私はアイコスとプルームテックを使う電子タバコユーザーです。
そんな私が海外に行く際に一番気になるのが、その国で電子タバコが吸えるかどうかだったりします。
そして、その「国名 電子タバコ」でしたり、「国名 アイコス」「国名 プルームテック」で検索をしてみても、ズバリ吸えたよ!吸えなかったよ!と言った情報って出てこないことが多いんですよね。
ということで今回は…
- 一部取材で判明した電子タバコ全般の禁止国
- 私自身が実際に訪れた国々の電子タバコ事情
を、紹介したいと思います。
海外には行きたいけど電子タバコが持ち込めるか不安で行けずにいる方々がいらっしゃれば、少しでも背中を押したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
電子タバコって飛行機に持ち込めるの?
結論から言いますと飛行機内に電子タバコは持ち込み可能です。
ただし、空港のチェックイン時に預ける荷物には入れず、必ず手荷物として飛行機に持ち込んでください。なぜなら、電子タバコはモバイルバッテリーなどと同じ扱いとなるからです。
ちなみに、国によってはアイコスやプルームテックを知らない係の人がいる空港もあります。
2018年、ウズベキスタンの地方都市ウルゲンチからタシケントに向かう際の国内線。手荷物検査の際にアイコスを出したら呼び止められ「これカメラ?」と質問されました。
普通に「電子タバコだよ(It’s a electric cigarette.)」と答えたら無事通過できました。
電子タバコも日々進化していきます。ということで、空港の人もそれを見て何か分からないこともあると思います。簡単にでも、電子タバコである旨を説明できるようにしておきましょう。
電子タバコ持ち込み禁止国一覧
2023年現在、電子タバコを禁止している国と地域は以下の通りとなります。
- タイ
- シンガポール
- 台湾
- 香港
- ラオス
- フィリピン
- パラオ
- ブラジル
※正確に言うと、フィリピンはアイコスのような加熱式タバコは可。VAPEのような電子タバコは不可となります。
尚、こちらの情報は外務省のページや成田国際空港のプルームテックブースで確認した情報となります。
数年前から電子タバコの持ち込みルールについて調べていますが、かなりの頻度で変わっていく印象です。念のため、ご自身でも一度調べてみることをおすすめします。
尚、アメリカでも電子タバコを規制すると言った流れが一部あるようですが、2019年冬現在、具体的な規制にはまだ至っていません。
ちなみに、アメリカの電子タバコ禁止の流れは、大麻などを注入できるVAPE形式の電子タバコが10代に蔓延したことが理由なようです。
アイコスやプルームテックは、当然何かしらを注入すると言ったことのできない電子タバコデバイスとなるため、普通に考えれば今後も規制の対象にはならないと思います。
とは言っても、状況は色々と変わってくるかもしれませんので、最新の状況はご自身でも調べるようにしてくださいね。
※2020年3月現在、規制強化が発表されています。→5月12日以降、無認可の事業者が電子タバコ(VAPE)を製造・流通・販売をするのを禁止するそうです。ただ、全面禁止を謳っていたトランプ大統領の話からすると、ずいぶん緩くなったものだなと言った印象。変な電子タバコでなければ大丈夫なはずです。
アイコスやプルームテック持ち込みOK?実際に訪れた国の電子タバコ事情
さて、ここからは私自身が実際に訪れた国々の電子タバコ事情をお伝えしたいと思います。
アイコス等の電子タバコ禁止国は、先ほど挙げた通り「タイ」「シンガポール」「台湾」「香港」となりますので、それ以外の国は持ち込みも喫煙も問題ありません。
ですが、それぞれの国で電子タバコへの反応や、そもそもの喫煙自体の事情も変わってきますので、それら情報をお届けできればと思います。
- カンボジア
- イタリア
- ウズベキスタン
- トルコ
- ラオス
- ミャンマー
- オーストリア
- ハンガリー
- チェコ
- スロバキア
上記国々が対象となります。
皆様が観光などで訪れる国がありましたら、ぜひ参考にしてみてください。
カンボジアでの電子タバコや喫煙事情
写真は、カンボジアでのベストショット!コーケー遺跡群のプラサットプラムになります。
さて、私自身カンボジアはアンコールワットのあるシェムリアップ、ちょっと離れたベンメリア、コーケー遺跡群、タイとの国境線近くにあるプレアヴィヒア寺院、そしてシェムリアップに戻ってバンテアイスレイ、トンレサップ湖と周ってきました。
私が周った印象としては、カンボジアのタバコ人口はそんなに多くないなぁと言った感じでした。
カンボジアのホテルは、全て室内禁煙。
ただし、私が泊まったホテルはベランダに灰皿があったので困ることはなかったです。
ホテルだけではなく、レストランも屋内は全て禁煙でした。
ただ、吸いたいときは大概屋外に灰皿があるので困ることはなかったです。
全行程、カンボジア人のガイドさんに案内してもらったのですが、屋外であればタバコは吸って大丈夫な感じでした(私はアイコスでしたが)。
遺跡内は禁煙ですが、その周辺で「タバコ吸っても大丈夫ですか?」と聞いたらガイドさんに大丈夫だよと言われました(吸うときは周りの人の迷惑にならないところで吸いましょう)。
ただ、私がカンボジアに行ったのは2016年10月なので最新の情報ではありません。
あまり情報はないでしょうが、ご自身でも更に調べてみることをお勧めします。
イタリアでのアイコスの扱いや喫煙事情
写真はベネチアのカナルグランデになります!いま見返してもメッチャきれい!!
さて、結論から書いてしまうと、イタリアではアイコスも販売されているだけあって、電子タバコの持ち込みや吸うことは何ら問題ありません。
ローマのレストランのテラス席でアイコスを吸っていたら、従業員のおじちゃんに「僕も同じの吸ってるよ」って声かけられたくらいです。
イタリアでは、北からミラノ・ベローナ・ベネチア・フィレンツェ・ローマ・ナポリ・ポンペイ・カプリ島・ソレント・アマルフィと周遊しましたが、屋外であればどこでもタバコを吸って大丈夫でした。
喫煙率も高い印象で、イタリア人は結構歩き煙草してました。
ただ、イタリアのレストランはテラス席は喫煙OK、屋内は完全NG。
ホテルは、ナポリで泊まったホリデイインナポリ以外は屋内禁煙でした。
※これはホテルというより部屋によっても違いそうでしたが。
イタリアではアイコスとプルームテック両方持ち込みましたが、行きで使ったエティハド航空、帰りで使ったアリタリア航空とともにチェックインもトランジットも手荷物検査で何も突っ込まれませんでした。
トランジットのアブダビ国際空港の喫煙所で周りの中東系の人たちに「なにそれ?」と興味持たれたくらい。
イタリアの街中でアイコスやプルームテックを吸っていてもそんな風に声をかけられなかったので、電子タバコはイタリアで普通の喫煙グッズとして認知されているのでしょう。
イタリアに行く際は、安心して電子タバコを持って行って大丈夫です。
ウズベキスタンの電子タバコや喫煙事情
写真はヒヴァの世界遺産イチャン・カラのジュマモスクからの眺望になります。
さて、私自身初めての旧共産圏の国ウズベキスタン。
言語もホテルや学生以外は英語が一切通じないロシア語圏。
※余談ですが、学生さんは英語の選択授業があるらしく10歳くらいの子どもたちからも英語で話しかけられました!高校生にもなれば、私なんか恥ずかしくなるくらい流暢な英語を使う学生も何人もいました。
ウズベキスタン自体、海外観光客が年間に200万人しか訪れない国とあって、日本で調べようが電子タバコが普通に吸えるかどうかの情報って一切ないんですよね。
私はシルクロード沿線の国に興味があり、ウズベキスタンにはいつか絶対行きたいと思っていたんです。
アイコスが没収されても致し方なし!と覚悟を決め行ってきたのですが。。
ウズベキスタンではサマルカンド・ブハラ・ヒヴァ・タシケントと周遊しましたが、実際のところどの都市もアイコス大丈夫でした!
ウズベキスタン自体、喫煙率はそこまで高くないなぁと言った印象でしたし、アイコスを吸っていても英語話せる人は何それ?と興味を持って声をかけてくるくらい。
仲良くなったサマルカンドのホテルのフロントマンの人とは、アイコスと現地のタバコを交換して吸いあってました(彼曰く、やっぱりアイコスは軽いらしい・笑)。
ウズベキスタンも基本屋内は禁煙。
でも屋外は喫煙可。
メドレセ(イスラム教の神学校)など一部の遺跡内に灰皿があるくらいタバコには緩い感じでした。
前述でも触れた通り、空港でもエレクトリックシガレットだよと伝えればすんなり手荷物検査もパスできるくらいですので、電子タバコは大丈夫な国だと判断していいでしょう。
ただし、ウズベキスタンではイタリアと違い電子タバコは販売されていません。
もしかしたら急にNGになる可能性もゼロではありません!!
私がウズベキスタンに行ったのは2018年4月ですが、念のためご自身でも最新情報は調べてみてくださいね。
トルコは電子タバコOK?他喫煙事情
すみません、先に謝っておきます。
私がトルコに行った時、まだアイコスはおろか電子タバコも販売されてませんでした。
この記事を書く際、それでもネットで調べて「アイコスやプルームテック、全然大丈夫みたいですよ!」と言いたかったのですが、そのような情報もなく。。。
ただ、トルコではイスタンブール・トロイ・エフェソス・パムッカレ・コンヤ・カッパドキアと世界遺産を中心に周遊しましたが、まぁ喫煙者の多いこと多いこと。
トルコのホテルやレストランでは屋内禁煙でしたが、屋外ではトルコ人がすぱすぱタバコを吸ってました。
※タバコの吸い殻を地中海にみんなポイ捨てするくらいです(バカヤロウ!)。
位置的には中東とヨーロッパの中間地点ですが、経済的にはヨーロッパ圏にあることから、きっとアイコス等の電子タバコも問題ないものと思います。
もう一度トルコに行く機会があれば、私は堂々と電子タバコを持ち込むと思います。
中途半端な情報ですみません、本当にすみません。。。
ラオスでアイコスやプルームテックの持ち込みはOK?
2021年11月より、ラオスは電子タバコ禁止となったようです。下記より詳細ご確認ください。
写真はラオスのバンビエンにあるSMILE BEACH BARというとっても素敵なバーの景色になります。
2018年10月、ラオスに行ってきたのですが、出発する前、皆さんと同じように私もラオスで電子タバコが吸えるのか不安になり「ラオス アイコス」や「ラオス プルームテック」「ラオス 電子タバコ」とググりまくりました。
で、でで、、アイコスやプルームテック全然問題なくラオスで吸えたよー!って言う情報がヒットしなかったんです><(汗。
ということで、自分が人身御供となり、アイコスもプルームテックもラオスに持ち込みました。
結果、空港での手荷物検査や、実際にラオスの街中で吸っていても全然問題ありませんでした!
ルアンパバーン国際空港で出国の際に間違ってプルームテックをバックの中に入れたまま手荷物検査を通してしまい、全てバックを開けさせられ「これなに?」となったのですが、ウズベキスタンと同じように「It’s an electric cigarette ^^」と答えたら何事もなく通過できました。
このことからも、ラオスでは電子タバコはなんら問題ないと言う認識で良いと思います。
ミャンマーで電子タバコやプルームテックは吸って大丈夫?
写真は、ミャンマーのカックー遺跡になります(すごいの一言!)。
で、実際にミャンマーでは…
経済の中心ヤンゴン。
世界三大仏教寺院の聖地バガン。
ミャンマー第二の都市でありながらミングォンやサガインにアマラプラと言った周辺観光地も充実のマンダレー 。
インレー湖とカックー遺跡を有する観光都市ニャウンシュエ。
これら4つの街を2019年のGWを使い時計回りに周遊してきました。
ヤンゴン空港から入国し、周遊後ヤンゴン空港から帰国したのですが、手荷物検査でもプルーム・テックや持参した新電子タバコ・Mybluも引っかかることなく機内持ち込みできました。
またミャンマーは訪れた全ての都市でそこまで喫煙者はいない印象でした。
それもあり、現地ミャンマー人で電子タバコを吸っている人は皆無。
ただ、ミャンマーは路上喫煙もバンバン大丈夫な国なので(←マナーは守りましょう)、路上で電子タバコを吸っていても何ら問題ありませんでした!
気になる所としては、電子タバコ自体が現地では珍しいのか、ミャンマー人の皆さんからはちょっと不思議そうな顔で見られました。
が、まぁそんなものです。
ミャンマーでは電子タバコは大丈夫!胸を張ってプルーム・テック、アイコス、Mybluを楽しみましょう!!
オーストリアは電子タバコOK?
写真は世界一美しいと言われる図書館、オーストリア国立図書館になります(中の様子は、別の機会に詳細触れますね)。
で、オーストリアですが、喫煙者は多い印象で街中でもVIPEを吸っている人を何人も見ました。
アイコスやプルームテックを吸っている人は見かけませんでしたが、VIPEが大丈夫なので、全く問題ありません。
ちなみに、こちらはウィーンに設置されている屋外のゴミ箱になります。
ゴミ箱の右上に紙タバコをあしらったパイプがあるのが分かると思います。
これ、吸い殻入れなんです。
ウィーンでは、交差点毎にこのゴミ箱兼吸い殻入れがあります。
数十メートル毎にあるんです。
結果、オーストリアの人たちはみんな屋外で歩きタバコし放題><
歩きタバコは推奨しませんが、屋外で電子タバコを吸う分にはオーストリアは全く問題ない国になります。
ハンガリーの電子タバコや喫煙事情
ズバリ、ハンガリーではアイコスやプルームテックなどの電子タバコは吸えます!
2019年10月に中欧4カ国を巡ったのですが、その中でもハンガリーが一番喫煙率が高かったと思うくらい、みなさん街中でスパスパしてます。
いかついお兄さんも、スラッと綺麗なお姉さんも、おじさまおばさまも年齢性別に関係なく、街中でタバコを吸っていました。
もちろん、ハンガリーの街中でタバコを吸っている人の中には、電子タバコを吸っている人もいました。
ただ、割合的にはそこまで多くなく、普通の紙巻きたばこの人の方が断然多かったかなと思いました。
チェコのアイコスやプルームテック等、電子タバコ事情
上記の写真は、チェコの首都プラハで見つけたアイコスの看板広告になります。
流石はチェコ!なんて書いてあるか全然わかりませんが、オシャレさはちゃんと伝わってきます!!
チェコは、アイコスの広告が街中にあるくらいなので、電子タバコの持ち込みや喫煙は全く問題ありません。
電子タバコユーザーは、安心してチェコ観光を楽しんでください。
スロバキアはアイコス等の電子タバコはOK?
写真はスロバキアの首都、ブラチスラバのドナウ川にかかるUFO。
これ、乗れるんです。
実際に乗ってみた際の様子は別の機会に触れるとして、スロバキアで電子タバコが吸えるかどうかと言いますと、ズバリ「吸えます」となります。
オーストリアやハンガリーと比べると喫煙所(ゴミ箱とセットになっている吸い殻入れ)は圧倒的に少ない印象。
ですが、現地の喫煙者の人は構わず歩きタバコと言った感じでした。
当たり前ですが、ポイ捨てしない・歩きタバコしない・人が密集しているところで吸わない、などの配慮があればスロバキアで電子タバコを吸っていてもなんら問題ありませんでした。
せっかくの海外、ちゃんと電子タバコ事情は調べよう!
海外旅行ってとってもワクワクしますよね。
私なんか、どこに行こうか思いを巡らせるだけでもワクワクするくらいです。
そんな楽しいはずの海外で、着いて早速アイコスやプルームテックなどの電子タバコを吸ったら没収!なんてテンション下がりますよね。
没収ならまだマシかもしれません。
街中でアイコス吸っていたら多額の罰金!なんて泣くに泣けません。
本当に行きたい国であれば、その国での滞在中は電子タバコを諦めるなんて覚悟を決めることもできると思うんです。
先ほど、成田空港のプルームテックスタッフさんから電子タバコ禁止国のことを教えていただきましたが、今まで持ち込み可能だった国が突然禁止になることもあり得ます。
海外に行く際は、できるだけその国の電子タバコ事情を事前に調べておきましょう!