにあるではないですか(写真の上の方に小屋が写っています)。
先ほどの漁師パフォーマンスと同じように、牛を紐でくくって川を渡っているように演出しているだけだと思います…。
動物愛護団体の皆さんに見られたら大問題になるような…(紐とか私の見間違いであることを願います)。
インレー湖の首長族
インレー湖の奥、インディン遺跡へ向かう川の途中に首長族の方々がいらっしゃるお土産屋さんがあります。
看板が首長族さんを完全プッシュしてますね。
で、お店の中に入るとお三方いらっしゃいました。
皆さん慣れたもので、カメラを向けるとポーズをとってくださいました(ありがとうございます!!)。
驚いたのが首長族の首輪。
持たせてもらったのですが、これが重たい重たい!!
体感3〜4キロは余裕でありました。
実は彼女たちはインレー湖出身ではなく、離れたところからインレー湖にやってきている出張首長族さんだということは知っていたのですが、それでも実際の首輪を持たせてもらったりとか良い体験ができてよかったなと。
販売されているお土産は、至って普通の内容でした。
首長族さん由来の何かがあるわけでもありません。
正直、私は何も買わずにボートのおじさんの所に戻り、滞在時間5分もいないでお店を出てしまいました。
売り子さんがお店の中で追いかけてきたりと、お土産を買ってね!といった雰囲気がガンガン出ているのですが鋼の心で取り合わなければ買わずにパスできます。
決して買わないことを推奨しているわけではありません!いいな、と思ったお土産があれば買ってみましょう。
インレー湖観光のメイン!インレー湖の夕日
こちら、インレー湖の夕日です。
バガン、マンダレーヒル、サガインヒルなどなど、ミャンマーではいろいろなところで夕日を見ましたが、それらと比べても決して負けはしない素敵な夕日でした。
こちら、動画になります。
ボートの音に気持ちいい風。
あぁ、ここまで来て良かったなと素直に思わせてくれる夕日でした。
インレー湖の奥、インディン遺跡観光
インレー湖の夕日から遡ること2時間前。
ボートのおじさんに上の写真のような素敵な場所、インディン遺跡に連れて行ってもらいました。
同じニャウンシュエから行けるカックー遺跡のような見た目ですが、インディン遺跡の方が修繕が進んでおらず良い意味で廃墟チック。
そんなインディン遺跡へはインレー湖から川を遡ることで行けます。
先ほど紹介した牛たちも、この川で遭遇しました。
川を遡っている様子はこちらになります。
結構なスピードが出ているのが分かると思います。
14:30ごろにボートでニャウンシュエを出発し、インレー湖を経由して15:40、やっとインディン遺跡に一番近い船着場に到着しました(こんなに遠いなんて思いもしてませんでした><)。
インディン遺跡に向かおうとすると、写真撮影する場合は500チャット払えと案内板がありました。
日本円で40円しないくらい。
素直に支払うと、写真のような許可書?をもらいました。
一緒に行った連れは写真を撮る気がなかったのか、支払わず。
誰でも必ず払わなければならないものでもないので、ご安心ください。
撮影フィーを払ったゲート付近で、「インディン遺跡遠いぜ」「俺のバイク乗って行きなよ」とバイクタクシーの人たちが声をかけてきました。
事前にボートのおじさんから「乗りたきゃ乗ればいいし、乗りたくなければ乗らなくていいよ」と言われていたので、少なくとも歩ける距離ではあるのだなぁ、と思いバイクタクシーは遠慮しておきました。
で、写真のようなアーケードを15分ほど歩くと…
インディン遺跡に到着!!
ずんずん進んで行くと、
仏像様がいらっしゃいました!
さらに建物から外に出てその周辺を歩いてみると…
このような多くの仏塔が立ち並んでいて、まさに圧巻!!
尚、インディン遺跡はインレー湖の入域料に入場料が含まれているため、入るのにチケットなどの購入は不要です。
入域料の購入証明書を確認されることもなく入れました。
こちら、インディン遺跡を歩いた動画となります。
タイムラプスで早送りになっていますので、サクッと見ていただけると思います。
写真以上に雰囲気が伝わると思いますので、是非ご覧ください!
インレー湖観光の感想
ということで、今回は2019年5月に訪れましたミャンマーのインレー湖観光の様子をお届けました。
冒頭でも触れましたが、ミャンマーを周遊し仏塔観光に胃もたれ気味な人(はい、私もそうでした)には、とても新鮮で楽しく思えることでしょう。
もちろん、仏塔観光に胃もたれを起こしていない人も楽しめる内容です。
夕日まで見てニャウンシュエのボート乗り場に戻ってきたのは18:30。
インレー湖観光のボート代は、先ほども触れた通り25,000チャット(1,800円くらい)でしたので、それで4時間楽しめたと思えばコスパ抜群じゃないでしょうか!
ミャンマー観光に訪れたら、ちょっと遠くはありますが是非インレー湖にも観光に訪れてみてください!!
絶対に後悔はしないと思いますよ^^