- 五行山の魅力
- 五行山の行き方
- 観光前に知っておきたい五行山の歴史
2023年6月、ベトナムのダナン周辺で5日間過ごしました。特に五行山は充実した時間を過ごせたので、詳しく紹介したいと思います。
ダナンやベトナムを観光される予定のある人は、是非最後までご覧ください。
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目次
五行山の感想・おすすめの人
項目 | 点数 |
---|---|
ワクワクした | 4 |
圧倒された | 3 |
冒険心がくすぐられた | 4 |
美しさに魅了された | 4 |
考えさせられた | 3 |
全て個人の主観で採点した点数となります。尚、各項目については以下の通りです。
▼ワクワクした
観光して興奮したかどうかの指標です。シンプルに「楽しかった」がこの項目に入ります。
5段階評価で採点し「3=ワクワクした」「4=とてもワクワクした」「5=もっとワクワクした」となります。尚、6はそれを凌駕したワクワク感となり、本サイトではカッパドキアの気球体験のみがそれに該当します。
▼圧倒された
心臓を鷲掴みされたような、圧倒された度合いの項目です。大きくプレッシャーを受けた場所でもありますので、人によっては苦手と感じるかもしれません。
5段階評価で採点し「3=圧倒された」「4=とても圧倒された」「5=もっと圧倒された」となります。尚、6はそれを凌駕した圧倒度合いとなり、本サイトでは聖ヴィート大聖堂とアヤソフィアがそれに該当します。
▼冒険心がくすぐられた
ただの観光ではなく、冒険をしている気分になったかどうかの項目です。非日常的でRPGの世界に迷い込んだ感覚にさせてくれた場所は、この指標の点数が高いです。
5段階評価で採点し「3=冒険心がくすぐられた」「4=とても冒険心がくすぐられた」「5=もっと冒険心がくすぐられた」となります。尚、6はそれを凌駕した度合いとなり、本サイトではバガンのみがそれに該当します。
▼美しさに魅了された
美しさに魅了されたかどうかの指標です。自然も建築物も美しいと感じた場所は高得点としています。
5段階評価で採点し「3=美しいと感じた」「4=とても美しいと感じた」「5=もっと美しいと感じた」となります。尚、6はそれを凌駕した度合いとなり、本サイトでは安居渓谷とレギスタン広場のみがそれに該当します。
▼考えさせられた
考えさせられた度合いを指します。訪れた場所の歴史や文化・生活様式に触れ、色々と思いを巡らせた場所となります。
5段階評価で採点し、特に考えさせられた点がなければ2以下とし、5点に近づくごとに思いを巡らせた度合いが高くなります。尚、6は各観光地の考えさせられた度合いを凌駕した点数となり、本サイトではルアンパバーンのみがそれに該当します。
総合評価は5段階評価中★3.6と満足度は高いです。
特に山頂の一番奥にあるフィエンコ洞窟は素晴らしく「この光景を見るためにダナンに来たんだ」と思ってしまうくらいグッとくるものがありました。
五行山の行き方
五行山はダナンの中心地から南に10kmほどの場所にあります。
行き方としては2023年6月時点ではタクシー(Grab)一択でした。
Grabを使った五行山の行き方
- 時間:ミーケービーチ〜五行山までで30分かかりませんでした。
- 料金:時間帯などにもよりますが、私の場合は片道11万ドン(約660円)でした。
- その他:帰りもGrabですぐにタクシーを呼べました。往復で待機してもらう必要は無いでしょう。
五行山の入場料
五行山には入場料が発生するエリアが2箇所あります。
一つは五行山に登るためのチケット売り場。そしてもう一つは、麓にある洞窟のチケット売り場となります。各チケット売り場は、それぞれのチケットしか購入できませんので注意しましょう。
入場料は五行山で4万ドン(約240円)、麓の洞窟で2万ドン(約120円)でした。
五行山のエレベーター料金
五行山のエレベーター料金は片道1.5万ドン(約90円)でした。
先ほどの入場料とは別で発生します。
五行山は徒歩で登ることもできますが、登った後も結構歩くことになるので、素直にエレベーターを使った方が良いでしょう。
五行山の歴史や成り立ち
その場所の成り立ちを知ることで、観光がもっと楽しめるようになると思っています。
ということで、ここでは五行山の歴史について簡単に紹介したいと思います。
五行山と西遊記
五行山は、中国の古典小説「西遊記」に登場する重要な場所です。
物語の中では、五行山は孫悟空が罰せられる場所として登場します。孫悟空は元々は天宮の仙猿であり、非常に強力な力を持っていましたが、天宮で問題を起こし、五行山に封印されました。
彼はそこで500年間も過ごしましたが、後に唐三藏という僧侶の旅に同行することになり、西天取経の冒険が始まりました。
孫悟空の封印から解放、そして仲間と共に西天取経の冒険に挑む重要な出発点でもあったわけですね。
五行山の歴史
- 文化的な意義:五行山は、ベトナムの伝統的な宗教と文化において非常に重要です。これらの山々は仏教、道教、ヒンドゥー教、キリスト教など、さまざまな宗教の聖地とされており、多くの寺院、神社、仏教寺院が存在します。
- キリスト教の歴史:五行山には、フランシスコ修道会の修道院があり、ベトナムのキリスト教の歴史と関連があります。修道院は岩山の中に建てられ、壮大な景観と組み合わさっています。
- 戦争時の避難所:ベトナム戦争中、五行山は地元住民にとって避難所として使用されました。山の中にはトンネルや洞窟があり、人々はここで避難し、生活を維持しました。
- 観光地:現在、五行山は観光スポットとして非常に人気があり、多くの観光客が訪れます。山の中には数多くの洞窟、仏教寺院、美しい景観が広がっており、登山や探索が楽しめます。また、石工芸品もこの地域で有名です。
ベトナムの五行山は、その歴史と文化的な多様性から訪れる価値がある場所であり、自然と宗教が結びついた美しい場所として知られています。
五行山の注意点
五行山は基本的に観光がしやすいように、道も舗装されている場所が多いです。
ですが、一部では未舗装のエリアもあり、足腰に不安のない人でも躊躇ってしまうような道もあります。実際に私も上記写真のエリアは、更に先に進むことを諦めました。
また、時期によっては40度近い猛暑の中を歩くことになるでしょう。
熱中症になるには十分な環境ですので、水や帽子を持参することをおすすめします。
五行山の観光時間
五行山の観光時間はどんなに駆け足でも1時間、ゆっくり見て2時間程度となります。
尚、有料の麓の洞窟エリアは、特別見るものもありません。時間がない人は、そちらは飛ばしても良いでしょう。
五行山の総括
五行山はダナンを代表する観光スポットとなります。
正直個人的にはそこまで期待もしていなかったのですが、フィエンコ洞窟の美しさはとても素晴らしかったです。
フィエンコ洞窟のためにだけでも訪れる価値はあると思います。
ダナン市内からもGrabで片道30分ほどですので、皆様も是非訪れてみてください。
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