中世の様子を今に残す世界遺産・チェコの首都プラハですが、それだけのことはあり、ここには中央ヨーロッパで最古のシナゴーグが残されています。
ちなみにシナゴーグとはユダヤ教の集会所、教会にあたる場所となります。
今回は、プラハに残されているそれらシナゴーグを紹介いたします。
プラハ観光の参考にしていただけたら嬉しいです。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
旧新シナゴーグ
こちらが中央ヨーロッパでも最古のシナゴーグ、旧新シナゴーグとなります。
旧新シナゴーグの場所は、上記の通りとなります。
プラハ観光の中心、プラハ旧市街広場からも500メートルほどと非常に近い位置にあります。
訪れるなら、プラハの地下鉄駅Staroměstskáから200〜300メートルの場所なので、そちらを使うのが便利でしょう。
旧新シナゴーグの入場チケットは、シナゴーグの向かいにあるこちらの建物で購入できます。
旧新シナゴーグ自体も決して目立つ建物ではないですが、こちらのチケットセンターはそれ以上に目立たないため、写真の看板を頼りに入ってください。
こちらがチケット売り場のお店の中になります。
チケットはもちろん…
お土産も売っています。
中央の棚を見てみると「ゴーレム」と書かれていますよね。
実はここプラハの旧新シナゴーグとその周辺は、ゴーレム伝説が残る土地なのです。
ユダヤ教の指導者「ラビ」として活動された人物イェフダ・レーヴ・ベン・ベザレル。
彼は、16世紀当時、迫害されていたユダヤ人を守るために土くれからゴーレムを作ったのだとか。
その伝説が残っているため、ゴーレムの人形などがお土産として売っているのです。
さて、話を旧新シナゴーグに戻しましょう。
こちらが、シナゴーグのチケットとなります。
見ていただいての通りなのですが、入場料金は2名で400チェココルナですので、1名200チェココルナ(約900円)でした。
不安になる程に小さく質素な入口ですが、こちらが旧新シナゴーグの入口となります。
それでは、思い切って入ってみましょう!
入ってみると、やはり中も質素な作りでした。
ただ、それもそのはず!この旧新シナゴーグは13世紀に作られ、今も現役のシナゴーグとして使われている中央ヨーロッパ最古の場所なんです。
質素ながらも、格式を感じさせるシャンデリアや装飾でした。
プラハは「建築物の博物館」と呼ばれるほど、立派な教会や建築物が立ち並んでいます。
その中で旧新シナゴーグは少し物足りなく感じてしまうかもしれませんが、反面13世紀からのものが残るこの場所があるからこその「建築物の博物館」でもあるわけです。
プラハにおいて必須の観光先かと言うと、そうではないかもしれません。
ですが、古くから続くユダヤ教の神聖な場所を見学させていただく機会も、人生においてそうは多くないはずです。
シナゴーグは男性の場合、こちらのような帽子を被らないと入れません。
帽子は旧新シナゴーグでプレゼントしてもらえます。
帽子を被って中央ヨーロッパ最古のシナゴーグを見学する。
それはここでしか体験できないものになります。
見学自体は30分もあれば観て周れますので、プラハ観光のお時間に余裕があるようでしたら、ぜひ訪れてみましょう!!
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